こんにちは
今日はハグみじゅうたんができるまでのお話(デザイン編)をお届けいたします!
※この記事は 2014年10月26日のブログ記事に加筆・修正を加えたものです。
2016年5月30日更新
お客様からいろいろなお話しをお聞きします。
当社直営ショップだけでなく販売店様と共に開催する北海道から九州での全国のハグみじゅうたん展では、たくさんのお客様とお会いする機会があります。
お客様から頂いたチョットしたアイデアやヒントを手帳に書き込んでおく・・・
時にはお客様のお宅にお邪魔して家を拝見しながら、インテリア全般の提案をさせていただきながらそこでもまたアイデアをいただく・・・
そうこうしている間にみなさんからいただいたアイデアや要望をもとにデザイン画を作成していきます。一年で約60枚位のデザイン画を作成します。デザイン画の作成はいろいろなシーンをイメージして・・・
こんな風にハグみじゅうたんのデザインはお客様からのアイデアと暮らしのヒントからつくられていきます。
ご新築のお宅に敷いていただくハグみじゅうたんを想像して、
「ブラックチェリーの床の場合はどんなデザインが合うかな」
「ウォルナットの床の場合は?」「メープルの床の場合は?」
ご家族は何人か、お子様のお歳は?
などなど・・・
二人暮らしの方にご使用していただく場合を想像して、ナチュラルな雰囲気のお二人ならどんな感じの色彩が似合いそうか、
生成り色か、淡い桜色か、大人っぽい紫か
シングルライフをお楽しみの方を想像して、よりお洒落な暮らしにしていただきたいのでどんなデザインが合いそうか考えたり。
良いアイデアがなかなか出ないとき、そういえばこの間お話した〇〇さんならこんなデザインが好きかなぁ?
などなど・・・
また普段感じた色彩をイメージして、例えば機内からボーと眺めた夜明け空をみて
それからできあがった試作品ですが、残念ながら修正後検討に・・・
いつもの生活にお洒落で楽しく健康や環境に配慮したロハスなじゅうたんを提案したい。
そんな思いから、様々な生活シーンを想像して、いっときだけでなく永く愛用できるデザインや色彩を心がけデザインを作成しています。
そして、デザイン画約 60枚の中からおよそ1/3の約 20枚を選びます。
この20枚を実際に現地で打ち合わせの上試作品として各サイズ 3枚づつ作成します。
作成までにおおよそ2ケ月かかります。もちろん一度帰国し日本で待ちます。
仕上がったという連絡を受け、いつものように現地入り。試作品を見にワクワクしながら管理ルームへ足を運びます。
ウールの品質や織り方は通常通り織り上げるので、色合い、意匠を主にチェック。
今回は4柄をその場でOKをだしました。なかなか良い出来!!
日本の四季をイメージした作品です。
その他の 6柄は良い出来ですが改良がもうちょっと必要という感じでさらに細かい修正をお願いし、通常品のオーダー品チェックを二日半で終え4日滞在ですぐに帰国。
これもいつもながら重要な現地での仕事です。
織りの工程、洗浄の工程も問題が無いか確認。今回は大きな問題なくひと安心です。
そして・・・
またまた2か月後再試作品ができあがったので、スケジュールを合わせ現地入り。
細かい修正を指示したので予想以上の出来に満足!!!!
一仕事終えその夜はホテルで一杯飲んでゆっくり休みます。
こんな感じで『ハグみじゅうたん』はつくられています。
今日は「てざわりCOLLECTION」のデザインのお話を紹介しました。
これからも時々、ハグみじゅうたんがどんなものにインスピレーションを受けているのか、そしてお客様からいただいたヒントやアイデアなどもご紹介していきたいと思います。
お楽しみに!
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