インテリアとラグの色の組み合わせでおしゃれなインテリアを実現!カラーコーディネートのポイント

投稿日:2016年12月2日 更新日:2023年7月1日|コーディネートで選ぶ

お部屋のなかでも大きな面積を占めるアイテム「ラグ」。

お部屋のインテリアに合わせてラグを変えるだけで、これまでの雰囲気も大きく変わりおしゃれな部屋をつくることが可能です。

今回はラグをメインとしたインテリアの色の組み合わせ、即ちカラーコーディネートについて詳しくご紹介していきます。

カラーコーディネートのポイント

カラーコーディネートとは、計画性を持ってインテリアに色を入れていく「色彩計画」のことです。
まずはじめに、インテリアにおけるカラーコーディネートのポイントとはどのようなものがあるのでしょうか。

色の基礎知識

カラーコーディネートを知るには、まずは色の特性についてを知らなければなりません。
「色」には様々な分類の仕方がありますが、主に下記に分けられます。

色の仕組み

「色の3属性」と呼ばれる、いわゆる色の構成を表すものです。

色相:赤、青、緑、黄色などの色合いのこと
明度:色の明るさ、暗さのこと
彩度:色の鮮やかさのこと

なかでも色相は、下の「色相環図」にように、赤から青紫+紫+赤紫を加えたスペクトル順に並び変えることができます。

色相環の図 12色

カラーコーディネートでは、この色の並びにおいて、隣同士の色、反対側に位置する色同士などの色の組み合わせを意識することがとても重要です。
色の組み合わせについては、この後コーディネート例と合わせて詳しく解説していきます。

インテリアの黄金配色

色彩計画を行う上で、最も色の組み合わせのバランスが良いと言われている比率があります。

それはこちら。

カラーディストリビューションの図

カラーコーディネートの黄金比率


①ベースカラー:70% (床・壁・天井) 

②メインカラー:25%(家具・カーテン・ラグ) 

③アクセントカラー:5% (クッション・照明・オブジェ・壁面アートなど)

上記の比率でカラーコーディネートされたお部屋はこちらです。

カラーコーディネートが素敵なナチュラルインテリア

【3色事例】カラーコーディネートの例

上の70:25:5のバランスを基準に色の面積の割合を守ると、全体がまとまりやすく色彩計画もしやすいのでぜひ覚えておいてください。

より詳しい色の基礎知識やカラーコーディネートのポイントについてはこちらの記事でご紹介しております。

もっと詳しく!


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ラグは「メインカラー」

インテリアコーディネートされたお部屋
カラーコーディネートの黄金比率のなかでも、カーテンやラグなど比較的お部屋の中でも面積を占めるものは「メインカラー」にあたります。

お部屋の雰囲気がピンとこない、模様替えをしたい、という時はこのメインカラーを変えることで、大きな変化をつけることができます。

仮にベースカラーだと、こちらは壁や天井、床にあたるので簡単には変えることができません。アクセントカラーにあたる小物などは、季節感を出したり空間に動きをつけたりしたい時に取り入れると良いですよ。

メインカラーとして取り入れたいインテリアアイテムとしては、主にラグ、カーテン、ソファ、椅子の張地が該当します。

メインカラーは、住んでいる人の嗜好を表現する色になりますので、自分が直感的に好きだと感じる色を選んでいただくことをおすすめします。

【ポイント別】色の組み合わせ方

さて、ここからは実際にお部屋の雰囲気と合わせながら色の組み合わせ方についてご紹介していきます。
主に下記3つの組み合わせ方をご紹介します。

    ①同系色で組み合わせる
    ②アクセントとして取り入れる
    ③反対色で取り入れる

①同系色で組み合わせる

まずは、同系色の基本パターンからご紹介をしてきます。
同系色の組み合わせでは、先程の色相環の図のうち、いずれか一つの色、もしくは隣同士の色の組み合わせを指します。
色相環で類似色を表す図
ハグみじゅうたんの場合で見ていきましょう。

ER6170

ラグ、床、ソファをそれぞれ同系色でまとめたコーディネートです。まとまりとしては、すっきりとしていて清潔感がでますね。他の家具なども邪魔せずにあわせやすいのではないでしょうか。

ER6166

同系色系ですが、ベースカラーの床と合わせながら、類似色でアクセントをつけたインテリアの例です。ラグ中央の色合いがアクセントになりお部屋をグッと引き締めてまとまりがよくなっています。

同系色は、統一感を持たせてきっちりとインテリアを楽しみたい方におすすめです。

普段、服や雑貨など何気なく手に取るものなどであまり強い色を選ばれない方などは無理に色を入れずにシンプルな同系色でまとめることで安定感と落ち着きが生まれます。ただ、同系色でまとめすぎるとお部屋自体にメリハリ付きません。そこでラグの中の一部にアクセントカラーを少しでも入れることでインテリアもよりまとまりやすくなります。季節感を出すときもこのアクセントカラーで入れてみるのもインテリアを楽しむ一つのポイントですよ!

②アクセントとして取り入れる

続いては、アクセントカラーを入れたパターンをご紹介いたします。前回の同色系のところでもお伝えしましたが、同じ色で合わせるとまとまりやすくはなりまが、同じ色合いばかりでお部屋全体がのっぺりとしてしまう傾向も出てきます!そこでほんの少しだけ色をお部屋に色を入れてあげましょう。

大きな色を入れるのが怖いという方はアクセントカラーをほんの少し入れると他の色を邪魔することなくお部屋をよりすっきりとまとめることができます。

tオレンジ色のラグ

 

オレンジ色のグラデーションが美しいラグ

赤をアクセントカラーに取り入れたラグ

上の写真は、ラグにアクセントカラーを入れている参考例です。

ラグやカーテンは面積的にも大きくなり、そこまで色を入れるのが怖いという方は、まずは雑貨やクッションなどで小さく入れてみてもいいですよ!

植物で少し色を入れると、お部屋の中で四季を楽しめることもできるのでお勧めです。

③補色対比で取り入れる

3つ目は、色相環図をもとにした時に、向かい合って位置する色、即ち反対色(補色)の組み合わせパターンをご紹介します。
色相環で補色を表す図
一見、正反対の色を組み合わせることは、アクセントカラーを入れることよりも勇気がいるかもしれません。ですが、ポイントをしっかりと抑えることによって素敵な空間を演出できます。

%e3%83%aa%e3%83%93%e3%83%b3%e3%82%b0%ef%bc%92青のラグをメインに、照明に反対色(補色)の赤をアクセントカラーに入れているお客様宅の写真です。

やっぱり補色を取り入れることは難しいという方に、色の選び方のポイントをご紹介します。

【補色ポイント】①お互いの色を入れすぎない

いくら反対色(補色)と言ってもお互いに主張する色同士を部屋に入れすぎると主張し合って色のバランスが保てません。まずは、メインの色を決めて反対色(補色)はアクセントカラーとして入れること、つまりバランスが大切です。

【補色ポイント】②色のトーンを統一する

「トーン」って?と思われた方もいると思います。「トーン」とは「色調」のことを言います。明度(明るさの違い)と彩度(鮮やかさの違い)を組み合わせたもので、パステルカラーやくすみカラーなどと呼んでいるものはこのトーンに分類されます。

色が反対色でもトーンを合わせることで、お互いに邪魔することなくお部屋になじみます。

反対色(補色)をうまく取り入れることができれば、お部屋にメリハリをきかせることができますし、インテリア選びも上級者に!色相環図を参考にすれば難しいことはありませんよ。

ラグでカラーコーディネートを楽しんで

ナチュラルな雰囲気のおしゃれな絨毯
インテリアにラグを取り入れる際は、これまでご紹介したように同色で揃える、アクセントとして取り入れる、反対色(補色)で取り入れるというパターンがあります。カラーコーディネートの法則を意識しながら選ぶとより理想のお部屋に近づけることができます。

ラグの中でも、ハグみじゅうたんは約100種類のデザインからお選びいただける彩り豊かなグラデーションデザインが特徴のラグです。ナチュラルやモダンなど、幅広いテイストのお部屋にも最適な一枚がきっと見つかるはず。気になる方はぜひ全国の販売店、もしくはハグみじゅうたんオンラインショップにてご覧くださいませ。

全国の販売店

 

【ハグみじゅうたん オンラインショップ】

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