「あれっ いつの間に!?」
ラグや絨毯に気付かないうちにシミや汚れがついてしまった、時間が経ってしまって何の汚れなのかわからない…
そんな経験はありませんか?
洋服でもたまにありますよね。
そんな時は、まず汚れの種類が水性なのか、油性なのか、順番に切り分けて行きましょう!
いざという時に役に立つウールラグのお手入れの仕方をご紹介します。
目次
ウールラグのお手入れの基本は「水拭き」
ウール(羊毛)のラグや絨毯は汚れに強いのが特長です。ハグみじゅうたんは上質な天然ウールを使用しているので、汚れ離れが良く、お手入れがカンタン♪
ハグみじゅうたんの場合、汚してしまった場合の基本のお手入れは「水拭き」です。
日常生活で汚す頻度が高いと考えられる「飲み物をこぼした」「食べ物をこぼした」といった汚れでは、ほとんどの場合すぐにお手入れをしてあげれば、水拭きだけで落ちる事が多いのです。
また、ワインやブドウジュースなど、染色に使うような食材を大きな範囲でこぼしてしまった場合は、ご家庭で完全に落すのは難しいかもしれません。
汚れの範囲が大きい場合は、早めにプロにお任せした方が良いでしょう。
汚れの種類は水性か油性か、それぞれ試してみよう
時間が経ってしまってもはや何の汚れなのかわからない…
そんな時は、すぐに水拭きするのではなく、以下のことを試してみましょう!
時間が経っている汚れは落しづらくなりますが、汚れの種類によっては落ちたり、薄くなることもあります。
「油性汚れ」か「水性汚れ」か 順に確認
1.油性汚れかを確かめる
油性の汚れに有効なアルコールやベンジンを布に含ませてトントンとたたいてみましょう。汚れが溶けて広がらないように、中心からではなく、周りからお手入れします。
この時、汚れが布についてくる、または汚れがにじんでいくようなら油性の汚れです。油性の汚れにはクレンジングオイルも効果的です。
また、マニキュア除光液も油性の汚れには効きます。
ただし、ウールの脂分をとり過ぎてしまい毛足がパサつく原因にもなりますので、少しずつ試していきましょう。
2.水性汚れの対処
アルコールやベンジンでは変化がない、という場合は水性汚れの可能性が高くなります。
水性汚れでも時間が経っていると繊維の奥まで汚れがしみ込んでいる場合があります。まずは、水で絞った布やタオルをとんとんと軽くたたきながら、汚れにあててみます。
少し時間をかけて水分を馴染ませるイメージです。
次に、小刻みに揺らしながら汚れが布やタオルについてくるか確認します。(ゴシゴシは毛足を痛めてしまうので禁物ですよ)
この時、汚れが布についてくる、または汚れがにじんでいくようなら水性の汚れです。
水性汚れとわかったら、根気よく基本の水拭きをしていきます。
水拭きではあまり落ちない、という場合は(アクロンやエマール等の)ウール対応の衣類用中性洗剤を使います。
ハグみじゅうたん、ウールラグは、動物性タンパク質でできています。タンパク質はアルカリに弱く、溶けてしまいます。
お手入れする際の洗剤については、下記のブログ記事も参考にしてみてくださいね。
時間が経ってしまったウールラグや絨毯の汚れのお手入れ方法 まとめ
時間が経っていてもあきらめないで、落せることもあります
何の汚れがわからない時は、まず油性の汚れか確かめよう
汚れの範囲が大きい場合は無理せずプロにまかせるのがおすすめ
小さなお子さまのいるご家庭やペットと暮らすご家庭では、気付かないうちに汚してしまうこともたくさんありますよね。
いつの間にかついていた汚れ…あきらめないで、試してみてはいかがでしょうか。
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