絨毯は燃えるゴミ?燃えないゴミ?要らなくなった絨毯をゴミに出す方法

投稿日:2021年3月30日 更新日:2023年7月4日|絨毯・ラグ・玄関マットの基礎知識

絨毯の上の赤ちゃんお部屋の模様替えや引っ越し、経年劣化などで絨毯を処分しなければいけなくなったとき、どうやって燃えるゴミ・燃えないゴミに出せばいいのでしょう?

絨毯はそのまま粗大ゴミに捨ててしまっても大丈夫なのか、それとも普通ゴミとしてゴミ集積場に持っていってもいいのか、そもそも絨毯は燃えるゴミなのか燃えないゴミなのか…など色々な疑問が湧いてくるはず。

そこで今回は、要らなくなった絨毯の処分方法をご紹介します。絨毯を捨てたいけれど、燃えるゴミなのか、どうしたらよいかわからないという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

要らなくなった絨毯をゴミに出すには?

要らなくなった絨毯を処分する際、一般的に推奨されるのは粗大ゴミとして出す方法があります。

粗大ゴミとして処分する場合、絨毯は巻いたままの状態や、折りたたんだままでも出すことができますが、自治体によってルールが異なるので確認が必要です。

ここでは、絨毯を粗大ゴミとして出す場合の注意点や、具体的な方法をご紹介します。

 

絨毯は「粗大ゴミ」として出すのが一般的

絨毯を粗大ゴミ扱いとする場合、住んでいる自治体のゴミ収集センターで処理手数料を払って処分してもらうことになります。

処理手数料は、ゴミのサイズによって自治体ごとに変わってくるため、詳しくは住んでいる自治体のゴミ処理センターに問い合わせるか、自治体のサイトで確認できることもあるので検索してみてくださいね。

ここでは、東京都・新宿区と大阪府・大阪市を例に挙げてみましょう。

東京都・新宿区では絨毯は「敷物」として分類されていて、1畳以内は400円、1畳を超えると、800円の処理手数料がかかります。180cm以上の場合は、切断するか折りたたんで持ち込まなければいけません。

一方、大阪府・大阪市では、絨毯は織物製の場合、6畳未満は200円、6畳以上なら400円となっています。

自治体によって処理手数料はサイズによってさまざまであることがわかりますね。

 

粗大ゴミ回収申し込みの方法

粗大ゴミの回収方法も自治体ごとに少し異なりますが、おおまかな流れは次のようになります。東京都・新宿区の取り組みを例にご紹介しましょう。

1. 粗大ゴミ受付センターに電話・インターネットのいずれかで申し込む
2. 粗大ゴミ処理手数料券(粗大ゴミのシール)を取扱店(スーパーやコンビニなど)で購入する
3. 要らなくなった絨毯に粗大ゴミ処理手数料券(シール)を貼って、指定された場所に粗大ゴミ収集日の朝に出す

粗大ゴミ処理手数料券の販売場所は、自治体のホームページに掲載されています。粗大ゴミの回収方法や回収時間は自治体ごとに異なるため、必ず住んでいる自治体の情報を確認するようにしましょう。

引っ越しシーズンなどは粗大ゴミの回収も混み合うため、申し込んでから回収まで1ヵ月ほどかかってしまうこともあります。絨毯を捨てると決めたなら、捨て方も含め早めに問い合わせてくださいね。

このほか、自分で直接ゴミ処理センターに要らなくなった絨毯を搬入し処分してもらう方法もあります。この場合、収集前と収集後の計量表示の差で料金が決まるのですが、料金設定は自治体ごとに異なります。

また、予約をしてからでないと直接搬入できない自治体もあるため、注意しましょう。

 

「燃えるゴミ」として処分できるかは素材次第!

粗大ごみシール

ここまで、「要らなくなった絨毯を処分するには粗大ゴミとして出すのが一般的」ということをお伝えしてきましたが、なかには「処分手数料を払うのが嫌」と感じる方もいるのではないでしょうか。

絨毯は、ある方法で普通ゴミ(燃えるゴミ・燃えないゴミ)として出すこともできます。ここからは、その方法をご紹介しましょう。

 

絨毯はカットすれば粗大ごみでなく普通ゴミに出せる

粗大ゴミの定義は自治体によって取り組み方が少し異なりますが、東京23区では一辺が30cm以上のもので、指定のゴミ袋に入らないものを粗大ゴミとしています。

つまり、30cm以内にカットし指定のゴミ袋に入れることができれば、絨毯も普通ゴミとしていつものゴミ集積所に出すことができるのです!
絨毯の捨て方(袋にまとめる)

 

「燃える」か「燃えない」かは絨毯の素材で判断

カットすれば普通ゴミに出せる…といっても、素材ごとに燃えるゴミになるか、燃えないゴミになるか、分別しないといけません。

一般的に絨毯の素材が綿やウール、絹、麻、い草、竹のものは「燃えるゴミ」として出すことができます。天然素材のものは可燃ごみ扱いになる場合が多い…と覚えましょう。

ちなみに、「ハグみじゅうたん」の素材は、ウールとコットン(綿)です。カットすることができれば可燃ごみになります。

では、「燃えないゴミ」として扱われる絨毯の素材はどのようなものがあるでしょう?

燃えないゴミになる絨毯の素材としては、ナイロンやレーヨン、アクリル、ポリエステルなど、いわゆる化学繊維の素材が挙げられます。

また表地は天然素材でも、裏地にゴム素材のすべり止めがあるものは燃えないゴミになるため、注意が必要です。

処分しようとしている絨毯の素材がわからないときは購入した店舗や製造元に確認するとよいでしょう。

一般的には上記で説明した分類となりますが、ゴミ処理センターの焼却機能によっても、燃える素材・燃えない素材の判断が異なりますので、絨毯を普通ゴミとして出すときは念のため自治体に確認してみましょう。

 

自分でカットするのに必要なものは?

絨毯の処分方法

絨毯を普通ゴミとして出す場合、畳んで捨てるのでなく、ゴミ袋に入るように自分でカットしなければいけませんね。

絨毯を自分でカットするときに使う道具は、絨毯を切る専用のカッター(カーペットカッターやカーペットトリマー)や裁ちばさみなどです。

専用カッターは、ホームセンターやインターネット通販でも購入することができます。専用カッターを使う場合は、絨毯の下にカッターマットを敷いて作業をすると安全です。

あらかじめ30cm四方の目安ラインを書いておくと効率よくカットすることができますよ。

裁ちばさみなら、家の裁縫道具箱にある方も多いはず!家の中を探してみてくださいね。

道具が準備できたら、絨毯を30cm四方になるように切っていきます。

厚みのある絨毯の切断方法は、ケガをしないように十分注意してください。絨毯の織り方や素材によって、厚みや重みが異なるため、自分でカットするのが難しいものもある、もしくはカットできないものもある、ということを覚えておきましょう。

薄いものでも、大きな絨毯を30cm四方になるまで裁断し続けるには、時間と労力がかかります。

特に裁ちばさみをずっと握っていると、次第に握力が入らなくなってきます。場合によって腱鞘炎を引き起こすこともあるので、無理のない範囲で行うようにしましょう。

30cm四方に絨毯を切ることができたなら、重ねて紐で束ねてからゴミ袋に入れると、ゴミ袋の中でグチャグチャにならずに済むのでお試しくださいね。

絨毯を自分でカットする作業は、思っているよりも難しく危険です。処分手数料がかかってしまいますが、粗大ゴミとして回収してもらう方が安全で時間もかからずに済むためおすすめです!
絨毯の切り方

 

絨毯はカットすれば普通ゴミに出せる場合もある

要らなくなった絨毯をゴミに出す方法をご紹介しました。自分でカットすることができるなら、普通ゴミとして処分できますが、とても大変な作業になります。

くれぐれもケガには注意し、安全に作業を行ってくださいね。危険と感じたら無理をせず、粗大ゴミとして出しましょう。

要らなくなった絨毯は粗大ゴミとして出すのが一般的
回収方法や処分手数料は住んでいる自治体に要確認
指定ゴミ袋に入る大きさにカットできれば普通ゴミとして出せる
「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」は素材によって異なる
自分でカットするときはケガに注意

「ハグみじゅうたん」は健康や環境に配慮した、子どもも安心して使える絨毯です。不要な絨毯を処分した後、新しい絨毯を探す場合はぜひご検討くださいね。

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