リバーシブル・ストライプってチクチクしますか？

新潟は陽射しが強まり、一気に気温が上がっています。

春を通り越して初夏のよう・・・。と思えば、既に暦の上では夏、立夏の季節でしたね。

湿気が高まり、気温が上がり、晩春から初夏にかけての暑さを感じる今日この頃・・・

「もしかして、今一番ハグみじゅうたんが気持ち良い季節なんじゃない？」

という話題がスタッフ同士で出てきました。

たしかに…素足で上がった時の気持ち良さが、言葉に尽くせない程気持ち良い！　気付けば素足でラグを撫でています。

暖まりたいと縮こまる冬よりも、涼しくしたいと暑がる夏よりも、一番過ごしやすいこの季節は、純粋にウールの優しい感触を楽しめるのかもしれません。

天然ウールの力はすごいのです

天然ウールは呼吸して、湿気を吸ったり吐いたり調整してくれているので、触れるとサラッとした肌触りが楽しめます。
ウールのラグというと秋冬のイメージがあるかと思いますが、サラッとした肌触りが心地良く、夏もそのままハグみじゅうたんを使っているお客様は多いのです。

冬あたたか、夏サラリ、ふかふかのてざわりシリーズを通年通して使っている方が多いのですが・・・
「普段はてざわりを使っていますが、夏だけはリバーシブルのハグみじゅうたんを敷いて季節感を楽しんでいます」
と、季節でしつらえを変えていらっしゃるお客様もいらっしゃいます。

ラグは1枚変えるだけでお部屋の雰囲気がガラッと変わりますので、気軽に模様替えができて、季節を楽しむことができますね♪

リバーシブル・イエニ　CK152

リバーシブルシリーズは、平織りで毛足のない織り方。
てざわりシリーズと違いフカフカ感はありませんが、サラッと感はより強く、見た目も涼やかです。
ただ、人によっては、使い始めのうちはチクチクする・・・と感じる場合があります。

ハグみじゅうたんは、天然の羊毛を使っています。

刈り取った羊の毛をねじりあげて1本の糸にしていくのですが、その際、長い繊維や短い繊維が一緒になっていきます。
その短い繊維や、表面から飛び出た長い繊維の先等が、触れた時のチクチク感に繋がります。

このチクチク感は、使い込んでいくうちに徐々に減っていきます。
短い繊維が抜け、表面から飛び出た長い繊維の先も使い込むことで馴染み、糸が洗練されていきます。
2,3ヶ月ですぐに柔らかくなる、という訳にはいきませんが、長く使い込んでいただく事により、天然ウールの独特の優しい質感をお楽しみいただけます。

実際にどれくらいチクチクするのか？は、是非店舗様で実物に触れて、確かめてみてください。
ただ、中々確かめに行けない・・・という方の為に、スタッフインタビューをしてどれくらいチクチクするのか？をまとめてみました！

●裸足で踏むと
　⇒サラッとしていて気持ち良い
　⇒独特のシャリ感が心地良い
　⇒畳よりサラサラする

●正座すると
　⇒新品はザラっとするけど、使い込んだものは柔らかい感じ
　⇒ゴザに近い感じがする
　⇒素肌のところがチクチクする

●寝転がったりすると
　⇒素肌で体重をかけると、ほっぺたや敏感なところはチクチクする
　⇒寝っ転がる感じではないけど、座る形で使えそう
　⇒ソファとかビーズクッションに体を預けて、足を投げ出す感じが良さそう
　⇒寝転がるならてざわりだけど、フローリングよりはリバーシブルがあった方がくつろげる

スタッフインタビューのまとめとして、このような形になりました。

ただ、感じ方には個人差がありますので、皮膚の柔らかい、敏感な方は、足の裏でもチクチクするかもしれませんし、お客様によっては、全然チクチク感気になりません。という方もいらっしゃいます。

てざわりに比べると、リバーシブルシリーズをリビングで使う場合は、寝転がるというよりは、色柄のコーディネートや、見た目も感触もサラッと感を楽しむ。そんな使い方に特化してます。

ER3021とウォーターヒヤシンスのソファを和室で
鮮やかなクッションと青白黄色のコントラストが素敵です！

雨が降ったり、暑くなったり、寒かったりすると、戸を閉めて、空調をつけて調整しますよね。
自然を遮って、機械や工業製品で調整する。そんな流れが当たり前になっています。

でも、自然の移ろいによって変わる環境の中、自然素材の特性や力を利用して味わえる快適さ、というものもあります。

例えば夏の暑い時、汗を吸って吐いてくれる麻の服を着れば、気化熱で体を冷やす機能を妨げず、快適に過ごせます。
また、体を冷やす旬の夏野菜や果物を食べて、内側から体を冷やしたり。
簾を使って、陽射しを和らげたり。
風鈴の音に涼を感じたり。

空調に頼る前にできることって、実は色々あるんですよね。

湿気を調整してくれる、サラッと使える天然ウールのラグ。
ハグみじゅうたんを使う事もきっと、そのひとつなんじゃないかな？
なんて思う、今日この頃です。