お掃除は不要！？気になるじゅうたんの役割に関して！！

こんにちは。

2020年が始まって早くも4ヶ月が経ちました。
桜も各所で満開を迎え、既に散り始めたところもあります。
そんな中、新型コロナウイルスの影響により、外出できずご自宅で過ごす方がほとんどだと思います。

苦痛かもしれませんが、今の我慢がゆくゆくは必ず大きな結果に変わると思いますので、皆さん力を合わせて頑張りましょう！

私の自宅でも、妻が自宅にいる事が多くなったため、いつもより多く掃除をすることが多くなりました。
普段は家にいないことが多い事もあって、いつもよりも小さなホコリが目についてしまうのだと思います。

そんな我が家は大小合わせて、ハグみじゅうたんを3枚使用しています。
気持ちが良いのはもちろんですが、何よりお手入れが楽ちん。
ホコリや花粉を【抑え付けてくれる】のが、とても気に入っています。

え？
何でじゅうたんが抑えつけてくれるのか知りたい？

分かりました、皆様のお声にお応えし本日はじゅうたんの役割についてお伝えできればと思います。

人間はどれくらいの数、呼吸をするのか？

まず、じゅうたんの役割をお伝えする前に、そもそも人間が1日に何回呼吸をするのか確認してみましょう。
エアコンの大手メーカーであるDAIKINさんの情報によると、人間が1日に呼吸する回数として下記のようになっています。

呼吸回数(日) : 約２８，８００回
呼吸回数(分) : 約２０回

えぇ！？
そんなに多くの回数呼吸しているの？

調べた際の私の率直な感想です。

これを1年単位で計算すると、1年で約1,050万回以上呼吸をしていることになります。
個人差によってもちろん違いますが、いわば上記の回数、空気中の酸素を取り込み体外に二酸化炭素を排出しているということになります。

極端な話ですが、どうせ空気を吸うならキレイな空気を吸いたいと誰もが考えると思います。
特に毎日過ごす自宅ではなおそう思うのではないでしょうか。

ご自宅の空気はキレイ？

上の項目でふれたように、やはり自宅の空気はキレイに越したことは無いと思います。
見るからにホコリが溜まっていたり、数か月お掃除をしていない等は論外ですが、実はきれいにしていてもホコリやチリが舞いやすい環境が存在します。

・何も敷いていない状態のまっさらなフローリングの場合
ホコリやチリは、比重が軽く1度舞い上がると床面に落ち着くまで約40分間空気中を漂うとされています。
床面に落ち着いたホコリやチリを掃除機で吸えば問題ないじゃないか、と考える方もいらっしゃると思いますが、実は一筋縄ではいきません。
なぜなら、1度舞い上がったホコリやチリは人が歩くたびに舞い上がり、床面に落ち着くまでに多くの時間がかかるからです。

これは仮説ではなく、日本カーペット工業組合という由緒正しき機関で実証された結果となります。

http://carpet.or.jp/publics/index/79/
引用 : 日本カーペット工業組合様【ハウスダスト舞い上がり抑制効果】

では、ホコリやチリを舞い上がらせることなく、簡単にお掃除をする為にはどのようにすれば良いでしょうか。

・天然素材の洋服を着用する
じゅうたんと同様、洋服にも様々な繊維があります。
綿や麻、ウールの天然素材のものがあれば、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維のものもあります。
化学繊維と聞くと、冬に起こりやすい静電気がイメージしやすいかと思います。
静電気は、ホコリやチリはもちろん花粉なども引き寄せやすい特徴があります。

一方、天然素材の繊維は100%静電気を起こさないわけではありませんが、化学繊維と比較すると、その差は歴然。
下表のように帯電しにくく、ホコリやチリを引き寄せにくいということが分かります。

・じゅうたんを敷く
そう、じゅうたんを敷くだけで大きく様変わりします。

ER6201

ハグみじゅうたんは、肌に触れる部分をウールで織り上げ、基盤となる糸にコットンを使っています。
化学繊維のラグやじゅうたんに比べ、静電気を起こしにくい仕様という事もあるのですが、実はもう1つ秘密があります。

実は、じゅうたん自体にホコリやチリの循環を落ち着かせる力があるのです。
再び、日本カーペット工業組合で検証した結果になりますが、カーペットやじゅうたんの上では何も敷いていないフローリングと比べ、じゅうたん上での歩行による舞い上がりは約10分の１に抑えられたとの結果が出ています。
そう、いわばじゅうたんがホコリの循環を阻害しているということになります。

その為、じゅうたんの上を日常的にお掃除し、清潔を保つ事で空気中も清潔を保てるという事に繋がります。