こんにちは。
少しづつ気温が暖かくなり、春のにおいを感じられるようになりましたね。
毎年この時期になると、近くの公園の菜の花と桜が満開になるのが待ち遠しくなります。
とはいえ、今年は新型コロナウイルスの影響でご自宅で過ごされる方が多いのではないでしょうか。
外でお買い物や食事を思いきり楽しむことができずに残念ですが、何よりも健康を守ることが一番です。
さて、本日はハグみじゅうたんをお使いいただいている皆様にお家でできる簡単なメンテナンスをご紹介します。
お家にいる時間が長いからこそ、普段はできないモノのお手入れをしてみるのも良いですね!
今回ご紹介するお手入れはハグみじゅうたんの「かがり部分のほつれ」です。
目次
かがりのほつれができるわけ
ハグみじゅうたんは織り上げた後、縁の部分を手仕事でかがり縫いをして仕上げています。
かがり部分の糸は、羊の毛を撚ることによって長くて太い糸を作っています。
また、かがっている途中で糸が足りなくなった際は新しい糸を継ぎ足しながらかがり縫いをしていきます。
そのため、足やモノが当たりやすいじゅうたんの縁(かがり部分)は踏んだり掃除機掛けなどで擦れたりすることによって、少しずつ継ぎ足された部分の糸の境目が緩んでくる場合がございます。
しかし、ご安心ください。
これは商品の欠陥ではなく、多くの場合はご自宅でお手入れをして直すことができます。
これからご紹介させていただく次の方法をぜひお試しください。
お手入れ方法①飛び出た糸をはさみでカット
ハグみじゅうたんの縁の部分は、隙間が出ないように羊毛できつくかがられています。
そのため糸がピョンと飛び出ている状態であれば、はさみでカットしていただいてもほつれる心配はございません。
お手入れ方法②細い棒で糸を入れ込む
5mm以上飛び出た糸の場合、細い棒のようなもので糸を入れ込んでいただく方法があります。
細い棒は、爪楊枝や針のようなものがあると良いですよ。
飛び出た部分を隣の糸と糸の間にギュッと入れ込んでください。
この時、糸の先端に少量の接着剤をつけて中に入れ込んでいただくと再発しにくくなります。
動画でもご覧いただけます。こちらもご参考くださいませ。
■かがり部分の糸の直し方
お手入れ方法③針と糸を使い引っ張る
飛び出た糸が約5㎜以上、かつ太めの場合はこちらの方法ををお試しください。
始めに、ご用意いただくものは針とタコ糸です。
タコ糸を針の穴に通し、写真のように輪っかをつくります。
次に、じゅうたん表面のパイル部分とかがり部分の境目に針を通し、少し輪っかを広げた状態にします。
そして、輪っかに飛び出た糸を引っ掛けます。
最後に思いっきり針を引っ張ってください。
※この時なかなか針が抜けないため、強い力が必要です。
すると、糸が巻き直されて余分な長さの糸が少し飛び出た状態になります。
この部分ははさみでカットしていただいて大丈夫です。
どうしても直せない場合
上記の方法でも直すことができなかった場合、一度ハグみじゅうたん事務局までご相談くださいませ。
なお、「かがりの部分のほつれ」は保証書にも記載させていただいているとおり、手仕事じゅうたんの特性のひとつのため保証の対象外とさせていただいております。
ご使用いただく上で問題はございませんのでご安心ください。
どうぞご理解いただけますようお願いいたします。
playlist_add_check縁の糸がほつれてきました…お家で直す方法は? まとめ
いかがでしたでしょうか。
かがりのほつれはご自宅にある道具で簡単にメンテナンスしていただくことが可能です。
ほつれが気になられた際はぜひ上記の方法をお試しください♪
かがりのほつれは手仕事じゅうたんの証
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