ラグ一枚で、お部屋の雰囲気はガラリと変わります。うまく選べば、お部屋全体を自分のイメージ通りに演出することも可能です。でも、自分の部屋に合うラグをどのように選べばいいのか、実は分からないという人もいるのではないでしょうか?
ラグは見た目の印象だけでなく、敷く場所や用途を考えて選ぶことが大切です。今回は、お部屋にぴったりのおしゃれなラグを選ぶコツをお伝えします。素敵なコーディネート実例もご紹介しますので、ラグ選びに悩んでいる方、部屋をイメージアップしたい方は必見です!
目次
おしゃれなラグの選び方
おしゃれなラグを選ぶポイントは、部屋のテイストや家での過ごし方に合うものを見つけることです。
選び方のコツを見ていきましょう。
部屋全体のテイストが揃うように選ぶ
部屋の中でも面積の多い床は人の目が行きやすく、部屋に入った瞬間、意識せずとも足元に敷かれたラグはパッと目に飛び込んできます。言い換えると、ラグは部屋の印象に大きな影響を与える大事なポイントとなるのです。
そんなラグを選ぶときに大切なのは、ソファやカーテン、クッションといった部屋全体のテイストを揃えること。ラグそのもののデザインだけを見て選んでしまうと、部屋のテイストに合わず、統一感のない空間になってがっかりすることに。ラグを選ぶ前に、まずどんなテイストの部屋にしたいのか、目指す方向性を決めることが大切です。
お部屋のテイストにはたくさん種類があります。
その中から代表的な5 つと、それぞれに合うラグをご紹介します。
シンプル・ナチュラル系
明るい色のフローリングや白い壁といった、シンプルでナチュラル、リラックス感が漂う部屋には、優しい色合いのラグがぴったりです。部屋にしっくり馴染ませるならベージュやグリーン、空間に明るさをプラスするなら落ち着きのあるレッドやオレンジ系を選ぶと良いでしょう。
モダン系
直線的で洗練されたデザインが特徴的なシンプルモダンなインテリアのお部屋には、ニュアンス感のある色使いに加えて幾何学模様や大きな柄のあるラグを選ぶとおしゃれな雰囲気に。さらに、天然素材のウールやシルクなど、素材にこだわると高級感もプラスできます。
北欧系
北欧の家具や雑貨、ファブリックを取り入れた温かみのある北欧スタイルのインテリアは、人気の高いテイストのひとつです。ニュアンス感のあるアースカラーをベースに、自然をモチーフにしたラグや、幾何学模様、差し色にイエローやオレンジなど元気なカラーを足すのがおすすめです。
西海岸系
爽やかな海の風を感じる西海岸スタイルといえば、ボーダー柄が定番です。白い砂浜と青い海をインテリアに取り込むイメージで、ホワイトやブルーを配色のベースにしているラグがしっくりいきます。
ラグジュアリー系
高級ホテルで過ごすような優雅でリッチな雰囲気づくりには、質感が大事です。毛足の長いシャギータイプや、クッション性の高い厚みのあるラグを選ぶとフィットします。

instagram @sakura_noie様のお部屋
家での過ごし方に合わせて選ぶ
「リビングで過ごす時間が長い」「床でごろんと寝転がるのが好き」というように、家での過ごし方やくつろぎ方は人それぞれ異なります。ラグのある空間で自分がどんな風に過ごしたいのかイメージを膨らませると、空間にも暮らしにも合うおしゃれなラグが見つかります。
床でのんびり過ごす
ラグに寝転んだり、ソファにもたれて足を伸ばしたりと、床で過ごす時間が長い場合には、ふかふかの厚手のラグを選びましょう。薄いラグでは体やお尻が痛くなってしまいます。ラグの目が詰まっていて、床の硬さを感じないものがベストです。また、床に座るとラグが肌に触れる部分が増えるため、肌触りの良いウールやコットンなど、チクチクしない素材選びも大切です。小さなお子さまがいる場合には、防ダニ効果があるタイプを選ぶと安心して過ごせるでしょう。

春色のハグみじゅうたんの上で寝転ぶ子供たち
リビングでまったり過ごす
家の中心となるリビングは、多くの時間を過ごす場所です。家族が集まってテレビを観たり、友人とゆっくり過ごしたりしやすいよう、最適なラグを選びたいものですよね。リビングのラグ選びでは、素材やデザイン以外にサイズ選びが重要なポイントになります。サイズによって、空間の印象や快適性が変わるからです。

ハグみじゅうたんの上でワンちゃんもごろ~ん
ソファの横幅を基準にすると、最適な大きさのラグをスムーズに選べます。
ソファの横幅よりも短め
ソファの横幅よりも短いラグを選ぶと、くつろげるスペースが小さくなります。中途半端に見えて、リビングとダイニングを区切るゾーニング効果も弱まります。バランスがうまくとれづらいので、注意が必要です
ソファの横幅と同じくらいか少し長め
くつろげるスペースが十分に取れるので、ソファにもたれて足を伸ばして座ったり、ラグの上でゴロンと寝転がったりできます。バランスがとりやすいサイズです。

ソファ幅+20%はバランスよく見えます
ソファの横幅よりも一回り大きめ
ゆったり感を演出できるサイズです。おもちゃを広げて遊んだり走り回ったりと、お子さまの遊びスペースとしても十分な広さがあります。スペースに余裕があるので、サイドテーブルを置いたり、オットマンを置いたりと、くつろいだ雰囲気づくりができます。
リビングのラグ選びのポイントは以下より詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
リビングのラグ選びを失敗しないために知っておきたいポイントをご紹介
ダイニングでゆっくり過ごす
ダイニングは、食事するのはもちろんのこと、リモートワークや趣味を楽しむスペースとして使うという方も多いでしょう。ラグ選びのポイントは、次の4つです。
汚れにくい素材
ダイニングでは食べ物や飲み物をこぼすことがあるため、撥水効果のあるタイプや手軽に洗えるタイプを選ぶのが大切です。なかでも天然のウール素材は、キューティクルの膜で水や汚れをはじく特性を持っており、食べ物や飲み物がラグに染み込むのを防ぐことができるためおすすめです。

ウールのダイニング下ラグ
ウールラグについては以下の記事で詳しく紹介しています。
ウールラグってどう違う?素材の魅力やメリット・デメリットを解説
毛足が短い
ひんぱんに椅子を出し入れすることを考えて、脚が引っかかりにくい毛足の短いタイプを選ぶと、使い勝手が良いと感じます。平織りタイプなら食べこぼしやホコリなどが毛足に絡みづらく掃除もしやすく、おすすめです。
汚れが目立ちにくい色・柄
食べこぼしで汚れても目立ちにくい色や柄を選びましょう。撥水効果が高いタイプであれば、色についてさほど気にする必要はありません。汚れが染み込みやすく手軽にお洗濯できないラグの場合は、明るくナチュラルな色だと汚れが目立つため、慎重に選ぶようにしましょう。
椅子を引くスペースを考慮してサイズを選ぶ
テーブルの大きさに椅子を引くスペースを加えて、ラグのサイズを選びましょう。テーブルの端から、少なくとも60 cmは確保するのがおすすめです。特に小さなお子さまがいる家庭では食べこぼしで床が汚れないよう、大きめサイズを選ぶと安心です。
ダイニングテーブルの下にラグを敷くメリットについては、こちらで詳しくご紹介しています。
ダイニングテーブルの下にラグやマットを敷く?敷かない?ダイニングテーブルの下に敷くラグのメリット
おしゃれで上質なラグならハグみじゅうたん
せっかくラグを敷くなら、おしゃれで上質なものを選びたいですよね。ハグみじゅうたんなら、お部屋のイメージアップができて、心地良い肌触りで毎日の生活がより楽しくなります。
ハグみじゅうたんを住まいに取り入れた、おしゃれなコーディネート例をご紹介します。
今のお部屋をもっと素敵に変身させるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
木の温もりが感じられるお部屋にはグリーンのラグで彩りをプラス
ナチュラル系のお部屋にグリーンを基調としたラグを合わせると、温かみのある心地良い空間に。ソファより少し大きめサイズを選ぶとテーブルを置いても余裕が感じられ、床に座ってゆったりくつろぐこともできます。
ブルーのグラデーションラグで爽やかなお部屋に
穏やかな青い海を連想させるブルーのグラデーションがきれいなラグ。ハグみじゅうたんは自然の風景をイメージしてデザインされているため、お部屋に敷くと空間に心地良さが広がります。猫ちゃんと一緒にゴロゴロ過ごす時間は至福! ストライプ柄は奥行き感を演出できるので、省スペースにもおすすめです。
モノトーンのラグでスタイリッシュに
優しい色彩のモノトーンのラグでスタイリッシュな雰囲気に。一般的にモノトーン系のラグは強い印象を与えますが、ハグみじゅうたんは日本の住宅に合うようにデザインされているため、お部屋にしっくりなじみます。長めの毛足と手織りならではの上質な肌触りで、どのお部屋に敷いても心地良く過ごせます。
ラグ選びのコツを押さえておしゃれなお部屋に!
ラグは、敷くだけでお部屋のイメージアップができる優れたアイテム。ただし、見た目の好みだけで選ぶと失敗する可能性があるため、まずは目指す部屋のイメージを決めましょう。イメージが決まったら、敷く場所や用途を考えて選ぶと、部屋にぴったりのラグが見つかります。
天然素材で織られたハグみじゅうたんは、日本の住まいに合うように色や柄、サイズを考えて製作しています。リビングやダイニング、寝室、玄関などに敷くだけで、パッと空間が彩られておしゃれな雰囲気に! 肌触りが良いので、ごろんと寝転がってくつろいだり小さなお子さまを遊ばせたりするスペースにも最適です。
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