ダイニングテーブルの下にラグやマットを敷く?敷かない?ダイニングラグのメリットとは

投稿日:2021年5月13日 更新日:2023年12月25日|サイズ・場所で選ぶ

今回は、日頃ハグみじゅうたん事務局によくいただく質問を取り上げたいと思います。

『ダイニングテーブルの下にラグやマットを敷いた方が良いのですか?』

『ダイニングテーブルマットとしてハグみじゅうたんは使用できますか?』

『ハグみじゅうたんはダイニングラグとしてのどのようなメリットがありますか?』

こちらのブログでは、ダイニングテーブルの下敷のラグのメリット・デメリットをご紹介します。

「敷くか?敷かないか?」内容を参考にしていただき、購入を悩んでいる方はご家族で意見を出し話し合ってみてくださいね。併せてご質問の多いハグみじゅうたんのシリーズごとの違いもぜひ検討の参考にしてください。

ダイニングテーブルにラグ・マットを敷く?

ダイニングテーブルの下に青と黄色のラグマットが敷いてある様子
ダイニングスペースにラグ、敷いていますか?
敷くか、敷かないか、ご家族の中でも立場によって意見が分かれるところだと思います。

他のお宅でどうしているのか気になる!という方が多く、今までお客様にお聞きした「ラグをダイニングテーブルの下に敷く派・敷かない派」の意見をまとめてみました。

敷く派の意見

ダイニングテーブルの下に手織りのカラフルなラグが敷いてある様子
・何も敷かないと足もとが冷えるので
・椅子で床が傷だらけになるので必要
・部屋がさみしいのでインテリアとして敷きたい、部屋に彩がほしい
・フローリングの感触よりもラグを敷いた方が足元が気持ち良い
・雑誌でダイニングの下に敷いてあるのをみて素敵だと思って!
・普段椅子に腰かけている方が多いので、くつろぐ場所には欲しい
・リビングダイニング兼用のテーブル&ソファなのでお部屋のメインのラグとして使います
・フローリングに傷や染みがつくので安いのを1年位で買い替えている
・冬だけ敷きます
・家が古いので傷だらけの床をじゅうたんでお洒落に隠せればフローリング変えるより安くすむと考えて
・今の部屋に飽きてきたので模様替えしたい、まずはラグから見に来ました!
・リビングとダイニングのラグをたまに敷き替えて、模様替えで気分を変えている
・犬がいるので、部屋の中はなるべく広めにじゅうたんを敷いている

何も敷かない派の意見

ダイニングテーブルの下にラグやマットを敷いていない様子
・子供が小さいので食べこぼし飲みこぼしが多いので敷けない!
・テーブルの下の掃除が大変なので
・やっぱり汚れが気になる!
・部屋になるべくものを置きたくないので敷くのは考えていない
・部屋が狭いので敷くとさらに狭くみえそう
・無垢のフローリングなので木を楽しみたい、フローリングのままが良い
・ちょうど良いバランスのサイズが分からなくて買えていない…
・ダイニングはごはん食べるだけなのでいらない
・昔ながらの台所なので床が柄のクッションフロア、そこにラグは合わなそう
・そもそもテーブルの下にラグを敷くという発想がなかった

皆様と同じ意見はありましたでしょうか?

ちなみに私は「敷く派」です。理由は、お仕事終わりで帰宅して一息つくときに、足元が固い床よりもクッションのあるラグがある方が疲れがとれるからです!

【ブログ】なんだか最近疲れていると感じる方へ


私の家族は「敷かない派」です。掃除をササっとフロアモップで済ませることが多く汚れた時にすぐ拭けるように、という理由でした。

少し話がズレましたが…皆様とお話していると「敷く派・敷かない派」どちらの意見もとてもよく共感できます。

どちらにすべきかは、それぞれの立場・生活スタイルや考え方で変わります。それぞれの意見を加味した上で、選択していただくと良いですね。

続いては、実際にダイニングの下にラグを敷くとどのようなメリットがあるのかを詳しく見ていきたいと思います。

ダイニングラグを敷くメリット

日本にはラグ・マットをダイニングの下に敷く文化が根付いていないため、敷かない派が多いのは当然かと思います。特に昔ながらの住宅はラグを敷かない前提の部屋のつくりのことが多いですし、マンションやアパートでは「敷くとさらに狭く感じそう」という意見はやはり多いですね。

しかし最近は、インテリア雑誌やTVドラマなどでダイニングの下に敷くイメージが増えてきたせいもあり、「ダイニングテーブルの下に敷くラグを探しています」というご要望をよくいただきます。

青いソファとダイニングテーブルの下にグレーのラグマットが敷いてある

皆様が「ダイニングの下にじゅうたんを敷きたい」と考えた理由はどのようなものがあるのでしょうか。

ダイニングテーブルの下にラグを敷くメリットを大きく5つにまとめてみました。

メリット① 埃を抑える効果

食事をする場所であるダイニングルームに敷物を敷くメリットは、埃やハウスダストが空気に舞わないようにすることです。これが一番大切な理由ではないでしょうか…。

ホテルレストランやグレードの高いレストランなどがカーペットを敷きこんでいる理由は、心を込めて提供した料理をより良い環境で衛生的に食していただくためです。衣類から出る繊維カス、人間やペットなど皮脂、花粉やダニの死骸など室内にはハウスダストが多く存在しています。これらが空気に舞わないようにしてくれるのがラグや絨毯の大きな役割です。
リビングダイニングルーム前面にカーペットを敷くのはコストやメンテナナンスが大変です。ツルッとした表面のマットより毛足のあるラグや絨毯がお勧めです。

メリット② 床の傷・汚れを防止

ダイニングテーブルとイスの下にオレンジのラグが敷いてある
食事は毎日のことですので、椅子の出し引きでフローリングは傷が付いてしまいます。傷が気になるけれど、椅子の脚の下に貼る保護用のフェルトは使っているうちにすぐ剥がれてしまうし、チェアソックス等椅子の脚に付けるカバーは見た目が気になる…そんな方は、ラグを敷けばインテリア性を損なうことなく床の保護ができます。

特に小さなお子様がいらっしゃると力加減がまだうまくいかず、力いっぱい出し引きを行ってしまい、後々たくさんの傷に!

また、食べ物や飲み物なども意外と床にシミ汚れを作ってしまいます。特に、天然木の無垢のフローリングは温かみがある一方で、水を吸いやすく汚れも跡になりやすい(材木にもよります)ので、ラグを敷くことでかなり軽減されます。

メリット③ 防音効果

テーブルの下に緑のふかふかのラグが敷いてある
戸建てのお家でも気になりますが、アパートやマンション、ダイニングスペースが2階にある住宅などは特に気にするところではないでしょうか。

椅子の脚の出し引きや食器などを落とす音、話している声などは少なからず下に漏れてしまいます。 それを軽減させるにもラグは効果的です。

モノを落とした時に遠くまで転がっていかないのも、使ってから気づくメリットです。

メリット④ 暖かさ対策

ダイニングスペースに北欧風の黄色と青のラグが敷いてある
ダイニングでは、スリッパなどを履くかとは思いますが意外に底冷えしてしまいます。特に女性やご高齢の方は冷えが気になるところですよね。

厚みがあるラグや密度の詰まったラグやマットは、ダイニングテーブルの足元だけでなく床からの冷気も防ぎお部屋を暖かくしてくれます。床暖房などを使用する日数も少なくなるはずです。

また夏でも使えるラグであれば、フローリングでのベトベト感も少なく、夏の暑さを軽減させてくれる効果もあります。

近年は、ダイニングテーブルでお子様の宿題を見てあげるご家庭も多いと思います。寒さ厚さ対策をして集中できるよう足元を気にかけてあげるのも良いですね。

メリット⑤ くつろげるスペース

おしゃれなラグマットがダイニングに敷いてある様子
やはり足元は固いフローリングではなく、クッション性があるとゆったりとくつろぐことができます。

リビングダイニング兼用で常にダイニングテーブルを使われる方、椅子で過ごす時間が多い方にはラグを敷くことをおすすめします。厚みがありやクッション性が高いものだと、よりリラックス効果があります。

メリット⑥ インテリアとしてのダイニングラグ


デザイン性のあるラグを敷けば憧れのお洒落なお部屋にすることができます。毎日の食事の時間もお気に入りの空間で楽しい時間を過ごすことができそうですね。北欧などではダイニングラグは定番のインテリアアイテムです。

また、色鮮やかで存在感のあるラグには、「ゾーニング効果」という役割があります。ゾーニングとは、空間を視覚的・機能的に分ける計画のことで空間デザインを考えるうえで基本になるものです。今はリビングダイニング一体のお部屋も多く、それぞれにラグを敷くことによって空間が区切られ、お部屋全体のまとまりがとても良くなります。

ラグを一枚敷くだけで、お部屋全体にメリハリがつくということになります。

メリット⑦ 《番外編》 ラグで学力UP!

学力向上には、「リラックスし、集中力を高めて勉強することが必要」と一般的によく言われています。踏み心地がやわらかく、優れた吸音・静音性をもつカーペットをお部屋に敷くことで、リラックス効果がもたらされ、集中力を高められる学習環境をつくることができます。

ダイニングテーブルでデスクワークや書き物をする際もラグがあると集中できるかもしれないですね。

さて、ここで少しばかりラグを敷かないことのメリットも見てみましょう。

ダイニングラグを敷かないメリット

ラグを敷かないという選択肢にもメリットがあります。ここでは主に2つご紹介します。

シンプルな空間になる

ダイニングにラグを敷かないことで、すっきりとした雰囲気の空間になります。
あまりものを置かずにシンプルライフを目指している方、モダンな空間などがお好みの方などにおすすめです。

ホワイトインテリアのお部屋

instagram @haruka._.home様のお部屋

掃除のしやすさとメンテナンス

「お掃除がしやすいから」という理由でラグを敷かない方も多くいらっしゃるかと思います。
食べ物や飲み物がこぼれ汚れやすいダイニング。床にこぼれてもサッとタオルで拭けるのは一つのポイントですよね。

ここまで、ラグを敷くメリット、敷かないメリットをそれぞれご紹介してきました。
それでもやっぱりラグが気になるという方に、汚れにはどう対応すればよいのか続けてお伝えします。

ダイニングの下敷きマットはやっぱり汚れが心配

ダイニングの下に敷くメリット、たくさんあるのは分かるけど…やはり一番の不安はやはり汚れ。ダイニングのラグはリビングに比べて汚れる確率が高いです。特に小さなお子様がいるご家庭はこぼすことは日常茶飯事ですね。

対策の選択肢としては ①[洗えるラグを選ぶ] ②[汚れが付きにくいラグを選ぶ] となります。

①[洗えるラグを選ぶ]

まず思い浮かべる対策だと思います・しかし、大きなサイズをご家庭で洗うのが手間(水洗いした後のラグはかなりの重量になり、乾くまでに数日かかる場合があります)になってしまったり、毎回洗うわけにもいかず放置してしまった汚れが結局落ちないなんてこともあるため、実際そのようなラグをお使いの方からは「結局毎年使い捨てになってしまっている」というお声をよく聞きます。

②[汚れが付きにくいラグを選ぶ]

これはとても時代に合っている選び方だと思います。最近は防汚加工が施された、且つお洒落なラグがたくさん登場していますので、インテリア性を損なわず選ぶことができます。

またラノリンワックスを多く含んだ上質なウール繊維は汚れをはじきジュースなどの水分も染み込み難い、そのうえ丈夫で長持ちお手入れが簡単という特徴を兼ね備えています。ウールラグは薬品による化学的加工をしなくても汚れに強くダイニングラグとしても活躍します。

汚したらすぐに買い替える使い捨てのラグよりも、丈夫で長く使えるものや、お手入れが簡単なものがおすすめです。さらには、両面使用できるリバーシブルタイプならば、片面が汚れたらもう片面などお使いいただくことで洗う手間が半分になります。

ラノリンを含む上質ウールのラグは、水分も染み込みにくい

リバーシブルタイプのラグ(ハグみじゅうたん)

あとは意外と「大人は汚さない」ので(もちろん個人差はありますが…笑)、汚れがつきにくいラグを選び、万が一どうしても気になる汚れがついてしまった時は、5~10年に一度メンテナンスとしてクリーニングに出すのもひとつです。汚れるから…という理由で、普段の心地よさや好きなインテリアを諦めてしまうのはもったいないようにも思います。

▼ ウール絨毯のクリーニング どこに出したらいい? とお悩みのかたへ

ウールじゅうたん専門ケアショップ ラグケア 素材にやさしいクリーニング

ウールじゅうたん専門ケアショップ『ラグケア』は、ギャッベをはじめウールじゅうたんを長年販売してきたウールのプロが「素材にやさしいクリーニング」で「きがるに、きれいに」を実現します

ダイニングの下にラグを検討している方は、このような使いやすさ・快適さのポイントで選んでみるとよいでしょう。
他にもサイズ感で迷われていらっしゃる方はぜひ下記の記事もご覧ください。

もっと詳しく!


さて、ここからはダイニング用のラグのなかでもおすすめしたい天然素材ウールラグ「ハグみじゅうたん」について、詳しく見ていきましょう。

ダイニングの下におすすめのハグみじゅうたん

さて、「ハグみじゅうたんはダイニングテーブルの下に敷いて大丈夫ですか?」という質問ですが、結論は「全シリーズダイニングテーブルの下にお使いいただけます」 ハグみじゅうたんに使われているウールは汚れに強いため、お掃除が気になるダイニングスペースでもおすすめです。

いくつかご紹介します。

【ブログ】


シリーズによっては、織り方や厚みが異なるため、使う上での注意点も異なります。
続けて、シリーズ毎の特徴についてご紹介します。

シリーズ毎の特徴

リバーシブルストライプシリーズ


厚みが約5mmとハグみじゅうたんの中で1番薄いシリーズのため、ダイニングの下にまずおすすめしたいシリーズです。

厚みがないため、椅子の出し引きがスムーズにできます。また、裏表柄が同じリバーシブル仕様なので、時々裏返して使うことで、椅子のひきずりなどにより同じ箇所が痛むのを防ぐことが出来ます。麻のようなシャリ感で、気軽に使っていただける価格設定のため夏に向けての模様替えのラグとしても人気です。

【もっと詳しく!】


てざわり・てざわりコレクションシリーズ




厚みが13mmと足触りがふかふかのシリーズです。ダイニングスペースも足元からゆったりと寛げる空間にしたい、という方におすすめです。毛足が長いですが、ハグみじゅうたんは調湿作用のあるウールのため、夏でも裸足でべたつかず気持ちよくお使いいただけます。

注意点としては、椅子の出し引きの摩擦で遊び毛が出たり毛が抜けることです。遊び毛が気になる方は、椅子の出し引きの際に引きずらないよう注意していただくか、より耐久性の高い「ておりシリーズ」がおすすめです。

【もっと詳しく!】


ており・ておりコレクションシリーズ



厚みが9mmなので、ふかふか感はてざわりシリーズよりないものの、しっとりと艶があり足触りが心地よいです。

また、ハグみじゅうたんの中でも汚れにも強いウールを使用しているため汚れがつきにくく、手紬ぎ&手染めならではの色むらで汚れが目立ちません。手結びで織られており、耐久性も高いため、椅子の出し引きでの遊び毛は比較的少ないです。

【もっと詳しく!】


ており2ndコレクションシリーズ


《てざわりシリーズ》のふかふか感と、《ており・ておりコレクションシリーズ》の光沢感を兼ね備えたシリーズです。
毛足はふかふかなめらかで、足元からリラックスしていただけますので、リビングダイニング兼用でお使いの方に人気です。毛足が長いため、椅子の出し引きは他のシリーズよりは少し重さを感じるかもしれません。

【もっと詳しく!】


ハグみじゅうたんをダイニング下で使う際の注意点

ダイニング下にもおすすめのハグみじゅうたん、ただご使用いただく上での注意点があります。
下記の点に気をつけていただくことでより良い状態でお使いいただけます。

■横からのひっぱりついて

絨毯は上からの荷重には強いのですが、実は横からの力にはそれほど強くありません。ダイニングテーブルや椅子を載せたままラグを移動させるなど、水平方向に強い力が加わると、コットンの地糸が切れる原因となります。

■弾力性のある床やカーペットの上に敷く場合について

やわらかいクッション性のあるマットやカーペットの上に敷く場合、硬い床の上に敷く場合とは異なり、踏んだりテーブルや椅子の脚による上からの力が加わったりすることによりその部分が下に沈んでしまい、ウールや地糸が伸びてしまう可能性があります。

ダイニングテーブルの下に敷く場合は、滑り止めのご使用をおすすめしています。
テーブルの下で重さがあるからいらないと思われるかもしれませんが、椅子の出し引きでの床との摩擦を軽減する効果が見込めますので対策としてお使いください。

【ブログ】


まとめ

さて、ダイニングテーブルの下にラグを敷いた方が良いのか、その場合のメリットとおすすめのハグみじゅうたんのシリーズについて紹介してきました。

おいしい食事の時間、ご家族との団欒の時間がより豊かになれるアイテムとして、ぜひ「ダイニングテーブルの下のラグ・じゅうたん」を検討されてみてはいかがでしょうか。

 敷く派・敷かない派どちらの意見も聞くべし
 意外と多いダイニングの下にラグを敷くメリット
 汚れが付きにくいラグを選ぶ
 ハグみじゅうたんは全シリーズダイニング下に使える

ハグみじゅうたんについて、もっと詳しく知りたいという方はぜひ公式ホームページをご覧くださいませ。

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