ハグみじゅうたんの「個性」と「表情」②
天然素材・手仕事でつくられるハグみじゅうたんは、一枚一枚に「個性」と「表情」があります。
それは、ハグみじゅうたんの特長でもあります。本日は第2弾としてお伝えしていきます。
ハグみじゅうたんの魅力 「個性」と「表情」 ウールラグ
- ①天然素材・手仕事から生まれる「個性」と「表情」
- ②手仕事の風景 染色編
①天然素材・手仕事から生まれる「個性」と「表情」
ハグみじゅうたんの色とりどりの色彩。ハグみじゅうたんは、デザインも豊富でどんなテイストのお部屋にも合わせやすいんです。 どのデザインも色合いがとてもきれいで、皆様からもご好評をいただいています。
ハグみじゅうたんを一枚一枚見比べると、同じデザインでも色合いが異なることに気付きます。
羊の毛の太さなどの違いと手仕事による染色方法により、その「個性」と「表情」が生まれます。
では、ハグみじゅうたんの色彩はどのように染色されているのでしょうか。
実際に現地でスタッフが撮影してきた写真と共にご紹介していきたいと思います。
②手仕事の風景 染色編
天然素材であるウールの染色は、職人の長い経験と熟練したこれまでの鍛錬があるからこそできること。
もちろん染料のレシピはありますが、職人の感覚によるところが大きいのです。
ウールも人の髪の毛と同じように、細い毛もあれば太い毛もあります。
そんな個性ある糸を染めているからこそ、美しい色ムラが表現できるのです。
糸を染める為の一番最初の仕事が、釜に火をおこすことです。早朝から火をお越し、お湯が煮えるまで1時間ほどかかります。 お湯が沸くと染料を配合し、グツグツと煮えたぎるお湯の中に何度も糸をくぐらせることで色を付けていきます。
染色をする地域は、夏には気温が50℃にもなります。その中で火を焚く為、立っているだけで全身の毛穴から汗がにじみ出ます。 地獄のような場所での作業です。
ハンドルを回しながら染料が入ったお湯に糸を何度もくぐらせます。
このハンドルを回す速度と回数、糸の状態・天候・気温・湿度によって染め上がりの糸は大きく変わります。 熟練された技術があってこその染色なのです。
そして、もう一つの大変な作業があります。
染めあがった糸をしっかりと乾燥させないと色がくすんだ感じなってしまいます。ここでも糸の状態や天候に左右されます。 天然素材を自然環境で染め上げることはとても大変です。その為、同じ色でも糸一本ずつが「一点もの」です。 それぞれに個性を持った色彩豊かな糸が出来上がります。その個性が、ハグみじゅうたんの魅力でもあります。
ハグみじゅうたんは、糸を染めるところも手仕事に拘っています。
手仕事ならではの素朴さや色むらが一枚一枚の「個性」や「表情」となり、より一層使い込むことによって愛着が湧いてきます。
次回は、実際にどのように織っているのかお伝えしていきます。
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