畳の上にラグや絨毯を敷く場合の注意点

投稿日:2017年9月2日 更新日:2024年4月12日|コーディネートで選ぶ
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朝夕がすっかり涼しくなり過ごしやすくなりました。
ハグみじゅうたん事務局では、事務所の窓から鈴虫の音色が響くようになり、夕方になるとなんだか風情を感じています。
昨日は「ちょっと主張しすぎでは?」と思ってしまうほどの大きな声で鈴虫が鳴いていました(笑)

ところで、本日のテーマは畳とラグです。
お客様からよくご質問いただく中で、気になることが1つありましたのでご紹介いたします。

畳の上にラグや絨毯を敷く場合の注意点 目次

  • 畳の上にラグや絨毯を敷いてもいいの?
  • 畳の上にラグや絨毯を敷く場合の注意点
  • 注意点 まとめ

 

畳の上にラグや絨毯を敷いてもいいの?

ハグみじゅうたん事務局では、
「畳の上にラグや絨毯を敷いてもいいのですか?
 ハグみじゅうたんは大丈夫なんですか?」
というご質問をいただくことがあります。

答えは・・・「畳の上にラグやじゅうたんを敷いても大丈夫です!」
実際に畳の部屋でハグみじゅうたんを使っているスタッフも複数名います。和室でハグみじゅうたんをお使いのお客様も多くいらっしゃいます。
ただし、注意していただく点もあります。

どんなラグや絨毯でも良いというわけではありません。

それでは、畳の上に敷いてもよいラグや絨毯というのはどんなものでしょうか。
その条件を見ていきましょう。

通気性が良いこと

一番の条件は「通気性が良いこと」です。実は、この条件は畳だけでなく無垢の床材などにも当てはまります。
より自然の状態に近い無垢の木の床、い草の畳などの自然素材の建材は、製品として加工された後もちゃんと呼吸をしています。呼吸をしていることで、自然素材特有の様々な特長を持っています。
ですから、湿気がこもりにくく、呼吸を妨げにくい通気性の良いラグや絨毯を選ぶことがポイントです。

和室に敷いたハグみじゅうたんリバーシブルストライプ ER3021

和室に置いたソファーに合う絨毯をずっと探していました -東京都 M様- ER3021


調湿作用に長けた天然ウールを使っているハグみじゅうたんは、呼吸を妨げる裏地を付けていません。そのため、通気性が良くウール本来の機能をしっかり発揮できるつくりをしています。

[関連記事] 呼吸するからこそ。ウールのラグに裏地をつけない合理性

▲ 呼吸するラグ「ハグみじゅうたん」の特長のひとつです

ラグ・絨毯の裏地とは?

一般的に、絨毯の裏面にはゴムや接着剤などがついているものが多くあります。
ゴムや接着剤で固めているのは、主に次の2つの目的があります。

・パイル(毛足)が抜けないように接着剤で固めている
・滑り止めのためにゴムで固めている

接着剤もゴムも役割があって付けられているものです。でも、やはり通気性は良くありません。

その点、ハグみじゅうたんは通気性が良く、呼吸をしているので床面に湿気がこもりにくく、無垢の床や畳でもお使いいただけるのです。
一般的に裏地をつけていない自然素材の手織り絨毯なども、やはり通気性が良いので、畳の上に敷いてお使いになっている方もたくさんいらっしゃるようです。

ハグみじゅうたんの裏面

ハグみじゅうたんの裏面はゴムや接着剤で固めていないのでとても柔らかく、折り曲げることができます

[関連記事] 無垢の床にラグは敷けるの?

▲ 無垢の床も呼吸しているので・・・呼吸を妨げないラグなら敷いても大丈夫です

 

畳の上にラグや絨毯を敷く場合の注意点

畳屋さんや、ハウスメーカーさん、工務店さんなど、「畳の上にラグや絨毯はなるべく敷かない方がいいですよ」と言われることもあるようです。
なぜなら、前述のように畳も呼吸をしているからです。
呼吸を妨げることで、カビや虫の発生などの原因になることがあるからです。

実は、通気性のよいラグや絨毯でも、場合によっては湿気がこもってカビが発生したり、虫(ダニなど)が発生してしまうことがあります。
それが、新しい畳に敷き替えた、新築で新しい畳を敷いた場合です。

新しい(い草の)畳はご注意ください

い草(畳)はたくさんある素材の中でも、湿気を吸収する能力がとても優れています。ハグみじゅうたんにも似ていますね。

新しいい草はまだ水分を多分に含んでおり、青々としています。しっかり乾燥すると黄色く変わっていきますが、この青い(緑)の状態で特に湿度の高い状態が続いているお部屋でラグや絨毯を敷いていると、カビや虫の発生の心配があります。
最近は、天然い草によく似た風合いの「和紙畳」がよく使われています。
変色が少なく、耐久性もあり、床暖房にも対応していたりと、機能面も優れているため、最近の住宅では主流になりつつあります。でも天然のい草の香りはありません。
どちらも一長一短ですね。

天然い草を選ばれた場合は、まだ青々として新しい状態の時は、しばらくラグや絨毯を敷かないほうが良いでしょう。

畳でなくても、梅雨時期など湿度の高い日が続いた時、留守がちで換気が不十分だったり、結露が発生しやすいお部屋では、時々捲って床面とラグの状態を確認したり、お天気の良い日に陰干しするのがおススメです。
干すスペースがない、ベランダまで運べない、という場合は時々半分ずつ捲って風を通してあげるだけでも効果があります。

その他にも、湿度の高さと気温等、条件がそろえばダニが発生することもあります。
カビやダニの予防には、湿気対策とこまめな掃除を心掛けること、虫のエサになる汚れを残さないことが大切です。

 

playlist_add_check畳の上にラグや絨毯を敷く場合の注意点 まとめ

畳の上に敷くラグは通気性が良いことが前提
畳(い草)が新しい場合はご注意!畳の青みがとれてきたらラグを敷きましょう
時々半分づつめくって風をとおしたり、換気を心掛けましょう

すでに畳の上にラグや絨毯を敷いてお使いの方はご存知かもしれませんね。
これから畳の部屋でラグを使いたいと思っている方に、参考になれば嬉しいです。

 

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