だいぶ、気温が下がってきましたね。
ラグや絨毯をお店に探しに行った方も多いのではないでしょうか。
今回も、お店に行った際に知っているとちょっと役立つ情報をお届けします。
前回は手織り絨毯の織り方のについてお話しました。
【知っていると見方が変わるかも!ラグ・絨毯の表記と織り方について】
今回は、少し幅を広げて、ラグ・カーペットの種類について紹介します。
お店でラグ・絨毯を見る時の参考にしてみて下さい!
- ■ラグ・絨毯・カーペットの種類~全体像~
- ■刺繍式~「タフテッド」~
- ■織物~「ウィルトン」・「緞通」~
- ■「ハグみじゅうたん」の素材とこだわり
■ラグ・絨毯・カーペットの種類~全体像~
ラグ・絨毯・カーペットの敷物の種類は、パイル(毛足)の有無や、織り方で分かれます。
資料参照:日本カーペット工業組合HPより
この中から、お店でよく見たり聞いたりする主な種類を少しご紹介します。
■刺繍式~「タフテッド」~
タフテッドカーペット(機械織り)
「タフテッド」と呼ばれる工法で、主にオフィスなどのタイルカーペットや、ホテルの客室(歩行頻度が比較的激しくない場所)などに使われています。
基布に刺繍のようにミシン針でパイルを刺し込んでゆき、パイルの抜けを防ぐため、裏面に合成ゴムラテックスを塗り、目隠しに裏地を貼りつけます。 1950年頃、アメリカで開発されまた。生産速度が「ウィルトン」の30倍ほどで、大量生産が可能なため大きく普及しました。 使用年数は約2~3年と言われています。
■織物~「ウィルトン」・「緞通」~
ウィルトン織カーペット(機械織り)
「ウィルトン」というワイヤの打ち込み装置をもつ織機でつくった絨毯で、主にホテルなどの宴会場(比較的歩行頻度が激しい場所)、住宅敷き込み用に使われています。
18世紀中頃、英国のウィルトン市で初めてつくられたことからこの名がつきました。
2~5色のパイル糸で自由な柄を表現することができます。 素材は、化繊のものが多いですが、中にはウールもあります。 使用年数は、素材や糸の量によって変わりますが、約5~7年と言われています。
緞通(手織り)
手織り絨毯には、他にも、ペルシャ絨毯、ギャッベ、キリム、などの種類があり、ハグみじゅうたんの「ておりシリーズ」はここに属します。主に一般の住宅のリビングや玄関などに使われています。 格式の高い施設やホテルのロビーに使用されていることもあります。
絨毯の基盤となる経糸に手で1本1本結びつけ、模様を表現します。
主にウールやシルクが使われ、耐久性、弾力性、柔軟性に優れています。 「トルコ段通」、「ペルシャ段通」、「中国段通」などの種類があり、 日本では、「堺段通」、「鍋島段通」などが有名です。
使用年数は、世代を越えて受け継ぐことができる程と言われており、中には100年を越えるものもあるくらいです。
※上記の写真・イラスト・内容参照:大川家具様HP
■「ハグみじゅうたん」の素材とこだわり
いろいろなラグやカーペットがあり、つくり方も様々です。
毎日使うものだから、心地よく、安心して、永く使ってもらいたい、という想いで「ハグみじゅうたん」はできています。
肌触り、踏み心地、毎日の扱いやすさを考慮して、『ウール』を選びました。
できるだけ皆さんに安心をしてお使いいただけるように、『天然素材のウールとコットン』でつくり、 『第三者機関で検査』をしています。
永く使っていただきたいので、『丈夫な素材ウール』と『一枚一枚手仕事で仕上げる』ことにこだわっています。
いかがでしたでしょうか?
いろんな種類がありますが、それぞれに特徴があり、良さも欠点もあります。
是非、いろいろ見比べてみて下さい! お店に行った際に、また見方が変わるかもしれませんね♪
次回もお楽しみに!
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