コーディネート

インテリアコーディネーター 湊元 麻里
22歳から24歳まで住宅メーカー勤務後、インテリアショップにて家具、カーテン、小物そして敷物のトータルコーディネートを通したLOHASで上質なインテリア空間創りを提案。
現在、インテリア提案をはじめ一般の方向けのインテリア講座などで上質な空間創りを伝え、インテリアコーディネーターのトレーナとしても活躍しています。

お部屋のレイアウトに合わせたじゅうたんのサイズ

リビング編

リビングは家族が集い、くつろぐ大切な空間です。
いかに自然な姿でいられるか・・・
そこにいるだけでリラックスした気持ちになれるリビングルームとは・・・

オフィスソファと違いご家庭でのリビングソファは三人掛けソファでも大人三人が座る機会は少ないはず。 想像してみて下さい、お部屋に入ったらお父さん、お母さん、お爺ちゃんが仲良くソファに三人揃って座っている、これはこれでほのぼのとしていますが、実際ご家庭でのソファの使い方は、昼間は横になって一人で寝転がったり、ソファの上に脚を上げてリラックスして座ったりとラフな使い方が多いのでないでしょうか・・・まさかオフィスのソファみたいに行儀良い姿勢で使用している方は少ないと思います。
そして家族が集う夕方や夕食後などはソファに座ったり、ソファを座椅子のように背もたれにして床に座ったり、床にゴロンと寝転んでみたり。
ソファ周りは家族が集うリラックススペースです。床に敷くじゅうたんもとても大切なアイテムなのです。
リビングに敷くじゅうたんのサイズについて
▼ソファがあるお部屋

通常三人掛けのソファは幅が185〜195cm奥行きが90cm前後です。
じゅうたんを敷く場合はソファの幅より20%ほど大きめのサイズ(約240×170cm)のものが見た目のバランスも良いです。
また、思いっきり寝転びたい方は250×200cmのサイズのものが良いかもしれません。

  • 【センターテーブルを置いている場合】
    センターテーブルの一般的なサイズ : 100×60cmくらい
    じゅうたんのサイズは170×240cmだとゆったり座れるだけでなく、両サイドに一人ずつ寝転ぶスペースも取れます。
    (※一般的なリビングの広さの8畳サイズ)
  • 【フロアーテーブルを置いている場合】
    フロアーテーブルの一般的なサイズ : 120×80cmくらい
    じゅうたんのサイズも少し大きめの200×250cmですとテーブルを囲んだすべての方がゆったりと座れその上両サイドに一人ずつ寝転ぶスペースも取れます。
    (※一般的なリビングの広さの8畳サイズ)
  • 【テーブルを使用しない場合】
    150×200cmのものでも十分サイズ感が楽しめます。
  • 【フロアーテーブルを置く場合】
    150×200cmサイズはフロアーテーブルを置く場合は、テーブルの周りに座ることはできますがゆったり座りたい場合は、やはり170×240cmサイズがお勧めです。
    お友達が来た時など重宝です。現状の家具のレイアウトも考えてセレクトしてください。
  • 【ご家族が多い方や、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭の場合】
    遊ぶスペースも考慮してワンサイズ大きめの240×170cmのサイズのじゅうたんがお勧めです。
ダイニング編
リビングダイニングなどのひとつの空間もじゅうたんを敷きわけることで「このスペースはリビング」「このスペースはダイニング」と区分けができ、視覚的によりお部屋を広く感じることができます。じゅうたんの色合いを添えることでお部屋のイメージもぐっとグレードアップします。
その中でもダイニングスペースのじゅうたんは家族だんらんの食事を楽しく、明るくしてくれるアイテムです。
実用的にも椅子の出し入れに対する床のキズ防止になり、スリッパをはかなくとも足元を温かくしてくれます。
ただし汚れなどが気になる場所なのでお手入れや汚れた場合の使い方なども考慮して選んでください。
飽きたり汚れたらすぐ使い捨てできるものより、丈夫で永く愛用できるものやメンテナンスが簡単だったり、リバーシブル仕様で両面使用ができるものなどがお洒落なインテリア空間にはお勧めです。
リビングに敷くじゅうたんのサイズについて
▼四人掛けのダイニングセットがある場合

一般的な四人掛けのダイニングセットのテーブルサイズは幅160〜140cm奥行き85〜80cmになります。
その下に敷くじゅうたんのサイズは敷き方によって違います。

  • 【じゅうたんを横に敷く場合】
    テーブルの奥行き80cmに椅子を引き座るスペース片側50センチ両サイドで100cmが必要となるので合わせて180cm位が必要になります。
    横敷きの場合は240×170cmくらいのじゅうたんのサイズが良いのでないでしょうか。
  • 【じゅうたんを縦に敷く場合】
    テーブルの奥行き80cmに椅子を引き座るスペース片側50センチ両サイドで100cmが必要となるので合わせて180cmが必要になります。
    縦敷きの場合は200×150cmからのじゅうたんサイズがお勧めです。
玄関・ベッドサイド編
玄関は毎日少なくとも家族全員が二回以上行き来する場所です。 出会かける前にはちょっと元気を与えてくれたり、帰ってきたときには優しく癒してくれたり、そんな家族を送り、出向かえてくれる場所は風水でもとても大切な場所と言われています。
心を整えてくれる場所には好みに合った色合いで癒しを感じられる天然素材のじゅうたんを敷いてみてはいかがですか。
そして家族以外にも来客された方を向い入れる玄関。玄関インテリアのさりげないセンスが家全体のポイントアップになるはずです。
廊下に繋がる玄関にあうじゅうたんのサイズ
  • 【じゅうたんを横に敷く場合】
    マンションなど玄関からストレートに伸びた廊下の一般的な壁から壁の有効幅は78cm、93cm、100.8cmのおおよそ三通りとなっています。
    そこに玄関じゅうたんを敷く場合、ぴっちり隙間なく敷きこむより少し床面を開けたほうが綺麗に見えます。
    78cmの幅なら70×50cmのサイズ、93cmの幅なら70×50cmもしくは90×60cmのサイズ、100.8cmの幅なら90×60cmのサイズが大きさ的にあうかもしれません。
    これは戸建ての住宅でも廊下にストレートにつながる玄関の場合おおよそ同じ敷きかたになると思います。
  • 【じゅうたんを縦に敷く場合】
    海外でエントランスにじゅうたんを敷く場合、縦敷きが基本的な敷き方です。ペルシャ絨毯などもそのため縦の柄が基本です。横に敷くのは日本くらいかもしれませんね。
    そこで上級者の敷きかたにチャレンジしてみてはいかがですか。
    じゅうたんを縦に敷くことで廊下の奥行きも感じることができ結構合いますよ(洋服の縦縞、横縞効果と同じ原理かもしれませんね)。知らない方が見るとおかしく感じるかもしれませんが本来の敷きかたを知っている方は心の中で思うはず。「通だな」と・・・。
一戸建住宅の玄関にあうじゅうたんのサイズ
こちらもまた全面に敷き詰めるより、両サイドの床を出すことでじゅうたん単体を引き立たせ、そこに視覚が集中しフレーム効果 (額縁効果)で全体が広く感じることができます。
両サイドが5分の1くらい空く位が良いかもしれません。
例えば、一間の間口(約180cm)なら絨毯の大きさが110〜120cm。両側に床が30〜35cmほど出るくらいがバランス的に良いと思います。
間口が150cmくらいなら絨毯の大きさが90cm前後。両側に床が30cmほど出るくらいがバランス的に良いと思います。
玄関にあうサイズのじゅうたんはベッドサイドの足元にアクセントとして兼用して敷けるサイズです。
タペストリー
このサイズで織り柄が細かく上質なものは壁に掛け絵画の代わりやタペストリーとしてもお部屋や玄関先を彩ることができます。
ご新築やご増改築、引っ越しのお祝いのプレゼントに玄関マットは喜ばれるかもしれませんね。
お子さんのお部屋編
「子供の頃の感性が大人になっても残っている」そんなお母さん方の声をよく聞きます。
小さい時から本物の素材感を自然と感じる、使い捨てのものではなく使い方や使い心地を考えながら愛着を持てるものを使う。子供部屋は感性を育む大切な場所です。そんな場所にはやっぱり自然素材の健康や環境に配慮したじゅうたんが良いと思います。

「小さいころから素材の安心したものを使わせたい」

  • 【デスクカーペットとして利用する場合】
    学習デスクのサイズは幅が100〜110cm、奥行きが約60〜70cmのものが一般的です。
    デスクの奥行き70cmプラス椅子を引き座る動作空間が約70cm合わせて140cm以上の大きさが便利です。
    幅120cm長さ180cmのサイズがあればデスクの下もカーバーでき椅子を思いっきり引いてもはみ出すことがなく床のキズ防止にもなります。
  • 【センターラグとして利用する場合】
    お部屋の中には学習デスク、学習椅子、ベッドが置いてある場合が多く空いたスペースは大体1.5畳くらいです。
    学習デスクのデスクカーペットとして使っていたじゅうたんを大きくなったらお子さんのお部屋のセンターラグとして兼用して使えるサイズでベストなのが120×180cmのサイズがお勧めです。
    その際、デザインも考慮したほうが良いですね。
    小学一年生と中学生、高校生では一番好みが変わる時期です。中学生になればもうお父さん、お母さんと近い好みになってくるはず。
    キャラクターのカーペットでは小学高学年くらいから少し好みが会わなくなる経験、皆さんも何となく覚えていますよね。 (※一般的な子供部屋6畳サイズ)
一人暮らしのお部屋編
お洒落で、無理しない程度の健康環境に配慮したロハスな一人暮らしをスタートする方におすすめなじゅうたんとは、お部屋の中でも占める面積が大きなじゅうたんはお部屋の演出には欠かせないアイテムです。
素材にこだわった彩り豊かなじゅうたんで華やかさを演出してみてはいかがでしょうか。
そして彩りだけでなく肌触りや、素材の質感もとても大切な要素です。
服装でその日の気分も変わるようにお部屋のインテリアでもくつろぎ感がかわるものです。
  • 【一人暮らしのお部屋の場合】
    一人暮らしのお部屋に多いのがワンルームの間取りで7畳から10畳くらいのお部屋が多いのでないでしょうか。
    ほとんどのお部屋がフローリングの床で直に床に座ったりするには生活しにくいはずです。
    お部屋にある家具や家電は、フロアーテーブル、テレビ、ベッドetc。
    空いているスペースは1.5畳〜2畳くらいだと思われます。
    そこに敷くじゅうたんのサイズは、
    120×180cmサイズ約1.5畳
    150×200cmサイズ約2畳
    このサイズは引っ越ししてもほとんどのお部屋に敷けるうえ、将来ベッドルームやお子さんのお部屋などにも敷けるサイズなのでとても使い勝手が良いです。
お部屋の床や家具に合わせたじゅうたんの色合い

お部屋の中でも絨毯やカーテンなどのファブリックの占める割合はとても多く、特に家族全員が集うリビング周辺の絨毯の色合いはとても大切なエレメントとなります。
その日の洋服でその日いちにちの気持ちも変わるように、じゅうたんの色合いひとつでお部屋がはなやいだり、落ち着いたり、温かな気持ちになれたり・・・
お部屋全体に敷きこむカーペットは全体に馴染ませた色調のものを選んだほうが良いと思います。
その時の流行の色調を取り込むと何年かして少し古めかしく感じることがあるのでシンプルなものが飽きずに使用できます。
部分敷きのラグなどは床よりトーンや色調を変えることにより部屋にメリハリができフレーム(額縁)効果などでお部屋がより広く感じことができます。

  • じゅうたんを敷かない場合
  • 床色がダーク、
    じゅうたんがグリーンの場合
  • 床色がダーク、
    じゅうたんがブラウンの場合
  • 床色がダーク、
    じゅうたんがブルーの場合
  • 床色がダーク、
    じゅうたんがレッドの場合
  • じゅうたんを敷く場合
  • 床色がナチュラル、
    じゅうたんがグリーンの場合
  • 床色がナチュラル、
    じゅうたんがブラウンの場合
  • 床色がナチュラル、
    じゅうたんがブルーの場合
  • 床色がナチュラル、
    じゅうたんがレッドの場合

じゅうたん・ラグのコーディネートワンポイントアドバイス

生活の様式も変わり最近の住宅はほとんどのお部屋がフローリングとなっています。
ただ日本人の生活様式、室内では靴を脱ぎ床に座り、寝てくつろぐというスタイルはこれからも変わらないのではないでしょうか・・・
西洋式のスタイルとは違った日本なりのじゅうたんある生活が始まっています。
  • 1
    敷き物を敷いていないフローリングのお部屋では外からの風や人が通り過ぎた時など埃などが空気中に舞いなかなか収まらないことがあります。海外の土足の生活でなぜ室内に絨毯を敷くのか?インテリア性だけでなく絨毯を敷くことにより埃などを絨毯に抑えつけ空気が汚れないようにしたり絨毯だけを掃除すれば簡単などの生活の知恵があるようです。
    海外の生活より床から近い範囲で暮らす日本の生活スタイルにおいて直接に触れる機会が多い絨毯の素材は吟味し、健康にも配慮した造りなどを考慮した選び方が大切なポイントです。特にお子さんのいるご家庭などは健康にも配慮したもの選びをしたいですね。
  • 2
    家具はお店で見たときよりお部屋に置くと2〜3割ほど大きく感じます。
    反対にじゅうたんはフレーム効果(額縁効果)によりお店で見た時よりソファ前に敷いたり、お部屋に敷いたときなど1〜2割ほど小さく感じてしまうようです。
    お店で検討しているサイズよりワンサイズ大きめのものも候補に挙げてみても良いかもしれません。
  • 3
    最近のじゅうたんの敷きかたは全体に敷きこむカーペット敷きより座ったり、寝転ぶスペースに合わせて敷きこむ部分敷きか主流です。
    ソファの下などじゅうたんを敷き込むとお掃除も大変になるのでソファを除いたスペースに敷いてみては・・・
    その反対で寒冷地などでじゅうたんに断熱効果も望む場合は、ソファなどの下にも敷き込むようにしたほうが断熱性もあがるためサイズが少し大きなものが良いかもしれません。
    特に素材がウールで厚みのあるタイプは床からの冷気も遮断してくれます。
  • 4
    無垢の床や珪藻土、漆喰などの天然素材の質感にこだわったお部屋には素材感のコーディネートが大切です。
    化繊のじゅうたんやプラスティック系の小物が入ると何となく違和感を感じせっかくのナチュラルな雰囲気がくずれてしまいます。
  • 5
    羊毛は化繊素材のじゅうたんよりホットカーペットの熱も少し柔らかくなり快適にご使用いただけるようです。
    厚めの物は少し温まるまで時間がかかりますがいったん温まると熱を保温してくれるため電源を切っても数時間熱が残ります。