暦のうえでは既に夏。ハグみじゅうたん事務局のある新潟も、雨で冷える日もありますがどんどん陽射しが強まり、暖かくなってきています。
ロハスな暮らしに憧れるハグみじゅうたん事務局スタッフは、今年の夏は「暑気払い」を試してみようかなあ、なんて考えています。
今日はそんな夏の「暑気払い」について、それから体を冷やしすぎないポイントをご紹介します。
目次
- 暑気払いとは?
- 体を冷やしてくれる食べ物
- 体を冷やしすぎないことも大切
- クーラーを使わない暑さ対策
暑気払いとは?
暑気払いは、単に暑さをクーラーで冷やすのではなく、「体に溜まった熱気を払い、暑さで弱った気を元に戻す」事だそう。旬の食べ物やちょっとした工夫で暑さをしのぐ日本人の知恵がたくさんつまった昔ながらの方法です。食事療法が多いので、今から夏が楽しみです。笑
体を冷やしてくれる食べ物
夏といえば、かき氷♪
かき氷はもちろん、氷に見立てて作られた「水無月」という三角形の葛に小豆を乗せた涼やかな和菓子は、旧暦六月三十日夏越の祓に、半年の穢れを祓う行事食として楽しまれたとか。
飲む点滴と言われる栄養たっぷりの甘酒も、暑気払いに飲む習慣があったそう。夏の食欲の無い日は、冷やし甘酒で栄養補給が良さそうです。
冷麦やそうめんは、夏に収穫される麦で作る旬の食べ物。茹でる人は暑いですが(笑)、作ってしまえば涼やか。そういえば、ビールも麦からできてますね。
体を冷やす 夏の瓜野菜
そうして冷たい食べ物をとることもそうですが、冷たくなくても「体を冷やす効用」がある食品や薬湯等で、体内の熱を取り除く事ができるそうです。
例えば、ビワやモモの葉を煎じた「枇杷茶」や、みりんと焼酎を半々で混ぜた「本直し」。
夏が旬のウリ科の野菜も、体の熱を下げ、利尿作用で余分な水分を出してくれるそう。スイカ、キュウリ、とうがん、ゴーヤ、カボチャ等。栄養豊富なので、体力が衰える夏にぴったり。やっぱり、旬の食材を旬の時期に食べるって合理的なんですね!
旬の美味しい物を食べて暑さを和らげる。って、最高の季節の楽しみ方ですね!(笑)
体を冷やしすぎないことも大切
クーラーや冷たいもので体を冷やし過ぎてしまうと、逆に体は疲れ、だるさ、頭痛、肩こり、肌荒れなどの原因にも。夏こそ冷えとりをしましょう、とも言われるようになったくらい、今はクーラーに頼る場面が多いですね。
ウールラグは体を冷やしすぎない?
そういえば、ハグみじゅうたんをお使いのお客様から
「暑いのでクーラーをつけるのですが、冷え症なので体が冷えてしまうんです、けど、ハグみじゅうたんに触れていた所は冷えすぎず、丁度良い具合になりました」
と体験談をお伺いした事があります。これ、私も実感したことがあります。
もともと人の体って、熱いと汗をかいて気化熱で冷やそうとしています。
あんまり文明の利器に頼り切りになっていたり、食生活が偏っていると、その力も十分に発揮できないのかも。体に元々備わっている機能を最大限発揮させたら、文明の利器は補助程度で済むのかもしれませんね。
我慢しすぎるのは良くないですが、エアコンは控えめに、そしてプラスα 一年中使えるウールラグで「冷えすぎない」を体感してみてください。
クーラーを使わない暑さ対策
昔ながらの涼み方・・・クーラーを使わない暑さ対策も実践してみたいことの一つ♪
例えば、「打ち水」
最近、打ち水の風習が見直されてきているそうです。朝夕、玄関先や家の前の道路などに水を撒くことで、撒いた水が蒸発する時に空気中の熱を奪い、気温を下げてくれる効果があります。
昔はよく目にしたご近所の方が玄関先で打ち水をしている光景は、風情があって、目にも涼しく感じられそうです。
ハグみじゅうたん事務局の社屋でも、今年の夏は実践してみようと思っています
同じように、水が蒸発する時に熱を奪う効果・・・「気化熱」を利用した涼み方の一つをご紹介いたします。
それは、水で濡らして絞ったTシャツを着て、扇風機の風にあたる というもの。
とっても涼しいですが、ちょっと風情のない涼み方ですね(笑)
でもご注意ください、本当に体が冷えます!ですので、この方法はどうしようもなく暑い日におススメです。
playlist_add_check体を冷やさず涼を楽しむ 夏の楽しみ方 まとめ
- 体を冷やしてくれる夏の食べ物で体の熱を逃がそう
- 体を冷やしすぎないこと 夏の冷房対策も大切
- クーラーを使わない暑さ対策は気化熱を上手に活用!
いろいろ試してみたい方法がたくさんあります♪
冷えは万病のもとと言われます。今年は暑気払いで涼はとり体を冷やさず、そんな夏を楽しみたいと思います!
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