癒されるリネンカーテンの特徴 リフリン リネンカーテン

先日、ロハスインテリアをおすすめするブログで紹介しましたリネンカーテン。
本日はハグみじゅうたんにも相性がいいリネンについてご紹介していきたいと思います。

前回のブログもチェックしてみてくださいね。

ロハスインテリアの推奨とロハスにあうカーテンのご紹介

リネンとは？リネンカーテンの特徴　目

①リネンとは？
②リネンカーテンで癒される？

①リネンとは？

リネンとは、フラックスと呼ばれる植物の茎を原料としている「麻」の種類のひとつです。
「麻の種類？」と思われるかもしれませんが、一言で「麻」と言っても実は約20種類程もあるんです。
その種類によって、カーテンや洋服、雑貨、麻袋などそれぞれの麻の特徴によって使い分けられているんですよ！

種類としは、ヘンプ(大麻)、ジュート(黄麻)、ラミー(苧麻)などそれぞれ違う植物から作られています。

よく使用される麻のそれぞれの特徴は下の通り！

・ヘンプ(大麻)
長さや太さにばらつきが大きく、繊維にコシがあります。
主に衣料品やロープなどに使われます。ちょっとチクチクするのも特徴です。

・ジュート(黄麻)
他の麻と違い、弾力性がありません。通気性や吸収性に優れているのが特徴です。
ジュートには独特な匂いがあり、毛羽立ちもあります。主に穀物等を入れる袋などに使用されます。

・ラミー(苧麻)
繊維が長くて太いのが特徴です。ヘンプに比べると劣りますがこちらも硬くてコシがあります。
主に衣料品や寝具、縫糸い使用されます。こちらもチクチクするのが特徴です。

その他にもたくさんの種類がありますが、よく耳にする麻の種類は上のとおりです。
では、リネンの特徴はどうなのかというと！

・リネン(亜麻)
繊維が短く、柔らかくしなやかでさっとした肌触りが特徴です。
リネン特有のざらざら感やごわごわ感が少ないんです。
主に衣料品や寝具、縫糸などに使用されています。

そもそも数ある麻の素材の中で、なぜカーテン素材にリネンがいいのかというと…
キッチンクロスやベッドクロスにも使用できるほどの柔らかくしなやかな肌触りであるということ。

また麻の特徴として自然素材ならではの呼吸していることも大切な要因です。
お部屋の湿気を吸ったり吐いたり。お部屋の調質もしてくれるんです。
高温多湿な日本の気候にもピッタリな素材で、リネンは一年を通して使用できる素材です。

リネンは少量の水で育ちます。科学物質を極力少なくしても育つ地球環境にもとっても優しい素材なんですね。

麻の特徴でその他よく耳にすることは…
シワになりやすく、伸びたり縮んだりすること。

天然の木のようにリネンもまた自然素材の為、生き物であるということを知っていただくことも必要です。
人のようにシワができ、呼吸していることによって水分を吸うと伸び、乾燥すると縮みます。
それがリネンの個性なんです。窓の寸法にぴったりと作ってもその個性によって床とカーテンの隙間が変わったりします。きっちりと変化なくカーテンを作りたい方には向かないかもしれません。
しかし、それ以上にリネンカーテンには魅力があり癒されます。

②リネンカーテンで癒される

最近は、窓自体の多様化に伴ってロールスクリーンやブラインドを使用している方も多いのではないでしょうか。現実的に、カーテンをかけるよりもロールスクリーンやブラインドにした方が費用としてはカーテンよりも安くすることもできます。デザイン的にもカッコイイですよね。

では、リネンカーテンの魅力とはどういうところにあるのでしょうか。
キーワードは「癒し」です。
リネンの特徴としては、実はまだまだ沢山お話をしたいことがありますが、自然素材のリネンには何とも言えない「癒し」があります。
リネンカーテンは透けやすく、プライバシー的に不安を感じる方もいらっしゃいます。
しかし、よっぽどカーテンの近くに行かなければ人影などは映りません。

そのリネンカーテン特融の透け感は太陽の光を通した時に「癒し」を与えてくれます。
森の中で太陽が木々の葉を通り抜けたような、そんな柔らかい光でお部屋を包み込んでくれます。

リネンカーテンは、素材から繊維にするときに「ネップ」という「節」ができます。
科学繊維と違い、均一に糸を紡ぐことが難しい為です。
カーテンに光が通った時に、このネップが模様になり科学繊維のカーテンにはない独特の見え方をします。
人は「1/ｆの揺らぎ」で癒されると科学的に認められています。

1/fの揺らぎに関しては、下のブログでご確認ください。

癒しの力、1/fのゆらぎ。ウールのラグにもあるんです

均一ではない繊維やネップ、またはシワが視覚的に優しい癒しを与えてくれます。
朝の光、昼間の光、夕日の光や季節ごとの光の違いでそれぞれ見え方が違ってきます。

最近の住宅地では家どおしが近く、カーテンを閉めっぱなしの方も多いのではないでしょうか。
そんなときに、厚手のカーテンやレース一枚だけでもリネンカーテンにされてみると光のアートを日々楽しめるような空間になります。
その見え方によって、日々新しい発見や癒しを与えてくれるリネンカーテンはとっても魅力的です。