気ぜわしく、緊張感に包まれた社会だからこそ、家ではリラックスしたいもの。インテリアとして北欧デザインが人気なのも、そうした背景があるからかもしれません。
おしゃれでありながらナチュラル感あふれる北欧テイストのラグをお部屋に取り入れたい、と考えている人も多いのではないでしょうか。
ここでは北欧インテリアのコーディネートのポイントを解説しながら、北欧風のお部屋づくりにおすすめのラグをご紹介していきます。
目次
北欧、北欧風とは?
北欧とは、地理的な「北ヨーロッパ」という意味では広範囲となりますが、生活スタイルや家具、ファッションで見る時にはデンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フィンランドの4か国を指すことが多いようです。
北欧デザインは、先にあげた北欧諸国から発信されるデザインで、冬季が長く、冬の日照時間が少ない気候・風土から生まれた独特の文化表現。
ヒュッゲと呼ばれる家の中でくつろぐことを重視した居心地の良さをベースに、特有の魅力を持ったインテリアデザインが発展してきました。
湖や森といった自然美あふれる土地柄らしく、自然モチーフが多く見られます。各国独自の文化を持っていますが、一方で共通する現代的な工業デザインをも生み出してきました。
ハンス・ウェグナーやボーエ・モーエンセン、ブルーノ・マットソン、アルネ・ヤコブセンなど、北欧モダンと呼ばれるプロダクトデザインの巨匠を多く輩出し、シンプルでありながら優美、実用的なデザインが時代を超えて注目され続けています。
室内の素材、照明、家具、ファブリック類、またインテリア以外にもアウトドアブランドでも有名です。いずれもシック&シンプルが基調となる一方で、ポップな色彩感覚も北欧デザインの持ち味のひとつ。
マリメッコやリサラーソンなど、ナチュラルでありながら力強く、かつ可愛らしいデザインは広く現代女性からの人気を集めています。
北欧風ラグの選び方
北欧風ラグの選び方について、シチュエーション別にご紹介していきましょう。
部屋のテイスト別でのラグ選び
ヴィンテージ
ヴィンテージ感漂う渋めな色調の家具に合わせるのであれば、ディテールにこだわりのあるタイプがおすすめです。
織や柄の細部まで意識された上質なラグは、個性的でありながらも落ち着きがあるフロアを演出します。
小さ目の柄であれば、ヴィンテージの良さを邪魔させず品良くまとまります。
ラグをアクセントにしたい場合には、ビビットさではなくアースカラーやスモーキーカラーといった北欧独特のカラーを選ぶのが、ヴィンテージテイストの決め手となります。
ナチュラル
白木などが多く使われたナチュラルテイストのお部屋では、イメージを乱さない優しい色味であることに配慮しながらラグを選んでいきましょう。
さまざまなモチーフによって北欧らしさが際立つ、大き目のキュートな柄も似合います。その際にも、オフホワイト・ベージュ・グレーなど明るさのあるニュアンスカラーを基調とするタイプを選ぶと、ナチュラル感を失わずにコーディネートできます。
現代的な幾何学柄を使う場合には、柔らかさが感じられる色合わせにするとラグだけが目立ってしまうのを避けられます。
シンプル
シンプルテイストでまとめる場合には、ラグも自然になじむことが大切です。
しかし、あまり無難すぎても面白みのないインテリアとなってしまうのが、シンプルテイストの難しいところです。
主張しすぎない柄・カラーであることは大切ですが、シンプルな中にも個性を感じさせる選び方を目指します。
モノトーンやナチュラルカラーを基調とし、ライン遣いや織模様でこだわりを表現する見せ方もあります。
すっきりとした家具には毛足の長いラグもおすすめです。
温かみやゴージャス感を少し出したいとき、選択肢に入れてみてはいかがでしょう。
モダン
北欧モダンの特徴は、シンプル・機能的・普遍的なデザイン・自然素材を用いていることなどがあげられます。
モノトーン、彩度の低い色調、淡色系を基調に選ぶと、モダンテイストに近づけられます。
モダンを感じさせる柄はライン・グラデーション・幾何学模様などがあります。
部屋全体が抑えた感じにまとまっているのであれば、北欧カラーのくすみオレンジやイエローを差し色として使う方法もおしゃれです。
フレンチ
フレンチテイストは、北欧のナチュラル感にプラスして、エレガントで重厚感のあるアンティーク家具や洗練された造りのインテリア、凝った細工のアイテム、おしゃれなタイル使いなど、フレンチテイストを加味したスタイルです。
基調となるカラーは、ホワイト、ブルー、ベージュなど。おしゃれ度をアップさせるシャギータイプは、フレンチテイストの定番です。
小さ目の柄で目立ち過ぎないラグを選ぶと、小粋なフレンチスタイルを邪魔しません。
あえて色ではなく、ユニークな形を選んで部屋のポイントに置くという方法もあります。
また網模様やフリンジ付きも、フレンチスタイルのインテリアイメージに合うのでおすすめです。
北欧スタイルにおすすめのラグ
北欧インテリアには自然素材のラグとの相性が抜群です。
北欧インテリアの魅力はリラックスできるナチュラル感であり、恵まれた自然に育まれた文化がベースとなっています。
北欧インテリアに近づけたいのであれば、ラグを選ぶ際にも素材へのこだわりがとても大切なポイントとなります。
北欧の暮らしをイメージしながら、手触りの良さ、健康的であること、また長く愛用できることなどを考えて選ぶのがおすすめです。
総合的に見ると、天然ウールが最適な素材であると言えるでしょう。
「ハグみじゅうたん」では、北欧スタイルを実現できるラグがたくさんそろっています。
お部屋づくりのヒントにできるコーディネートをご紹介します。
ハグみじゅうたんでの北欧風コーディネート実例紹介
■ER6175(てざわり・てざわりコレクションシリーズ)
厳しい寒さに耐えるために、お家の中の工夫を凝らしてきた北欧の人々。暖かくなる暮らしのアイディアが詰まったお部屋には、キャンドルの光や温かみのあるペンダントライトと合わせて敷きたい【ER6175】はいかがでしょうか。
オレンジからグリーンがかった色合いが、何とも言えない自然なグラデーションで身も心も癒してくれるでしょう。
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■ER6181(てざわり・てざわりコレクションシリーズ)
シンプル、モノトーンのコーディネートをしたい方には、ER6181がおすすめです。
日照時間の短い北欧では、白や明るいグレーなどシンプルでナチュラルな色を基調とした家づくりが多く見られます。
お部屋のベースを明るくすることで、暗く長い夜の重苦しさを和らげ、穏やかな気持ちで過ごせる工夫がされています。
ER6181は染めていない羊の毛のみを使って織り上げた、ナチュラルながら温かみを感じさせる一枚。北欧らしさを感じさせるシンプルコーデにぴったりです。洗練された淡目の色合いが、すっきりとしたインテリアに良く映えます。
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■ER6171(てざわり・てざわりコレクションシリーズ)
ポップ、キュートといった持ち味も、北欧スタイルのもう一つの特徴ですが、きれいな色味でも北欧カラーはひと味違います。
南国に見られるような極彩色ではなく、明るい色でもスモーキーであったり、アースカラーと呼ばれるややくすみの混じった色味であったりします。
これらの色は、自然豊かな北欧の土地から生まれ、お部屋の中でも自然を身近に感じられます。
ハグみじゅうたんの色はすべて自然の景色がモチーフとなっており、ナチュラル感のあるお部屋づくりには最高のアイテムがそろっています。
ER6171は、まさに北欧のあふれる緑をイメージする一枚。春の草原を思いながら、冬を過ごす北欧の人々を思い起こさせる優しい色合いです。
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■ER6195(てざわり・てざわりコレクションシリーズ)
さらに明るさを求める方には、2つの色で不規則なストライプを表したER6195がおすすめ。
強すぎないブルーとイエローが、北欧の澄んだ空、透明な光を思わせます。
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■イエニシリーズ
キリム調の文様を平織りでデザインしたリバーシブル・イエニシリーズも、北欧スタイルによく合います。
大胆な図形が織り上げられていながら、色味が落ち着いているため大人のための空間を演出できます。
毛足がないので、椅子の移動の邪魔にならず、ダイニングにもぴったり。天然ウールの自然な風合いが、北欧家具に溶け込みます。
個性を感じさせる柄は、アクセントラグとしてもユニークな効果を演出してくれます。
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憧れの北欧風インテリアをラグで実現
自然から育まれた文化を大切にする北欧では、長い冬の間も自分らしくナチュラルに過ごせるインテリアが発展してきました。
北欧風ラグは居心地の良いお部屋づくりに、ぴったりのアイテムと言えるでしょう。
ラグを選ぶときには、北欧のイメージを感じさせると同時に快適さが重要なポイント。天然素材の北欧ラグならば、その両方が実現できます。
北欧スタイルのお部屋づくりには、天然素材で多種多様なデザインがそろう「ハグみじゅうたん」がおすすめです。理想のお部屋づくりに向けて、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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