薪ストーブ前に使いたい！ハースラグ・防炎ウール絨毯の選び方

パチパチ燃える薪ストーブの前で、ブランケットに包まれながらロッキングチェアに座り、温かいココアを飲む冬…

寒い冬になると、このような暮らしにとても憧れます。

すると気になるのは、薪ストーブや暖炉の前に安心して使用できるラグが必要不可欠ということ。

火の粉が飛んでも安心な「ハースラグ」と呼ばれるものや防炎ウールの絨毯は、その代表的なアイテムです。

今回は、薪ストーブのような火を扱う場所に敷くラグの選び方やおすすめのラグ・絨毯について詳しくご紹介していきます。

憧れの薪ストーブのある暮らし

薪ストーブというと、自然に囲まれた山の中のお家で使うイメージがあります。

しかし、最近では一般の家庭でも生活に薪ストーブを取り入れる方が増えているそうです！特に都心部の住宅街などで人気が集中しているようです。確かに最近、大きな煙突のあるお家、よく見かけますね。

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薪ストーブは「カーボンニュートラル」な暖房器具と言われています。
（※カーボン=炭、ニュートラル=中立）

「カーボンニュートラル」を簡単にご説明すると、「木は成長する過程で酸素を作り出しているので、燃えるときに二酸化炭素がでてもプラスマイナス０」という考え方です。そう考えると、大気中の二酸化炭素全体の増減には影響しない、とてもエコな暖房器具なんですね。

そして炎は、人のリラックスに深く関わる「1/fのゆらぎ」を持っています。その「1/fのゆらぎ」は、規則性と不規則性が丁度良いバランスで調和した状態で、そうした環境に長くいると、とてもリラックスするのだとか。

こちらもチェック！

【記事】癒しの力、1/fのゆらぎ。ウールのラグにもあるんです

確かに炎のゆらめきって、見ているとなんだか落ち着きますよね。ちなみにノルウェーでは薪が燃えているだけの映像を12時間番組として放送したところ、なんと視聴率20％を獲得したらしいです。

環境に優しくて、心癒され、おしゃれ。薪ストーブのある暮らしは、まさにLOHASな暮らしですね。

燃える心配は？

話しを戻して、そんな薪ストーブですが、やはり心配なのは「火」です。

特に薪ストーブ前に敷くラグは、ファブリック製品のため燃え広がりやすいのではないかと不安に感じられる方も多いでしょう。

ご安心ください。ラグの中にも、燃え広がりにくい難燃性のラグやハースラグと呼ばれるラグがあり、それらは薪ストーブや暖炉前に安心して敷いてお使いいただけるほか、インテリアとしても楽しめるものがあるのです。

続いては、そのうちの一つ、「ハースラグ」についてご紹介します。

ハースラグとは？

ハースラグとは、一般的に暖炉や薪ストーブの前に敷くラグのことを指します。

英語で「Hearth rug」、Hearth とは囲炉裏、暖炉、もしくは火を焚く平らな場所という意味だそうです。

ハースラグの素材は、ポリプロピレンやポリエチレンに代表されるオレフィンという水素と炭素でつくられるプラスチック(樹脂)製のものやウール素材のものが多く、いずれも難燃性の高い素材が使われています。

デザインは、カントリー調や、ネイティブアメリカン柄のものが多く、ログハウス風やインダストリアルな雰囲気も馴染みそうですね。

ナチュラルや北欧風の雰囲気、もしくはモダンな雰囲気に合わせたいという方は、日本のウール絨毯ブランド「ハグみじゅうたん」がおすすめです。こちらについてのちほど詳しく解説します。

【ブログ】ハースラグについてもっと詳しく！

▶ハースラグにはウールがおすすめ！薪ストーブとハグみじゅうたん

ハースラグ、薪ストーブの下に敷くラグにはいくつか種類がありますが、実際におすすめしたいラグが「ウール」素材のラグです。その理由は一体何でしょうか。続けて見ていきましょう。

防炎ウールのラグがおすすめ

薪ストーブや暖炉の前に敷くラグ選びの中でも重要なポイントが「燃えにくい素材」であること。
火の側に「燃えやすい物」は厳禁。火の用心の基本ですね。

そうなると、ラグを選ぶ際の素材も燃えにくいものに絞られてきます。

そこでおすすめしたいのが「ウール素材」のラグです。

なぜウール素材がおすすめ？

ウールは天然素材のなかでも、防炎性の高い素材として知られています。
例えば、消防士の制服や航空機の床のカーペットなど、防炎対策が必要なものや場所で実はウール素材が多く使われているのです。

こちらの動画では、綿のラグ、ウールのハグみじゅうたん、ポリエステルのラグそれぞれに火をつけ、燃え方を比べてみました。

結果はこのように。

ウールのハグみじゅうたんの燃えた部分をよくみてみると、中まで燃えていないことが分かります。

「燃え広がりにくい」性質をもつウール。とても優秀な素材です。

ウールの素材の難燃性の高さが分かったところで、ウールラグと言ってもどんなものを選んだらよいのか迷ってしまう方もいらっしゃるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、ちらっと動画などにも出てきている「ハグみじゅうたん」というウールラグです。

ハグみじゅうたんとは一体どんなラグ・絨毯なのでしょうか。

薪ストーブ前に敷きたい「ハグみじゅうたん」

暖炉や薪ストーブの前に敷くラグや絨毯でぜひ知って欲しいものが「ハグみじゅうたん」です。

ハグみじゅうたんは、海外の職人さんとの協業で手仕事で作られた天然素材ウールのラグです。どのような点が特徴なのでしょうか。

ハグみじゅうたんの特徴

①天然素材100%のラグ
ハグみじゅうたんは、肌に触れる部分はウール100%、基盤の糸にコットンを使用した天然素材100%のウール絨毯です。他にも、揮発性有機化合物が含まれた接着剤など、健康に影響のあるものを使用せず職人さんの手仕事の造りにこだわったラグのため、小さなお子様やアレルギーをお持ちの方にも安心してお使いいただけるよう配慮されたラグなのです。

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②「防炎物品」として適合

ハグみじゅうたんは防炎ラベルを取得しています

ハグみじゅうたんは全ての商品が「防炎物品」として適合しています。防炎物品とは、消防法によって定められている防炎基準を満たしているものです。

防炎物品は、防炎加工を施すもの、加工を必要とせず素材自体が防炎物品として認められるものがあります。ハグみじゅうたんは薬品による防炎加工を行っていません。上質なウールを使い、ウールの特性を活かしたつくりをしているおかげで、加工をしなくても防炎物品として認められる性能があるのです。自然の力って本当にすごいですね。

また、高層建築物（高さ３１ｍを超える建築物）や、ホテル・旅館、百貨店、病院など不特定多数の人が出入りする建築物等で使用するラグは、消防法の防炎規制に定められた「防炎物品」であることが義務付けられています。ハグみじゅうたんは、このような場所で使用する場合にも安心です。

ちなみに、防炎ラベルをご希望の方はご注文時に承っております（別途費用）。