ゲリラ豪雨と猛暑が各地で連日のように続いている日本列島。新潟も蒸し暑い日が続きます。
我が家の猫も暑くてだら〜(涼しくてもだら〜っとしてますが)

はあ~ 暑いわあ
さて、猫ちゃんと暮らすご家庭では、猫ちゃんの粗相に悩まされている方も多いと思います。
ハグみじゅうたん事務局でも、猫がおしっこした場合のお手入れ方法をご質問いただくことがあります。いくら汚れに強いハグみじゅうたんでも、猫のおしっこのニオイがちゃんと取れるか、心配ですよね。
そこで、本日はハグみじゅうたんに猫がおしっこをしてしまった場合のお手入れ方法をご紹介します!
【ハグみじゅうたんのお手入れ】猫がカーペットにおしっこした場合の対処法 目次
- 1.おしっこをしっかりと吸い取る(おもてから)
- 2.おしっこをしっかりと吸い取る(裏から)
- 3.熱湯をかけた後、水分をしっかりと吸い取る
- 4.乾かす
- 【ハグみじゅうたんのお手入れ】猫がカーペットにおしっこした場合の対処法 まとめ
猫はニオイが残っていると何度も同じ場所にしてしまうことがあります。猫がラグやカーペットにおしっこをしてしまったら、ニオイが残らないよう、早めにしっかりとお手入れしましょう。

裏面にまでしみ込むほどのおしっこ(検査の残りのハグみじゅうたんを使っています)
裏面にまでしみ込むほどの量ですが、さらに30分ほど放置した後に、下記の手順でお手入れしてみました。
1.おしっこをしっかりと吸い取る(おもてから)
裏にはペット用トイレシートを当てて、おもてからキッチンペーパーやペーパータオル、または使い古しのタオルなど、吸い取りの良いものでおしっこをしっかりと吸い取ります。(今回はキッチンペーパーを使用)

裏にはペット用トイレシート、上にはキッチンペーパーをのせる
※ペット用のトイレシートが無い場合は、キッチンペーパーや使い古しのタオルでもOKです。
ぎゅっぎゅっと押して、キッチンペーパーに吸い取っていきます。ゴシゴシこすると毛先を痛めてしまう恐れがあります。根気よく、丁寧にキッチンペーパーに移しとるよう吸い取っていきましょう。タオルを使う場合は、おしっこがしっかり取れているかわかる白がおすすめです。
キッチンペーパーやタオルなど、何を使うにしても量を惜しまずにね!

キッチンペーパーで吸い取る ※ビニール手袋をした方が良いかもしれません
おしっこの黄色い色がつかなくなるまで、何度も繰り返します。

吸い取ってます!
2.おしっこをしっかりと吸い取る(裏から)
裏面にまで染み込むような量なら、裏面からも吸い取る必要があります。
オモテに新しいキッチンペーパーを何枚ものせ、さらにビニールを被せます。その上から体重をかけて裏面のトイレシートに吸い取らせていきましょう。

足が汚れないようにビニールなどをのせて

そして、足で踏みふみ、踏みふみ・・・
重しを乗せてしばらく放置しても良いのですが、少しでも早くお手入れする為には自分の体重をのせてどんどん吸い取らせていくのが良いと思います。
おしっこをしっかり吸い取ったら
染み込む前にお手入れできた場合、ごく少量の場合は、水拭きするだけでも良いでしょう。
でも今回のような量では、しっかり吸い取っても、水拭きだけではニオイが取れない可能性が高いです。
試しにニオイを確認してみると、汚した部分全体がまだおしっこクサイ(泣)
続けてお手入れしていきます。
※ウール(羊毛)は濡れたり湿気を多く含んだ時にウール特有のニオイがしますが、乾燥すると臭わなくなります。
ウールラグから羊のニオイがする時は湿気が高いサイン!
3.熱つめのお湯をかけた後、水分をしっかりと吸い取る
コップ1杯程度の熱つめのお湯を用意します。
ラグやカーペットに残っているおしっこの成分を薄めること、熱つめのお湯で菌の繁殖を抑えることが目的です。かける前に、ペットシーツは新しいものに変えましょう。
ニオイの強い液体なら、熱めのお湯が効果的です。
※沸かしたての熱湯ではなく、熱々で飲める程度の温度まで冷ましたお湯をお使いください。

汚した部分に少しずつかけていきます・・・一度濡れたところが染み込みやすい為、最初のおしっこの範囲にすぐに染み込みました
熱つめのお湯をかけたら、1.と2.の手順を繰り返して、おもてと裏からしっかり水分を吸い取ります。
しっかり水分をとった後、ニオイを確認すると、おもてはおしっこのニオイはほとんどしなくなりました!
ただ、裏面はまだ少しニオイが残っています。
量が多い場合、まだ臭う場合はもう1回同じように試してみましょう。ただし、熱つめのお湯を何度もかけると乾いた後の毛先がパサついてしまい、肌触りの良さを損なう恐れがあります。2度目からは、おしっこ成分を薄めることを目的に、ぬるま湯または水でお試しください。
もう一度(今度は水で)同じようにかけては吸い取り、のお手入れをしました。

お手入れ後 まだ乾いていない状態
しっかりと水分を吸い取った後 この時点でニオイはほとんど気にならないほどに。
でもウール(羊毛)が濡れた時の特有のにおいがします。
■ 熱つめのお湯でのお手入れについて
たんぱく質を多く含む猫のおしっこなど、強烈なニオイのするものには熱つめのお湯の効果が見込めますが、コーヒーや紅茶などの飲み物にはぬるま湯をご使用ください。熱湯を使うと乾いた後の肌触りに影響が出る場合があります。また、色落ちする場合もあります。少量ずつお試しください。
4.乾かす
しっかり水分をとったら自然乾燥させます。
玄関サイズやキッチンマットならベランダや物干しなどで日陰干しします。大きいサイズのラグなら、濡れている部分の裏面が空気に触れるようにめくって、なるべく換気を良くし風に当てるようにしましょう。
毛足のあるラグの場合、裏面からの方が水分が抜けやすいのです。
何より重要なのは1.と2.の手順でしっかりとおしっこを残さないようにすることです。後にニオイを残しにくくする一番の対策です。
たくさんの水やお湯を使ったので、乾くのは時間がかかります。

かなり乾きました
乾いた状態 今の所はおもても裏もニオイは気になりません
ウールラグの糸の飛び出し 原因と対処法
▲ 猫ちゃんと暮らすご家庭のお悩み・・・ラグやカーペットで爪とぎをされた場合も参考になるかも♪
playlist_add_check【ハグみじゅうたんのお手入れ】猫がカーペットにおしっこした場合の対処法 まとめ
キッチンペーパーやタオルに色がつかなくなるまで、おしっこはしっかり吸い取る
キッチンペーパーやトイレシートは惜しまずに!
熱湯でおしっこを薄めたら、水分をしっかり拭き取る
乾燥させるときはめくって裏面が空気に触れるようにする(裏面からの方が乾きやすいため)
ハグみじゅうたんをお使いのお客様からは、「ほとんどの汚れがすぐにお手入れすれば落ちるのでお手入れが楽で助かっています!」という嬉しいお言葉をいただきます。
でも、猫ちゃんのおしっこはとても濃くて、臭いも強烈なことが多いですよね。お手入れしてみたけどやっぱり臭いが蘇る、雨の日はなんだかアンモニア臭い、という場合の対処法に「クエン酸」を使ってみたいと思います。
クエン酸を使った消臭対策は次回ご紹介いたします!
猫と暮らす家のラグ・カーペットの選び方とお手入れ方法
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