皆さんこんにちは!!
さぁ、私はタイトル通り日本から約8,000km離れているハグみじゅうたんの生産地にやってきております。
今回の目的はおなじみ、出来たばかりのハグみじゅうたんの検品です!!
今回も様々な事柄を学んで帰国したいと思います。
皆様是非最後までお付き合いください。
- ハグみじゅうたんの生産地には四季があるの?
- ハグみじゅうたんの検品はどのように行うの?
- ハグみじゅうたんの細かい織りはどのように作られているの?
ハグみじゅうたん生産地には四季があるの?
結論から言いますと、実は四季はありません。
その代り3つのシーズンがあります。
夏→雨季→冬
この3つのシーズンが1シーズン4ヶ月ずつ続き、繰り返していくのです。
但し、この国は基本的に気温が高い国です。
一番暑い時期、特に5月になると、最高気温は38.0度を平気で超えます。
場合によっては45.0度~48.0度に達することも…。
丁度マンゴーの時期という事で、
いたるところにマンゴーが生っています
日本の四季と同じように考えて過ごしていると体調を崩してしまいます。
また、雨季も日本の梅雨のようにシトシトと雨が降り続く訳ではありません。
まさにバケツをひっくり返したの如く激しい雨が降り続き、洪水になるのではないかと思ったら、急に快晴となり大地がカラカラに乾燥している事もしょっちゅうです。
ハグみじゅうたんを生産するうえで、3シーズンのうち一番重要になるのが、【夏】です。なぜならハグみじゅうたんの生産工程には、糸を染めて『乾かす』じゅうたんを織りあげて洗浄をした後、『乾燥させる』といったように、乾かす作業が多いからです。天気の変化を読み取り、職人さん達が汗をかきながら、せわしなく動き回っているおかげで日本全国のお客様に笑顔を届けられているのです。
曇天が特徴的です
ハグみじゅうたんの検品はどうやって行っているの?
【てざわりコレクション】https://lohas-rug.com/products/tezawaricollection
【てざわり01 , 02】https://lohas-rug.com/products/tezawari
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2シリーズとも毛足が長く、フカフカした肌触りが特徴の気持ち良いウールラグです。
手順のポイントは下記の3点
1 日本でのじゅうたんの使い方を説明し、デザイン・サイズ・その他自社で取り決めた基準を確認
2 全枚数の検品 , 修繕
3 修繕後の確認
と、上記のような流れです。
ポイント自体は少なく分かりやすいのですが、私達は妥協をすることを決して良しとしません。
必ず全枚数を、自分たちの目で見て、触れて、基準に満たないものがある場合はより良いものに作り直しをし、日本に出荷をしてもらっています。
小さなトラブルも決して見逃さないよう
職人さん方と共有し、1枚1枚丁寧に検品していきます
生産地の職人さん方は、ハグみじゅうたんが始まった当初から共に検品を行ってくださっている方々なので、ベテラン中のベテランばかり。
頼もしい限りです。
これで検品総数の5分の1程度です
ハグみじゅうたんの細かい織りはどのように作られているの?
今回検品しているじゅうたんは全て【機織り】で織られるシリーズです。
機織りと聞くと皆さん【鶴の恩返し】のような機織り機を連想されるのではないでしょうか。
形状自体は大きな違いはありませんが、木と鉄のフレームで出来ており非常に重厚な佇まい。
織り上げるサイズにもよりますが、大きなものが多く職人さんが3人並んで織っている事が多いのです。
織っている様子はまさに迫力満点。
ガチャン!!ガチャン!!
と、職人さんの勢いが伝わってくる大きくも小気味よい音を立てながら織り進めていくのです。
ガチャン!!ガチャン!!
力強く目を詰んでいる音が建物内に響き渡ります
しかもこの作業は、エアコンがある心地よい場所で行うのではありません。
煉瓦造りの趣きある建物で、熱気がこもった中行っているのです。
私達が行うようならすぐさまダウンしてしまうのは間違いありません。
【ハグみじゅうたん オンラインショップ】
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