「自分の部屋に合うラグマットが欲しいけれど選び方がわからない」と悩んでいませんか? 一般的に「ラグ」と呼ばれるラグマットは、部屋の中でも大きな面積を占めるため、色や柄の選び方次第で空間の雰囲気が大きく変わります。
今回は、ラグマットの選び方のポイントやコーディネート方法を部屋別に解説します。あわせておすすめのラグマットをご紹介しますので、お部屋に合う素敵な一枚を見つけてくださいね。
目次
部屋別ラグマットの使い方
ラグマットは、部屋の種類に合わせた使い方を知っておくと、最適な一枚を選びやすくなります。ここでは「リビング・ダイニング・寝室・子ども部屋」と、四つのエリアに分けてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
リビングに敷く
リラックスして過ごしたいリビングには、肌触りの良いラグマットを選びましょう。ちょっと横になってテレビを見たり直接床に座ってくつろいだりと、心地良く過ごせるようになります。特に長時間過ごす場所はラグマットで足元の快適性を高めておきましょう。フローリングでは足が冷えてしまうという方にもおすすめです。
リビングに敷くラグマットの選び方については、こちらでより詳しくご紹介しています。
▶リビングに敷くラグ、カーペットのサイズの選び方
ダイニングに敷く
ダイニングの床はテーブルや椅子を動かすたびに少しずつ傷ついてしまいますが、ラグマットを敷くことで予防できます。マンションなどの2階以上に住んでいる場合には、椅子を引く音などの生活音を下階へ伝えないためにも、ラグマットを敷きましょう。
子ども部屋に敷く
マンションやアパートの場合は、子どもがバタバタと走り回る音が下階へ響いてトラブルになる場合があります。そうならないように、ラグマットを敷いて音を軽減しましょう。また、ラグマットには空気中のほこりを吸収する効果もあり、子どもが動き回ってもハウスダストが舞い上がりにくいのも大きなメリットです。
寝室に敷く
寝室にラグマットを敷くと、夏の冷房や冬の寒さから足元を守ってくれます。また、重量のあるベッドの下に敷けばフローリングが傷つく心配がありません。ラグマットによって部屋の快適性が向上する上に、インテリア性の高い寝室になることも期待できます。
ラグマットの効果的な使い方については、次の記事もご参照ください。
▶ラグを使ってイメージを自由自在に!お部屋づくりに役立つ知識をご紹介
▶使い方は様々~ラグマットの利便性~ Vol.1 どんな場所で敷けるの?
▶使い方は様々~ラグマットの利便性~ Vol.2 お手入れについて
ラグマット選びで重要な5つのポイント
ラグマットの選び方は、使用する場所やつくりたい部屋のイメージによって変わります。ここでは、お部屋に合うラグマットを選ぶためのポイントを5つお伝えします。
1. インテリアの配色の基本を押さえる
部屋に合うラグマットの色を選ぶ際に役立つのが、インテリアの黄金配色です。
「ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%」を基準にすると、全体のバランスが取れるといわれています。
70%と色面積が最も多いベースカラーは、床や壁、天井などにあたります。飽きのこない白やベージュ、アイボリーなどの落ち着いた色味を選ぶのが一般的です。
メインカラーはラグマットやカーテン、ソファ、テーブルといった家具にあたります。インテリアの主役になる色で、選ぶ色によってお部屋の印象が大きく変わります。メインカラーは色数を増やし過ぎると統一感がなくなるため、色を絞って全体をコーディネートしましょう。
アクセントカラーはクッションやフラワーベースなどの小物にあたり、他の色を引き立てて空間に遊びを与える色です。アクセントカラーとのバランスを見てお部屋にメリハリがつくような色柄を選びましょう。
ラグマットの色選びについては、下記の記事でより詳しくご紹介しています。
▶ラグのインテリアコーディネート 敷き方、配色編
2.部屋ごとに適したサイズを選ぶ
ラグマットのサイズは、部屋の広さや家具の有無などに合わせて選ぶ必要があります。
ここでは、部屋ごとに適したサイズを選ぶ方法をご紹介します。
リビングに適したサイズ
リビングにソファを置く場合と床に直接座って過ごす場合とでは、ラグマットの選び方が変わります。ソファの前にラグマットを敷く場合には、ソファの幅よりも20%ほど大きいサイズを選ぶのがバランスよく見えるポイントです。
一般的な三人掛けのソファ(幅185〜195cm 奥行き90cm前後)を置く場合は、約240×170cm以上のサイズを選びましょう。センターテーブルを置いてもまわりに座るスペースを確保でき、3〜4人でくつろげます。
テーブルのまわりに座って過ごす場合は、テーブルからの距離が60cm以上あると横になってくつろぎやすくなります。ただし、あまり大き過ぎるラグマットを選ぶと空間に圧迫感が出てしまうため、全体のバランスを見て選びましょう。
リビングに敷くラブマットのサイズについては、こちらで詳しく解説しています。
▶リビングに敷くラグ、カーペットのサイズの選び方
ダイニングに適したサイズ
ダイニングに敷くラグマットは、椅子を引いて座れるようにテーブルから70cm程度の余裕をもたせたサイズを選びましょう。椅子の出し入れで生じる音を軽減し、床が傷つくのを防ぎます。
子ども部屋に適したサイズ
子ども部屋の中心にラグマットを敷く場合は、ベッドや本棚などにかぶらないように気をつけてサイズを選びましょう。ラグマットには視覚的に空間を仕切る効果があるため、勉強机の下に敷くと集中しやすい環境をつくれます。
サイズは椅子を引くスペースとして70cm程度、部屋にゆとりがある場合には机の左右に10cm程度の余裕をもたせましょう。空間がシンプルに見えるときには、円形のラグマットを選ぶと優しい雰囲気をプラスできます。
寝室に適したサイズ
寝室でのラグマットの敷き方は3つあります。
1つ目は、ベッドサイドに敷くパターンです。寝る前や朝起きたときに足元が暖かく快適です。この場合のラグマットのサイズは、ベッドの長さ程度(200cm前後)のものを選びましょう。
2つ目は、ベッドの足元にベッドの幅程度のラグマットを敷くパターンです。サイズは100cm×140cmや140×200cmくらいがちょうど良いでしょう。ラグマットをアイキャッチにしてフローリングなどの床面積を多めに見せることで、空間が広々と感じられます。
3つ目は、ベッドの下に大きなラグマットを敷くパターンです。ベッドの縦横サイズより30〜50cm程度の余裕を持たせると、リッチな雰囲気を演出できます。よりゆったりとした雰囲気を楽しみたい場合におすすめの敷き方です。
3.素材の特徴を確認する
ラグマットの素材には、主にウール・ナイロン・アクリル・ポリプロピレン・ポリエステルの5種類があり、肌触りや保温性、使い心地、メンテナンス性などに大きな違いがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
ウール
天然素材のウールのラグマットは、手触りがやわらかく調湿機能もあるため、夏涼しく冬暖かく過ごせます。また、飲み物をこぼしてもシミになりにくい、静電気も起きにくいといったメリットも持ち合わせています。
ウールのラグについては、次の記事でより詳しく解説しています。
▶ウールラグってどう違う?素材の魅力やメリット、使用時の注意点を解説
ナイロン
ナイロン製のラグマットは耐久性や耐摩耗性に優れているため、ホテルや施設といった人の出入りが多い場所に使用される傾向があります。
アクリル
アクリルは発色が良く、ウールに似た風合いの素材です。保温性が高く汚れを落としやすい、カビや虫害を受けにくいといった特徴があります。
ポリプロピレン
素材の中で最も軽く、摩擦や汚れに強い特徴があります。触り心地は劣りますが、その分価格が安いのはメリットでしょう。
ポリエステル
摩耗や日光、薬品などに強く、しわにもなりにくい特徴があります。遊び毛がほとんど出ない素材で、天然素材の麻のような風合いがあります。
ラグマットの素材ごとの特徴は、下記で詳しく解説しています。
▶ラグ、カーペットの素材 種類ごとの特徴を徹底比較!
4.部屋のテイストを決める
ラグマットを選ぶ際は、先に部屋のテイストを決めておくと最適な色や柄を見つけやすくなります。
ナチュラルな部屋:優しい印象のアイボリーや淡いベージュ系
モダンな部屋:グレーやベージュ系、スタイリッシュな模様
リゾートスタイルの部屋:ブルーやオレンジ系
ホテルライクな部屋:シックなブラウンやパープル系
部屋のテイストに合わせて色を選ぶと、しっくりまとまります。
5.機能性で選ぶ
ラグマットを長く快適に使い続けるには機能性も重要です。特にダイニングの下に敷く場合や、小さなお子さまがいるご家庭の場合はラグが汚れやすいため、撥水機能や抗菌機能を備えた素材や、丸洗いできるタイプを選ぶと便利です。
他にも防滑加工を施してあるタイプや、防音機能、毛玉ができにくい素材など、機能性を高めたラグマットがあります。ライフスタイルに合わせて選ぶと、使いはじめてからの満足度が高くなるでしょう。
「ハグみじゅうたん」で彩る豊かな暮らし
ラグマットにはさまざまな素材や色柄がありますが、ここでは天然素材の羊毛(ウール)を手仕事で織り上げた肌触りの良い「ハグみじゅうたん」について、製品の魅力やおすすめする理由をお伝えします。
天然ウール素材の「ハグみじゅうたん」の特徴
ハグみじゅうたんは基盤の糸に綿を使用し、肌に触れる部分には厳選したウール100%を使用しています。ウールの素材と聞くと「扱いにくいのでは?」と思うかもしれませんが、実はとても扱いやすく使い込むごとに味わいが増していく素材です。
ハグみじゅうたんには、主に次のような特徴があります。
丁寧な手仕事でつくられている
色柄やデザインが豊富でインテリアに合わせやすい
汚れに強くメンテナンスが簡単
安心の自然素材で肌触りがやさしい
調湿作用に優れているため季節を問わず快適に使える
ハグみじゅうたんは見た目が美しいだけでなく、このように多くのメリットがあります。
触り心地や使い心地も抜群です!
なぜ天然ウールのラグが良い?
羊の毛は水を弾いて湿気を吸ったり吐いたりする性質があり、その調湿作用は綿の約2倍、ポリエステルの約40倍もあります。そのため、夏でもサラッと快適な肌触りを楽しめるのです。冬は床暖房やホットカーペットと組み合わせて使えるため、一年を通して足元の快適性をキープできます。
また、弾力性に優れ、汚れに強く、水分をこぼしてもすぐに染みになりにくいため、小さなお子さまがいるご家庭でも気兼ねなくお使いいただけます。
オススメのラグマット5選
ここからは、ハグみじゅうたんの中でも特におすすめしたいラグマットをご紹介していきます。
【ており】LR439A
手織りで一目一目丹念に織り上げられた上質で永く使える絨毯・ラグマット。滑らかな肌触りと艶のある美しさが特徴的なシリーズです。
写真のデザインは、空が明るい日中から夕焼け、そして夜へと移り変わっていくグラデーションをイメージ。柔らかな色合いが心を癒してくれます。
【ており2ndコレクション】HR4005
ておりシリーズの上質さと耐久性はそのままに、毛足をより長くすることで美しい光沢としっとりと滑らかな肌触りがより楽しめるシリーズです。
グレーのラグマットですが、光沢感と美しいグラデーションデザインの為、お部屋が暗くなり過ぎず、シンプルかつ上品な雰囲気を楽しめます。
【てざわりコレクション】ER6190
寝心地と座り心地に特にこだわったフカフカの質感が楽しめるてざわり(てざわりコレクション)シリーズ。
沢山のデザインがございますが、なかでもこちらのレインボーカラーは人気の一枚。この上で過ごしているだけで自然と元気をもらえます。
【リバーシブル・ストライプ】ER3021
少し固めの平織で織られたタイプのラグマット。麻のようなシャリシャリ感が特徴的で、ダイニングテーブルの下やデスクマットなどにおすすめです。
ブルーとイエローのラグマットは、爽やかな印象からか、この上でご飯を食べると一層食欲が湧いてきそうですね。
【リバーシブル・イエニ】CK4544
伝統的な部族絨毯「キリム」のようなラグを、よりカジュアルに仕上げた「リバーシブル・イエニシリーズ」。
ちょっとしたアクセントにも良し、ナチュラルやモダン、ミッドセンチュリーなど比較的どんなテイストのお部屋にも合わせやすいので、お部屋をワンランクアップさせたいときにもってこいの一枚です。
ラグマットで毎日を楽しく快適に
ラグマットは、インテリアの主役として部屋のイメージを決める重要なアイテムです。それぞれの部屋に適したサイズ、素材や色、機能性を考えて選ぶことで、思い描く理想の部屋をつくれます。
ラグマットにはさまざまな種類がありますが、すべて手仕事でつくられている羊毛100%の「ハグみじゅうたん」は、肌触りが良いだけではありません。汚れに強く、ラクにお手入れができるため、毎日使うラグマットとして最適です。自分の部屋に合う素敵なラグマットを生活の中に取り入れて、より快適に過ごしてみませんか?
暮らしを豊かにする「ハグみじゅうたん」の魅力は、「ハグみじゅうたん公式サイト」でご紹介しています。ぜひご覧にください。
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