【防炎ラベル対応】防炎のラグ・カーペットの選び方や消防法義務について解説

投稿日:2024年2月22日 更新日:2024年2月22日|防音・防炎, 絨毯のまめ知識

近年、防災への意識が高まっています。多くの人が集まるような場所だけでなく、家庭内でも火災のリスクを最小限に抑えるための対策が求められています。

なかでも注目されているのが「防炎ラグ」

ハグみじゅうたん事務局にも「防炎のラグを探しているのですが」とお問い合わせを日々いただきます。

今回は火災が起こった時のために防災として備えておきたい「防炎ラグ・カーペット」について、どのような場所に必要なのかやそもそも防炎物品とはについて解説します。

また、防炎ラグの選び方やおすすめのラグについても詳しくご紹介していきます。早速みていきましょう。

防炎ラグ・カーペットとは

防炎ラグとは、火がついても燃え広がりにくい性能のラグのことを指します。

ここでのポイントは、火が「燃えない」ではなくあくまで「燃え広がりにくい」ですので注意しましょう。

防炎性能は、素材自体が防炎の性能を有するもの、もしくは後加工で繊維に防炎性能を付加する方法があります。

後加工の場合は、クリーニングなどによってその効果が薄れてしまうことがあります。

絨毯の場合は、後加工ではなく、素材自体に難燃性の高い素材が用いられています。

 

防炎ラグが必要な場所

防炎のラグやカーペットはどのような場所に必要なのでしょうか。

大きく2つに分けることができます。

①法律によって義務付けられている場所

②防災対策をしたい環境・場所

 

①法律によって義務付けられている場所

消防法では、防炎物品を使用しなければならないところが定められています。

基本的には、人が多く集まる場所や避難の際に時間がかかりそうな場所が該当します。

代表的な例をあげると…
・高さ31mを超える高層建築物
・地下街
・映画館/ホテル/飲食店/百貨店
・病院/介護施設/保育所

また、「高さ31mを超える高層建築物」にお住まいの方は、階数関わらず1階の方でも対象となります。

 

②防炎対策をしたい環境・場所

防炎防火対象物ではなくとも、防災意識の高まりから対策をしておきたいという方もいらっしゃるでしょう。

下記のような場合は、火災のリスクを抑えるためにも防炎ラグを敷いておくとよさそうです。

・小さなお子さまやペットがいらっしゃるご家庭
・キッチン周りに敷く場合(キッチンマットも含む)
・暖炉や薪ストーブがあるご家庭
・キャンドルやたばこなど日常的に火を使うことが多い場合
・冬にストーブやヒーターなどを使用する場合

防災は大切な家族を守ります

防炎ラグは事故や火災から家族を守るための防護手段として重宝されています。安全な環境を提供することが、家庭の安心感を高める一因になりますね、

さて、防炎ラグやカーペットが必要な場所がわかったところで、実際に防炎ラグを選ぶ際はどのように見分ければよいのでしょうか。続けて見ていきましょう。

 

防炎ラグの選び方

防炎ラグを選ぶには、「防炎ラベル」がついているかやどのような素材が使われているかで見分けるのがおすすめです。

防炎ラベルがついているか

防炎性能試験をクリアした商品には「防炎ラベル」が交付されます。

防炎ラベル

防炎性能試験とは、下記のような内容を測定しています。

残炎時間・・・炎をあげて燃えるのが止むまでの時間
残じん時間・・・炎をあげないで燃えるのが止むまでの時間
炭化長・・・加熱終了後、炭化してもろくなった部分または穴のあいた部分の最大の長さ

いくつかの基準をクリアしたものだけが防炎物品として認められ防炎ラベルが表示されるので、この「防炎ラベル」が付いているかを目安に防炎ラグを選ぶと良いでしょう。

▼気になる防炎性能試験についてくわしくはこちら!

ちなみに、消防法よって防炎物品を使用しばければならない場所には、この防炎ラベルが付いているものを選びましょう。

 

ウール素材のものを選ぶ

消防法による義務というよりは、防災目的で防炎ラグを探しているという方は、「防炎ラベル」を選ぶ以外にも「ウール素材」のラグやカーペットを選ぶこともおすすめです。

ウールは、炭素を多く含んでおり難燃性の高い素材で知られています。消防士の服や学生服、飛行機の内装、ホテルのカーペットなどにもウール素材が使われています。

消防服や飛行機の中はウール素材のファブリックが用いられています

実際、防炎物品として認められているラグの多くがウール素材が使用されています。

ここまで防炎ラグの選び方が分かったところで、一つおすすめの防炎ラグをご紹介したいと思います。
それは「ハグみじゅうたん」です。一体どのようなラグなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

 

防炎ラグを選ぶなら「ハグみじゅうたん」がおすすめ!

赤いハグみじゅうたんが敷いてある様子

防炎ラグ・カーペットをお探しの方に、声を大にしておすすめしたいのが「ハグみじゅうたん」です。

ハグみじゅうたんとは、1枚1枚手仕事で作られた天然素材ウールのラグです。
こちらの記事で紹介しているからにはもちろん「防炎物品」適合。つまり防炎ラベルに対応しています。

ハグみじゅうたんの特徴について詳しくお伝えしていきます。

 

防炎ラベルに対応

ハグみじゅうたんは、先程も触れましたが第三者機関により防炎性能試験をクリアしており防炎物品として認められています

ハグみじゅうたんは防炎ラベルを取得しています

ハグみじゅうたんは防炎ラベルを取得しています

薬品などでの防炎加工をしておらず、上質なウールを使い、ウールの特性を活かしたつくりをしているおかげで、加工をしなくても防炎物品として認められる性能があるのです。

そのため、防炎物品の使用が義務付けられている高さ31m以上の建物や、人が多く集まる施設などでも安心してお使いいただくことができます。

※ご注意ください※

ハグみじゅうたんは防炎物品適合ですが、商品に防炎ラベルが予め付いているわけではございません。
防炎ラベルが必要な方は、別途220円(税込)で貼付け可能ですのでお求めの際に店舗スタッフへお伝えいただく、もしくはオンラインショップの場合はオプションを選択してご購入くださいませ。

 

燃えにくいウール素材

絨毯に用いられる素材は沢山ありますが、中でもウールは断トツ燃えにくい素材であると言われています。

こちらは、実際の燃焼実験の様子です。

化学繊維(ポリエステル)とハグみじゅうたん(ウール)に火をつけてみてどのくらい燃えるのか(燃えにくいのか)を実験してみました。

動画からわかるように、一見どれも燃えているように見えますが、ウールは焦げているのは実は表面だけで中までは火が届いていません。

ウール(ハグみじゅうたん)の燃えた箇所の断面はこのようになっています。毛先が焦げていますが中は大丈夫です

ウールは火が燃え広がりにくい素材なので、ウール素材のラグを選ぶことで、万が一火災の際は、避難や初期消火をする時間の余裕がもてるだけでなく被害拡大を抑えることにつながります。

▼くわしくはこちら!

 

インテリアにもこだわりたい!美しいデザイン性

防炎性能を重視するか、それともラグのデザインを重視するか。防炎ラグを選ぶ際に生じるお悩みの一つでもあります。

せっかくならば防炎も備えており、かつインテリアもおしゃれにこだわりたいという方には「ハグみじゅうたん」はとてもおすすめです。

ハグみじゅたんのデザインは「自然の風景」を表現しています。日々過ごしている中でふときれいだなと感じる空の色や植物の色、季節が移り変わる中でその時しか見れない景色などを、グラデーションでその彩りを絨毯に込めています。

ハグみじゅうたんER6175

夕焼けの空のようなハグみじゅうたん(こちらの商品を詳しく見る


ER6193

水平線から朝日が昇るようなイメージ(こちらの商品を詳しく見る


ER6189

藤の花の色合いを表現(こちらの商品を詳しく見る

お家のなかで、彩りに触れ、自然を感じながら過ごしているような感覚は、とても心に安らぎを与えてくれます。

暮らしにそっと馴染むようなデザインが多く、約100種類の柄を揃えているため北欧風のナチュラルな雰囲気からモダンな雰囲気まで、お部屋にあったお気に入りの1枚が見つかるはずです。

▼詳しくはこちら!

 

実際のお客様の声

ここでは実際に防災目的でハグみじゅうたんをお選びいただいた方のお客様の声をご紹介したいと思います。

購入ボタン直前に夫の一言「防炎じゃないと…」

赤い絨毯が敷いてある

何ヶ月にも渡って探していた薪ストーブのある内土間に敷くラグ。とにかく寒いので、これ!というものが見つからないまま半ば諦めモードで買おうとしていた市販のラグ。

購入ボタン直前に夫の一言。「防炎じゃないと…」(今更?!)
そこからが、hagumiとの出逢い。

赤系のウールのラグがなかなか見つからなかったのに…ここにあった!と。
しかもちゃんと本物。。
お値段もちょっと背伸びしてちゃんと良い物をと思えば、良心的なお値段。

対応も丁寧で、届くのも驚くほど早かったです。

設置してみて…
とても馴染んでいます。ずいぶん前からそこにあったかのよう。ハグみじゅうたんを置いてから、居心地良くて人がそこの場所に集うようになりました。

実際にとにかく暖かいし、土間の床ではフェルトの滑り止めも暖かさに一役買っています。
土間と薪ストーブとの相性もバッチリです。

空間的にも機能的にも暖かさを運んでくれました。
良きものをありがとうございます^ ^

(長野県北安曇郡 Y様  投稿を見る

 

 薪ストーブとハグみじゅうたんの組み合わせが最高に気持ちいい!

青いハグみじゅうたんが敷いてある

薪ストーブを購入したので、その前に敷くラグマットを探していたところ主人がハグミじゅうたんのHPを発見。調べると石川の店舗でちょうどハグみじゅうたんフェアが開催されていたので見に行く。

シンプルながらもセンスのいいデザインが気に入った。部屋を引き立たせもしてくれるし、溶けこんでもくれると思った。

あとはやっぱり肌触りが気持ちいい。薪ストーブの前に敷いても羊毛なので燃えにくいとおっしゃっていたのもポイント。小さい子どもがいるけど汚れにくくお手入れも楽というところも◎。

部屋がぐっとおしゃれになった! 薪ストーブとハグみじゅうたんの組み合わせが最高に気持ちいい!
子どもも大人も寝転んでます。横が畳の部屋なんですが、畳とも相性がよかった!

(富山県高岡市 O様  投稿を見る

 

法人の方へ!防炎ラグのサブスクサービスあり

ホテルやグランピングなどの宿泊施設、飲食店など法人用に防炎ラグ・カーペットをお探しなら、ハグみじゅうたんサブスクサービス『ロハスク』がおすすめです。

月額680円から、上質ウールのハグみじゅうたんが使い放題。

面倒なクリーニングなども不要なため、まずはどんなものか試してみたいという方、汚れが気になるのでレンタルなら利用してみたいという方はぜひこちらもご検討ください。

法人向けラグのレンタルサービス「ロハスク」

 

防災ならウール素材!防炎物品ハグみじゅうたんで暮らしを豊かに

薪ストーブの前にオレンジ色のハグみじゅうたんが敷いてある様子

万が一の火災の対策として防炎ラグ・カーペットの特徴や選び方についてご紹介してきました。
消防法により義務付けられている方はもちろん、防災として備えておきたい方にも防炎ラグはあると安心です。

防炎ラベルのついているラグはもちろん、中でも難燃性の高いウールのラグは適していると言えるでしょう。

手仕事で作られたウールラグ「ハグみじゅうたん」は、その防炎という機能面だけでなくインテリア性にこだわりたい方、安心安全な素材を求めていらっしゃる方にもおすすめのラグです。

ハグみじゅうたん取扱店は全国約200店舗あるので、まずはぜひお近くの店舗で実物をご体感くださいませ!

 

防炎カーテンをお探しの方はこちら!

自然素材リネン100%のオーダーカーテンLif/Lin~リフリン~でも「防炎加工」を承っています。
ハグみじゅうたんと合わせて、天然素材に囲まれたナチュラルな暮らしを楽しみたいという方はぜひご覧ください。

▼リフリンの防炎加工について詳しくはこちら

リネンカーテンリフリンの防炎加工

 

【ハグみじゅうたん オンラインショップ】

肌ざわりの良い自然素材ウールのじゅうたんで『おうち時間、もっと快適』

ハグみじゅうたん - ロハスな手仕事ラグ 天然ウール素材の絨毯・カーペット

この記事をシェアする

forum お問い合わせはこちら

ご不明点などございましたら、ハグみじゅうたん事務局までお問い合わせください。
------------------------------------------------------
【ハグみじゅうたん】事務局
TEL: 0250-22-0606
------------------------------------------------------