「ウール素材のラグを夏に?」と思われる方は多いと思いますが、高温多湿の日本の気候にこそ、ウールラグをおすすめしたいです。
日本の夏は湿気が多く、ジメジメベタベタで暑い気候ですが、ウールの特徴に調湿作用があります。
ウールと聞くと暖かいイメージを持たれる方も多いと思いますが、優れた調湿作用からムレを気にせずさらっとした肌触りでお使いいただけます。
本日はそんなウールラグを日本の夏に活用するメリットについてご紹介させていただきます。
目次
ウールの調湿作用で快適な使用感
ウールは天然素材の中でも湿気を吸ったり吐いたりする調湿作用に優れた素材です。
綿の2倍、ポリエステルの40倍と言われておりこの調湿作用が使用感に大いに関わります。
繊維の中に水分を吸湿する性質があるので、ウール素材のラグの表面はいつもサラサラした肌触りで気持ちよくお使いいただける特徴があります。
人が暑さ・寒さを感じるのは、気温だけではありません。
湿度も体感温度が変わる大きな要因のひとつです。
真夏日でも湿気が少ないと、日影にいけば涼しく感じます。
湿気が多いと、日影にいってもまとわりつくような暑さを感じます。
空気は動かないままだと熱を伝えにくいのですが、湿気が高まる=水蒸気が多く含まれるようになると熱を伝えやすくなります。
やかんの蒸気や、蒸し風呂をイメージするとわかりやすいですね。
液体になるほど、熱を伝えやすくなります。
そして湿気が高いという事はただ体感で暑く感じるだけでなく、体調にも関わってきます。
人は常に、汗の気化熱で体温の調整をしています。
汗をかく事で体を冷やしているのですが、湿気が高まると中々気化してくれません。
それでも汗をかかないと体が熱を持ってしまうので、量を多く出す事で調整しようとします。
そうして、汗をたくさんかくと体内の水分が少なくなり、血液の量が減り、血圧が下がります。
体中に栄養が行き渡らず、老廃物も運ばれず、だるくなってしまいます。
だから、高温多湿の日本の夏は湿気の調整がとても重要なのです。
エアコンで除湿したり、冷やしたり、という方法は日本の夏には欠かせないものですが、調湿作用のある天然ウールのラグを敷くことでも、体感は少し違ってくるのです。
調湿効果については実際に目に見える形で実験をしてみましたので下記ブログを宜しければご参照下さい。
ウールラグで快適な床座生活
夏にウールラグをおすすめしたい理由としては、さらっとした使用感で思いっきり寝そべられる点です。
上記の調湿作用から夏場にベタベタ感なく快適にお使いいただけることに加え、ふんわり優しく、そして汚れにくいという特徴もあります。
ハグみじゅうたんは上質な天然ウールを使用しているので、優しい肌触りで、汚れ離れも良く、お手入れも簡単です。
もしも、日常生活で汚す頻度が高いと考えられる「飲み物」や「食べ物」といった汚れでは、ほとんどの場合すぐにお手入れをしてあげれば、水拭きだけで落ちることが多いのです。
ラグを敷かずフローリングでひんやりも良いとは思いますが、さすがに痛くてゴロゴロできない、というお声もよくお聞きします。
私の実家では、昔夏場は畳と同じ素材のい草のラグを使用していましたが、フローリングの上に敷くと硬くて寝そべることはありませんでした。
夏時期は他にも比較的薄手のラグや洗えるラグ等をお使いの方も多いとは思いますが、私は、入社して絨毯の仕事に携わるようになってウール素材のラグが夏も快適に使用できることを知った時は衝撃的でした。
自身もそうですが夏場も「思いっきり寝そべって過ごしたい」という方は多いと思います。
特にハグみじゅうたんは、寝そべって使用するにもちょうど良い厚みのシリーズも取り揃えております。
ハグみじゅうたんはさらっとした優しい肌触りで、お部屋でゴロゴロしたいという方でも快適にお使いいただけるのではないかと思います。
涼やかで飽きのこないデザイン
ハグみじゅうたんは手仕事ならではのデザイン性と永く使える安心感もプラスしております。
日本の風景である、海・大地・夕日・空をイメージしたデザインで、ハグみじゅうたんは作られています。
作る際にも、デザインを日本のお家に合わせやすいよう心がけています。
また、丁寧な手仕事で織り上げている為、とても丈夫です。
耐久年数は約10~15年(ておりシリーズは約20~30年)であり、目の詰まった織りと復元性の高いウール素材だからへたりにくさも兼ね備えています。
そして様々なシリーズのあるハグみじゅうたんですが、夏に涼やかに使っていただけそうなデザインをいくつか紹介していきたいと思います。
LR98D
こちらは「ておりシリーズ」定番の一枚です。
紺から淡い青へ変化していくグラデーションは青い海を連想させてくれそうですね。
お部屋で、海を思い浮かべながら過ごす時間というのも、風情があって素敵だと思います。
デザインだけではなく、ておりシリーズの上質な羊毛を手結びで織り仕上げた繊細な肌触りは、特に夏におすすめです。
ER6192
こちらは「てざわりコレクションシリーズ」の一枚ですが、緑と青のグラデーションが印象的です。
「草原と空」をイメージさせてくれるような爽やかな配色が、夏のリビングを映えさせてくれそうですね。
こちらのシリーズの厚みは約13ミリで、密度があり厚みもあるので、横になるリビングには是非おすすめしたい一枚です。
家の中を華やかに彩るだけでなく、爽やかさも兼ね備えていて、これからの夏は機能と見た目からも心機一転模様替えしてみてはいかがでしょうか。
playlist_add_checkウール素材のラグを夏におすすめしたい理由 まとめ
ウールラグは調湿機能に優れ夏場も快適にご使用いただけます
夏場でもさらっとした肌触りで寝そべっても快適
合わせやすいデザインで見た目から爽やかに
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