じゅうたんを永くお使いいただくために【ゴミ掃除とダニ対策編】

梅雨の影響で雨が多い日が続いていますね。
ニュースでもありましたが、今年は梅雨が長いそうで、ジメジメとした日が続きそうです。
体が何となく重くなったり、体調が優れないと感じられた方も多いのではないでしょうか。
そんなマイナスイメージが多く湿気の多い梅雨ですが、こんな環境を好むものもいます。

聞いただけでもぞわっとしてしまう方もいらっしゃるかと思います…ダニです…
今回は、そんなダニ対策のためのポイントについてご紹介させていただきます。
じゅうたんを永くお使いいただくことにも繋がることと思います。

“ダニ対策の前にダニについて知る

アレルギーを引き起こす原因(アレルゲン)としても代表的なダニ。
様々な種類がいるダニですが、日本に生息し、私たちの生活に害を及ぼすダニは屋内・屋外ダニの両方を合わせて約5種類だと言います。
その中には、人のフケやほこり、垢をエサとする私たちの生活にとても身近なダニもいます。
ダニアレルギーの症状としては、お腹周りや太もものかゆみが止まらないといった症状があります。
エサとなる小さなほこり自体も、くしゃみや鼻水といったアレルギー症状の原因にもなります。

ダニが発生する条件

先ほども、少しご紹介させていただきましたが、ダニが繁殖しやすい条件として以下のことが挙げられます。

①食べかすやフケなどの小さなゴミ
②湿気
③ダニの入り込む隙間がある

この3点を満たすとダニは繁殖しやすいです。

またポイントなのが、もともとじゅうたんにダニが生息しているわけではないということ。
▼こちらのブログにその検証結果が載って乗っておりますので、ご覧ください。▼
絨毯やカーペットにはダニがたくさんいると思っていませんか？

そのため、ダニを発生、繁殖させない上では、じゅうたんにゴミを残さないこと。
つまり、こまめなゴミ掃除と定期的な湿気取りが大切なポイントの1つになります。

ダニ対策　お掃除のコツと目安

ハグみじゅうたんをご紹介させていただく際、「お手入れをしやすい」とお聞きされた方もいらっしゃるかと思います。
なぜお掃除しやすいのか、それは、毛足の目が詰まっており、じゅうたんの中までゴミが入りづらくなっているからです。

例えば、小さなお子様がいらっしゃっるお宅で、お子様が食べかすをポロポロとこぼされたとします。
目の詰まったハグみじゅうたんであれば、表面にごみが残った状態ですので、こまめに掃除機掛けをしていただくことで、ダニのえさとなるごみがじゅうたんの中に入りにくくなるのです。
目安としては、2、3日に1回ほどの頻度で掃除機掛けをしていただくのが良いかと思います。

※あくまでも目安ですので、毎日掛けてはいけないということではございません。気になる際に掛けていただくのが良いかと思います。

また、小さな粉状のゴミはじゅうたんをめくって裏から掃除機掛けをしていただくことで、中に残ってしまう可能性を抑えることができます。
【ハグみじゅうたんのお手入れ】日常のお手入れ編[動画あり]
▼湿気対策はこちらから▼
梅雨のおうち時間を楽しむために～ウールじゅうたんの湿気対策～

“永くお使いいただくために・・・

じゅうたんやお布団にダニがついてしまった場合、殺虫剤を散布して駆除を行ったり、クリーニング屋さんに出してドライクリーニング等をしていただくことで駆除をすることはできますが、気分的に使いたくないと思われる場合の方が多いのではないでしょうか。
結果的に、じゅうたん自体をゴミとして捨てなくてはならないという事にもなってしまいます。

じゅうたんを捨てるには、粗大ごみとして処分していただくか、細かくカットして小さく切り分けてから一般のごみとして捨てる方法等があります。
お金や手間もかかることですし、何よりも愛着を持っていたものを捨てるのは、心が痛みますよね。

かく言う私自身も、先日、愛着を持って使っていた肌掛け布団にダニがついてしまったようで、泣く泣く処分をするという悲劇的な事態に見舞われてしまいました…