ハグみじゅうたんをお使いの方の中にはお家が無垢フローリングの方が多くいらっしゃいます。
健康にも環境にも良い、無垢フローリング。
そんな無垢フローリングですが、この寒い時期に使いたいホットカーペットとの相性はどうでしょうか?
本日は、無垢フローリングとホットカーペットについてのお話です。
無垢フローリングにホットカーペットは使える? 目次
- 無垢フローリングとは?
- 無垢フローリングではホットカーペットやこたつは使えない!?
- 無垢フローリングでも暖かく過ごしたい!方法は?
- ホットカーペットを使用する上での注意点
- 無垢フローリングにホットカーペットは使える? まとめ
無垢フローリングとは?
そもそも「無垢」フローリングとは?
木のフローリングには、主に「合板」「無垢」の二種類があります。
合板:ベニヤ板を何枚か貼り合わせたものの上に、薄くスライスした天然木を接着剤で貼っているもの
無垢フローリング:貼り合わせをしていない天然木100%の板を使っているもの
無垢フローリングは合板に比べると汚れ、キズに弱く、湿気によって膨らんだり縮んだりするといった性質を持つのでメンテナンスしにくいのが難点です。
しかしそれでも使いたいという方が多くいらっしゃるのは自然素材の気持ち良さによります。
木のぬくもりが感じられる、調湿作用を持ちサラッと使える、経年変化が楽しめるなどなど。
住むほどに愛着がわいてくるような床材なのです。
ハグみじゅうたんをお使いの方の中には、お家が無垢フローリングの方が多くいらっしゃいます。
ウールと木、天然素材同士の優しい風合いがとてもマッチしますとのお声をよくいただきます!
↓無垢材とハグみじゅうたんをお使いの方の声をまとめてみました。写真つき
【お客様の声】無垢の床×ハグみじゅうたんの暮らし
ウールラグのハグみじゅうたんと無垢フローリングは見た目だけではなく、「調湿」するという性質的にも相性が良い組み合わせです。
ハグみじゅうたんにはゴムやラテックスなどの裏地を付けていないので通気性も良く、無垢フローリングの調湿機能を妨げにくいのです。
無垢フローリングではホットカーペットは使えない!?
ところで、冬の寒さも本格化してきたこの頃、ホットカーペットやこたつとの併用に関する質問を多くいただきます。
ハグみじゅうたんはホットカーペットと併用可能なじゅうたんです。
しかし!ハグみじゅうたんと併用される方が多い無垢フローリングにホットカーペットは、基本的には使えないのです。
その理由としては、極端な温度変化により、フローリングの木に割れや反りが出てしまうから。
それでも無垢の床であたたかく過ごしたい・・・そんな場合には床材の選び方や、使用方法に工夫が必要です。
無垢フローリングでも暖かく過ごしたい!方法は?
①床暖房対応の無垢床材を選ぶ
無垢の床材の中でも温度変化に強い種類はあります。
”床暖房対応”として紹介されている床材もあります。
もし無垢フローリングを選ぶ段階で無垢の床材をホットカーペットと併用する事が想定されるのであれば、そちらを選んだ方が無垢材の割れ・反りは起こりにくくなります。
②下面が暖かくならない工夫をする
ホットカーペットの使用による無垢フローリングの温度変化を、少しでも和らげるための工夫をご紹介します。
1.下面(床に着く面)が暖かくならないホットカーペットを使う
現在上面のみ暖かくなるホットカーペットも販売されているようです。
2.床用断熱シート(アルミシート等)+ホットカーペットを使う
床とホットカーペットの間にアルミ製の遮熱シートを敷くと、熱がフローリングに伝わりにくくなるので、無垢材への負荷を軽減させられます。
【注意点】
●断熱シートが薄い場合は1枚では床に熱が伝わってしまいます。
数枚使うか、厚手のもので様子を見てください。
●アルミシートは通気が良くありません。無垢材の呼吸する性質を妨げる可能性があります。
・時々捲って様子を見たり、風をとおしたりする
・床面に熱が伝わっていないか確認しながら使う などの注意が必要です。
+α ハグみじゅうたんとの併用で暖かさ長持ち 
①、②の工夫をしていても、ホットカーペットの設定温度が高ければ高い程その効果も弱くなり、熱に弱い無垢材を傷めるリスクは高まってしまいます。
そこで!①、②の工夫をしたうえで、「ホットカーペットの上にウールラグを敷く」ということをおすすめします。
ウールラグのハグみじゅうたんは保温性が高いので一度暖まれば、設定温度は低くしていただいても心地良いぬくもりを長く感じることができるのです!
一度暖まったらスイッチを切っています、というお客様の声もありました。
省エネにもなるので、暖房費がかさむ冬にはとっても嬉しいですね♪
↓ハグみじゅうたんとホットカーペット・床暖房の相性についてはこちら
ハグみじゅうたんは床暖房やホットカーペット使えますか?
ホットカーペットを使用する際の注意点
便利なホットカーペットですが、無垢フローリングの上に敷く場合でも、そうでない場合でも使用には注意が必要です。
ホットカーペットの経年劣化
5年以上使用していたら要注意です。
焦げ臭いにおいがする、表面がヒーター線に添って変色している、正しく稼働しないなどの異変がある場合は使用をすぐに中止ししましょう。
老朽による断線・ショートが火事の原因になることもあります。
しわのある状態、折り畳んだ状態で使うのはNG!
こちらはホットカーペットの説明書にも記載があるかと思います。
内部のヒーター線同士が重なり、高温になるのできちんと広げて使いましょう。
上に置くものについての注意
以下の物を置きっぱなしにするのは避けましょう。
・重い物⇒ヒーター線が傷む・断線する原因になります。
・クッションなど⇒熱がこもりやすいので、その部分の温度が高くなり危険です。
ホットカーペットが原因の事故を防ぐため、よく注意して安全に暖かく過ごしましょう!
playlist_add_check 無垢フローリングにホットカーペットは使える? まとめ
基本的には、無垢フローリングとホットカーペットの併用はおすすめできません
どうしても併用したい場合は、床材・ホットカーペットの種類選びや断熱シートなどの工夫が必要です
工夫した上でハグみじゅうたんを使うと、より無垢材を傷めるリスクを軽減できます
ホットカーペットの使用上の注意点を守り安全に使いましょう
無垢材とホットカーペットは基本的にはあまり相性が良くないのですね。
そのことや、工夫の方法を知っているだけでも、お気に入りの無垢フローリングを長持ちさせることができますね。
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