お部屋をおしゃれに仕上げたいけれどどんなラグを選べば良いかわからない、とラグ選びに悩んでいる方へ。
インテリアコーディネーターの資格を持つハグみじゅうたんスタッフが「お部屋をおしゃれに仕上げるラグの選び方」についてまとめました!
お部屋のどこにラグを敷くのか、どんなデザインのラグを敷くのかイメージしながらご参考ください。
目次
おしゃれなラグの選び方:リビング編
リビングは家族全員が集うくつろぎスペースです。
横になってくつろいだり、ソファやローテーブル・センターテーブルを置いたりして、快適に過ごせることがポイントです。リビングラグを選ぶときは、居心地よく過ごせるように、肌触りの良い素材・調湿性のある素材を意識しましょう。
そして快適で、おしゃれな空間にするにはラグの色合いがとても大切です。
ビビットなトーンのラグはアクセントになりますがベースカラーとなる床、壁、そしてポイントカラーとなるクッションや小物との色のコーディネートがとても難しくなります。
その点アースカラーの色合いは穏やかな中にも色彩の豊かさも感じることができ、落ち着いた中にもお洒落な雰囲気のリビングを演出できます。
※アースカラーとは、木や葉、花などの植物の色合いや草原や夕日など自然風景をイメージした色合いです。

ハグみじゅうたん展 限定シリーズ 『ておりCOLLECTION』 美しい色合いだけでなく、自然素材「ウール」の吸湿性の高さが心地よさの秘密です
テーブルとソファを配置する、あるいは床でくつろぐことが多い場合はソファの幅よりも20%ほど大きめのラグを選ぶとバランスよくまとまります。テーブルを置かない、あるいは床であまりゴロゴロしないなら、ソファの幅と同じくらいのサイズを選ぶとバランスも良くアクセントラグとしてレイアウトするとおしゃれです。
おしゃれなラグの選び方:ダイニング編
ダイニングは食事をしながら今日一日の出来事などを会話する場でもあります。
ダイニングラグの色合いも楽しく、心地よく感じる夕日色のオレンジなどの暖色系や、食事の色味や質感と調和しやすい緑色やブラウンなど、また落ち着いたシックな雰囲気にしたいならベージュやグレーなどラグを配置してはいかがでしょうか。
実用的な面でもダイニングラグは、椅子を出し入れする音や床の傷・汚れを防ぐための効果や、物を落とした時に衝撃を吸収したり、足元の冷えを防いだりする役割があります。
ダイニングはリビングよりも汚れやすいスペースですから、飲み物や食べ物をこぼしたときに簡単にお手入れできる汚れに強い素材がおすすめです。椅子を引くスペースにもラグを配置することで、ゆとりをもって使うことができます。平織りタイプや毛足の短いラグを選ぶと椅子が引き出しやすいですよ。

ダイニングには薄手のタイプがおすすめ 両面使える『リバーシブルストライプシリーズ』ER2961RED
食卓に彩りがあると、食事の時間も楽しくなりそうですね♪
おしゃれなラグの選び方:和室編
和室にラグを敷くの?と疑問に思う方もいるかもしれませんね。風情を感じる畳が素敵な和室ですが、インテリアが限られてなんだか物足りない、寂しいと感じていませんか?
古くから天然素材の手織り絨毯や手機織り絨毯は、通気性も良く座卓の下や単体で和室に敷いても畳との相性も良く、京都の町家などではペルシャ絨毯が敷かれています。
日本には戦国時代の安土桃山時代に持ちこまれたと言われ、信長の謁見の間や秀吉の鳥獣文様の陣羽織にもペルシャ絨毯が使用されていたようです。風呂敷の唐草文様もシルクロードを通してペルシアから唐に伝わり日本の伝統文様として伝わっています。
このように絨毯・ラグは日本での歴史も古く、和室に馴染むラグを敷くとぐっとおしゃれな印象になります。琉球畳に天然素材のウールや、麻のラグをコーディネートしてみたり、深みのある色合いの幾何学模様ラグを敷いてみたりするのもおしゃれです。いぐさのクッションも合わせると和室らしさを残せます。平織りのキリム柄ラグを敷くと、アジアンでおしゃれな和室に変わります!

和室にも合うウール素材の手織り絨毯
おしゃれな玄関マットの選び方
玄関は家の入り口であり、顔でもあります。風水的にも「外から持ってきた悪い物をはらい落とす場所」なので、日ごろから綺麗にしておくことが重要です。
「床と玄関ラグの色合わせに失敗した…」
「玄関の雰囲気と玄関ラグとの色合いが、いまいちしっくりこない」
と玄関ラグの色合わせで悩む方は、床の色合いも考慮してラグのカラーを選ぶ事がおすすめです!
濃い目のウォールナットやマホガニーの床には明るめのオレンジや風水にも良いイエローなど、明るめのオークやパインの床にはブルーや多色使いの玄関マットを選んでみてください。メリハリがでて奥行きも感じられ狭い玄関も広く見えます。

ておりシリーズ LR358A 玄関マット 床の明るさと揃えておしゃれで明るい空間に♪
差し色をプラスしたいけどどんなカラーにしよう?と悩んだら風水で選ぶのも1つの方法です。
柄付きのラグを選ぶポイント
柄デザインのラグはアクセントラグにおすすめです。ここでは、おしゃれで人気があるデザインの北欧柄、ボーダー柄、キリム柄をご紹介します。
【北欧柄】
自然をモチーフにしたデザインが多い北欧柄。鳥や動物柄、木やお花などの植物柄、同じ図形が連続 する幾何学模様などの種類があります。お部屋を可愛らしくおしゃれに仕上げるアクセントラグにおすすめです。
お子様のお部屋にも良いですね。
【ボーダー柄】
ボーダー柄(ストライプ柄)も人気。同じ幅のラインが交互に並ぶデザインや、幅の違うラインがランダムに並ぶデザインもあります。シンプルな直線だけでなく装飾のついたラインや、グラデーションのような色合いのラグもおしゃれです。色合いによってナチュラル、北欧、ポップ、モダン、クラシカルなどあらゆるテイストに馴染み、使いやすい柄です。

赤い線がアクセントにあしらわれたハグみじゅうたん(ER6193)
「ハグみじゅうたん」がどんなインテリアテイストにも合わせやすいのはストライプ(ボーダー)とグラデーション柄が中心になっているから。
「まるで前からあったみたいにしっくりと馴染みました!」
「派手過ぎず。地味過ぎない。配色と図柄が華やかで穏やかな気分にしてくれます」
というお声もよくいただきます。
【キリム柄】
トルコ発祥のキリム柄は、幾何学模様のような独創的なデザインがおしゃれです。ヨーロッパとアジアのデザインが調和したようなテイストなので、ヨーロピアン、北欧、アジアン、ヴィンテージといったテイストに馴染みます。キリム柄の平織りラグを和室に敷くとひときわアジアンな空間に仕上がります。

北欧ヴィンテージ家具と合わせても雰囲気のあるおしゃれな空間に ハグみじゅうたん リバーシブルイエニ CK4544
シンプルな無地のラグを選ぶポイント
シンプルな無地のラグはどんなテイストにも合わせやすいのが特徴ですよね。シンプルといっても、色や形、毛足など異なる要素があります。
お部屋のカラーバランスを覚えてラグを選ぶだけで一体感のあるおしゃれなお部屋が作れます。そこにプラスして、ラグの形や毛足にも注目すると、シンプルなラグでもさまざまな表情を見せてくれますよ。
ラグの色
お部屋のカラーは、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーに分けられます。
ベース:アソート:アクセント=7:2:1に配色することで、一体感のあるおしゃれなお部屋に見えます。
ベースカラーはお部屋の7割を占める色ですから、天井や壁、床の色合いになります。ラグはアソートカラーかアクセントカラーとして配色しましょう。ラグの色を他のインテリアと合わせてお部屋の2割あるいは1割で配色することで、シンプルな無地のラグでおしゃれな部屋を作ることができます。

上質なウール100%で織りあげたハグみじゅうたんプレーンシリーズ
ラグの形
ラグの形は四角のほかにも円形や丸、星形、ハート形、リーフ型など様々な種類があります。円形ラグや丸ラグは可愛らしい印象です。星型・ハート型・リーフ型はポップな見た目なのでアクセントラグにもおすすめです。
その他にも、正方形のラグをつなげて使えるジョイントラグ・ユニットラグもあります。色の違うラグを交互にジョイントしたり、バイカラーでジョイントしたりカスタマイズも可能です。
定番で一番使いやすく飽きのこない形はやはり長方形です。
※ハグみじゅうたんには変形ラグ、ユニットタイプはございません
ラグの毛足
毛足が長いラグはゴージャスな印象に、短いラグはシンプルな印象になります。毛足が細かく目が詰まっているほど、カジュアルな雰囲気から上品な見た目になります。
そして、目が詰まっているほどゴミやホコリが毛足の中に入りにくく、ダニの養分となる食べカスや人間の皮脂などもラグの奥に入り難くお手入れも簡単です。

毛足の長さは織り方によりそれぞれ違います
まとめ
リビング、ダイビング、和室、玄関。用途に合わせてラグを選ぶ
おしゃれに仕上がる!柄付きのデザインラグ「北欧柄」「ボーダー柄」「キリム柄」
シンプルなラグは「色」のバランスと「形」「毛足」でおしゃれに仕上げる
お部屋をおしゃれに仕上げるラグの選び方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ラグの柄、色、形、毛足など様々な要素からお気に入りを見つけておしゃれなお部屋を作ってくださいね!
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
【ハグみじゅうたん オンラインショップ】
肌ざわりの良い自然素材ウールのじゅうたんで『おうち時間、もっと快適』