~ハグみじゅうたん INFORMATION~

ハグみじゅうたんの「遊び毛」についてのお話

● 天然繊維と化学繊維の違い

化学繊維、合成繊維は・・・

石油などを原料に科学的に作る化学繊維や合成繊維は、薬品などで合成したり熱で溶かしたりして繊維にします。そのため、継ぎ目がなく加工しやすいのが特徴です。

天然繊維は・・・

天然の羊毛、リネン、コットンなどは長さが違う繊維を撚って一本の糸にしていきます。そのためにその糸を最初、触ったり、踏んだりすることにより糸が締まり、その過程で余分な繊維や短い繊維が遊び毛として表面に出てきます。

「天然素材である羊毛の遊び毛は天然繊維の証です。」

これまで化学繊維の絨毯を使用されていた方は、天然繊維の遊び毛に最初は驚かれるかもしれません。 でも、遊び毛は天然の物である証でもあります。 また余分な遊び毛(短い毛)が出ることで、長くて丈夫な毛が残り、徐々に遊び毛もおさまっていきます。

天然素材は加工しにくい、シワになり易いなどの使い難いところもありますが、
「肌触りが良い」 「使うほどに味わいが出て風合いが増す」 「癒してくれる」
など人工的に作られた繊維では味わえない点もあります。 是非、天然素材の風合いを思う存分お楽しみ下さい。

じゅうたんの「遊び毛」について

● 『遊び毛』とは・・・

軽く掃除機がけをするだけでもこぶし1つ分くらいの遊び毛がとれます

羊毛など天然繊維で作られている絨毯は、使い始めてしばらくは、『遊び毛』(余分な細かい繊維)が出ます。主に石油などを主成分とし化学的なプロセスにより作られるナイロン、アクリル、ポリプロピレンなどは天然の繊維と異なり、糸の継ぎ目がなく製造されます。そのため、遊び毛は少ないですがその分使用時の摩擦で目に見えないくらい細かく千切れていくと言われています。

ウールは、長い毛と短い毛をねじり合わせて一本の糸にします。踏んだり、擦れることによって、短い毛が徐々に表面に出てきます。 また、毛足をカットする際に残ってしまった余分な繊維も、絨毯を使うことによって徐々に表面に出てきます。 今まで化学繊維等の絨毯、カーペットをご使用されていた方は、特に遊び毛が多く感じる場合がございます。 ご使用の状況により3カ月から半年は特に目立ちますが、日常的に掃除機を掛けながら使用していると少しずつ落ち着いていきます。

天然繊維の羊毛の特性上、絨毯を使い始めてしばらくは遊び毛が出る場合が多くございます。 初めて羊毛の絨毯をご使用の方は想像以上に感じられるかもしれませんが、徐々に安定していきますのでご安心ください。しばらくはご不便をおかけいたします。

ガムテープのご使用につきましては、洋服のホコリを取るような「コロコロ」とは使用用途の異なるもので、粘着力が高いため絨毯の毛を痛める恐れがございます。 ご使用はお控えくださいますようお願い致します。

「ハグみじゅうたん」はお客様のご意見から更なる製品改良のヒントをいただき、現在天然素材羊毛特有の遊び毛を少しでも少なくするために発売当初より長めのファイバーの羊毛を使用しております。 さらなる製品の向上につなげていきたいと思っております。今後も皆様のご要望があればお聞かせいただければと思います。 ありがとうございます。

【ハグみじゅうたん】事務局
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平成27年11月5日