こんにちは!!
現在私達はハグみじゅうたんの生産地に来ています。
皆様にお届けする大切なじゅうたんたち、その検品工程なども含め3回に分けてブログでお届けしていきます。
目次
- ハグみじゅうたん生産地の環境
- 職人さん達との意思疎通
- 体調管理の大切さ
ハグみじゅうたん生産地の環境
「ハグみじゅうたんはどこで作っているんですか?」
お客様からこのような質問をいただくことがあります。
デザインや企画は日本で行っておりますが、作っているのは実は他の国なんです!
工房もいくつかの国に点在し、日本から生産地までは数千キロ離れているため、
気軽に検品に行くことは非常に難しいのです。
その中でも、商品管理チームの私達は3ヶ月に1回、1週間程度、各生産地に赴き自分達の目で検品を行ってきます。
今回検品にきた生産地は、季節的に雨季まっただ中。
気温自体は真夏の日本と比べてほぼ変わりませんが、ジメジメしたまとわりつく湿気のせいで、身体中汗だらけになってしまいます。
また乾季ともなれば、平均35℃~48℃まで上がってしまうこともあるのです。
過酷な環境下で、職人の方々は本当に一生懸命じゅうたんを作ってくださっています。
そのひたむきな姿勢を目の当たりにすると、基準に満たないものが出来上がっていたとしても、何とか受け取って日本に持ち帰りたいと思うのです。
但し、日本で納品を心待ちにしている皆様の気持ちをおざなりにしているという事ではありません。
基準に満たないものがあれば職人の皆さんと共に解決策を考え、より良いものに仕上げて日本に持ち帰ってきます。
少し不格好な部分があるかもしれませんが、それが手作りの『証』なのです。
職人さん達との意思疎通
『郷に入っては郷に従え』ということわざがあります。
風俗や習慣はその土地によって違うから、そこでの習慣ややり方に従うのが賢い。
とされる意味合いですが、私達はこの言葉には従いません。
生産地には生産地の基準やルールがありますが、日本に比べて少しおおらかな部分があります。
私達日本人が求めるじゅうたんですので、
基準やルールは私達に則って織りあげて頂いているのです。
今でこそ私達のルールを理解して頂き、一生懸命作ってくださっていますが、ここまでの品質に仕上げるためには、実は様々な苦労がありました。
言葉も違えば、感覚も違います。私達の意志を伝えたとしても本当の意味で伝わっていないこともたくさんありました。
そんな時は、私達の伝え方に問題があると常に反省を繰り返し、改善を図っていきます。
何度も何度も作ってはやり直し、職人さん達と打ち合わせを重ねて、ようやく形になってきたと
思ったら、またやり直し、このような状況が何年も続きました。
妥協せずに、職人さん達と共に
『より良いもの』を
作っていきます
これらの事柄を一つ一つクリアにしていったからこそ
現在のハグみじゅうたんが仕上がっているといっても過言ではないのです。
体調管理の大切さ
さて、私達が検品をするうえで大切にしていることといえばたくさんあるのですが、その中でも『体調管理』には特に重きをおいています。
なぜかといえば、私達は1週間程の出張で、約2,000を超える枚数を検品しなければいけないからです。
出張中に1日でも体調を崩してしまうと、納期が遅れ日本で納品を今か今かと楽しみにしている皆様にご迷惑をおかけする可能性があります。
ですので急激な環境変化や、食事の内容まで常に意識をして体調の変化に細心の注意を払っているのです。
ほんの数分前まではスコールのようなどしゃ降りで、
道路のくぼみに雨水の池が出来る始末
皆さん雨に濡れた状態ですたすた歩いています
但し、どんなに注意しても体調が悪化してしまうことは往々としてあります。
そんな時は、もちろん日本から持っていく薬も使用しますが現地の薬を使用することもあります。
事実、今回始めて出張に同行している事務局のスタッフも、体調を崩していましたが現地の薬を飲んだらたちまち回復いたしました。
このように、様々な点に気を付けていなければハグみじゅうたんの検品は勤まりません。
次回は検品の業務について書いていきますので乞うご期待ください!!
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