ナチュラルインテリアとは？こだわりポイントを押さえたお部屋づくりを実現

ナチュラルインテリアは、無理なくお部屋づくりに取り入れやすい人気の定番スタイル。シンプルで気取らず自然な空気感の中で、リラックスした生活を実現します。さり気ないながらもぬくもりのあるインテリアは、忙しい毎日の癒し空間として、心身をサポートしてくれるでしょう。

本記事ではナチュラルインテリアの押さえるべきポイントやアイテム選びのコツ、さらに、コーディネート実例を紹介していきます。

ナチュラルインテリアとは？

ナチュラルインテリアとは、「自然」「天然」をベースとするインテリアコーディネートを指します。

「ナチュラル」という言葉が表すのは素朴・田舎風という意味ではなく、シンプル・都会的であることです。人工的な印象を排除し、奇抜な意匠や飛びぬけた色合いを使わないことで、無理に飾った感じを与えず、気取らない雰囲気を作り出します。

具体的には白をベースに、ベージュやブラウンなどのナチュラルな木の質感を活かしたシンプルなコーディネートが多く見られます。一方でナチュラルインテリアであっても、モノトーンや北欧風、アンティーク調など自分なりの個性を活かすこともできます。

自分らしいナチュラルを表現するという意味では、画一的でないのも魅力のひとつと言えるでしょう。

ナチュラルインテリアでこだわるポイント

ナチュラルインテリアを実現するためにこだわるべきポイントを紹介します。

ナチュラルインテリアの決め手となる素材

ナチュラルインテリアでまず気を付けたいのが、素材です。

自然素材を多用することでナチュラル感が高まり、気負わずにおしゃれな印象を与えられます。フローリングや家具の脚、ファブリック類、小物類など随所に天然素材を取り入れることがポイントですが、視覚的に大きいものは特に高い効果が得られます。

ナチュラルインテリアにおすすめの木の種類には、ナラ（オーク）、パイン、メープル、クスノキ、ヒノキ、ホワイトアッシュ、アルダー、タモ、サクラ などがあります。木目を活かした加工がされている、色付けされていないものがベストです。

ナチュラルインテリアにおすすめの繊維は、天然ウール、コットン、リネン、シルクなど。これらの繊維を取り入れることで、特有の風合いが家具や小物とマッチし、ナチュラル感を一層強められます。

逆にナチュラルインテリアで避けたい素材としては、メタリック、プラスチック、鏡面コーティングなど、未来的であったり人工的であったりするシャープなイメージのものです。深く考えずに取り入れてしまうと、それだけでナチュラルなイメージを損なうおそれがあります。

ナチュラルインテリアに合う色や小物の選び方

白っぽい色、ナチュラルな木の色、ベージュやブラウン系など、落ち着いた明るい色を選ぶようにしましょう。周囲とのなじみが良く、そこだけ浮くといったことがありません。

壁面や天井などは木目でなくても、淡く明るい色がベースとなったものなら、ナチュラルな雰囲気を損なうことはありません。

蛍光色など自然界であまり見られない色やポップすぎる色合わせは、ナチュラルインテリアをイメージするときには避けた方が無難です。

小物の素材もナチュラル感を意識し、木、かご、紐など天然素材のファブリックを使ったアイテムを選びましょう。

例えば、観葉植物、自然素材のカゴ、木目がきれいな小物、小さなラグやタペストリー、白いシェードの照明器具などは、ナチュラル感をプラスしてくれる代表的なアイテムです。

ナチュラルインテリアには光の取り入れ方も重要

光を上手に取り入れることも、ナチュラルインテリアには欠かせません。

自然光を取り入れやすいよう家具の配置を考える、ナチュラルに光を透過するカーテンを選ぶなど、太陽の光を活かせるような工夫も効果的です。グリーンを通した木漏れ日のような光は、ナチュラル感を高めてくれるでしょう。

照明については昼光色・昼白色といった白い灯りではなく、電球色など温かみのある灯りを選ぶことで人工的な印象を和らげることができます。

シンプルですっきりとした形状、木目・ホワイト・ベージュ・ブラウンといったカラーなど、照明器具選びにも配慮し、インテリア全体で見たときに違和感がないようにまとめるのがコツです。

アイテム別の選び方

アイテム別の選び方を具体的に紹介します。

家具

ソファ

フレームや脚が木製のもの、特にアームが木製のタイプはナチュラルなテイストになりやすく、おすすめです。張地は合成皮革よりは布張りの方が、よりナチュラルな雰囲気となります。

ダイニングテーブル・椅子

木の色・木目を活かした木製のもの、ホワイト・ベージュ・ブラウンなどの塗装がインテリアになじみます。

全体の雰囲気、バランスから曲線を活かしたデザインもおすすめです。

キャビネット・収納ラック

木の素材感があるタイプやホワイト・ベージュ・ブラウンなどの塗装でインテリアになじみ、目立たないタイプがおすすめです。家電やAV機器類など、どうしても必要となるプラスチック素材の製品類をさり気なく隠すのにも効果的です。

ラグ

ウール・コットン・リネンなどの天然素材を季節に合わせたナチュラルラグは、お部屋全体をまとめる効果もあります。

特に天然ウールはナチュラル感を楽しみながら、通年使えるのでおすすめです。

絨毯やカーペットなどお部屋全体に敷き込む場合は、落ち着いたカラーを選ぶようにします。お部屋のポイントとする場合には、遊び心のあるデザインや全体になじみつつもアクセントとなるカラーを選ぶのも素敵でしょう。

おしゃれなラグの使い方については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
ラグのインテリアコーディネート 敷き方、配色編
ウールラグってどう違う？素材の魅力やメリット、使用時の注意点を解説

カーテン

コットンやリネンのカーテンは、ナチュラルインテリアの定番です。

コットンはカジュアル感があり、素朴なイメージが強くなるため、洗練されたイメージにするのであればリネンカーテンがイチオシ。

また同じ白でも、例えば化学繊維からリネンに換えるだけで、ナチュラル感が倍増します。

室内に入る光の効果を意識して、透け感の具合を見ながら選ぶようにします。

リネンカーテンについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。
リフリンのリネンカーテンは日中と夜で見え方が変わる？プライバシーは大丈夫？
また、おしゃれなお部屋づくりに役立つリネンカーテンはこちらで探してみてはいかがでしょうか。
Lif/Lin公式サイト

照明

ナチュラルインテリアでまとめる場合には、天井設置型よりもペンダントライトやシーリングライトの方が、コーディネートを決めやすく、おすすめです。

枠や支柱・ケーブルの色をメインカラーに合わせると、部屋全体になじみやすくなります。

またコーナーごとに小さめの照明を配置すると、光に変化がつけやすく、よりナチュラルに見せられます。

逆に部屋全体を大きな蛍光灯で照らすのは、のっぺりとして均一的な光となり、自然を感じさせないため避けた方がいいでしょう。

コーディネート実例

ナチュラルインテリアには、天然ウールのラグが多数そろう「ハグみじゅうたん」がぴったり。ナチュラル感あふれるコーディネート例をご紹介します。

ナチュラルなベージュのラグでコーディネート ハグみじゅうたん てざわりシリーズ02 ER6170（ベージュ）

木目に溶け込みやすい抑えたカラーのベージュは、グリーンや木製の家具との相性も抜群です。
しっとりとした手触りが安らぎを与え、心地良い空間を演出します。

若い世代にも支持されるナチュラルで落ち着きのある ハグみじゅうたんておりシリーズLR168C

日本の住まいに自然に溶け込む、落ち着いたデザイン。手織りならではの上質さと優しい色合いが特徴です。これまでの手織り絨毯に比べ、より若い世代のご家庭にも支持されているモダンさも魅力。

ナチュラルで温かみのあるボーダーのてざわりコレクションシリーズER6175

すっきりとしながらも、個性的。柔らかさを感じさせるボーダーが木目と相まって面白い効果を演出しています。シンプルなナチュラルインテリアに、さり気ないアクセントを加えたいときにおすすめです。

室内に溶け込むナチュラルカラーが魅力　ておりセカンドコレクションシリーズHR4003

木目の床を優しくカバーするグリーンのグラデーションは、ナチュラルインテリアのお手本のようなイメージです。周囲のリアルグリーンと相まって、安らぎのスペースを演出してくれます。

ナチュラルコーディネートについてもっと知りたい方は、以下の記事でも詳しく解説しています。
【コーディネート実例あり】おしゃれな絨毯で部屋をイメージアップ！

ナチュラルインテリアの決め手は天然素材

ナチュラルインテリアの持つ自然で健康的な優しさは、自分らしくいられるためのお部屋づくりに、ぜひ取り入れたいコーディネートです。

ポイントとなるのが、天然素材の選択。木や天然繊維のぬくもりを意識してコーディネートすることで、ナチュラル感あふれる素敵な空間を演出できます。

「ハグみじゅうたん」ではナチュラルインテリアと相性の良い商品を多数提供しています。高品質な天然ウールのラグを置けば、そこは自然で安らぎに満ちた空間となるでしょう。

ナチュラルインテリアの完成を目指しているのならば、ぜひ「ハグみじゅうたん公式サイト」をご覧ください。

 

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