赤ちゃんのため、ママのための「自然素材」のラグ・カーペットの選び方 前編

ラグや絨毯は単なる生活の道具・・・
と言ってしまえばそうですが、とても肌と身体に近い存在です。
だからこそ、赤ちゃんや小さなお子さまのいるご家庭ではどんなラグを使うかに頭を悩ませるのですよね。

本日は赤ちゃんのいるママに、赤ちゃんのためだけじゃない、ママのためも考えたラグ、カーペット選びについて 2回に分けてお話します。

「赤ちゃんのため」と「ママのため、家族のために」ラグ・カーペットを選ぶ基準

ハグみじゅうたんを選んでくださったお客様の中には、「赤ちゃんの誕生」をきっかけに安心・安全な自然素材のラグを探すようになったという方がたくさんいらっしゃいます。
お肌に直接触れることが多いものだから、素材にこだわりたい。

■ ラグの素材

・自然素材—ウール（羊毛）、コットン（綿）、リネン（麻）など

自然素材の中では、ウールがおすすめです。
ラグやカーペットの素材としては、耐久性、汚れ離れの良さ、肌ざわり、調湿性、保温性、防音性などすべてにおいてウールが最も優秀だからです。
繊維の王様と呼ばれる由縁です。

■ 適度な厚み

・1cm程度、もしくはそれ以上の厚みがあるものがおすすめ

赤ちゃんが転んだら・・・
しっかり受け止めてくれる厚みのあるラグが安心です。
特に、つかまり立ちを始めた頃の赤ちゃんは本当によく転びます。
厚みがあって弾力性のあるウールなら、赤ちゃんにも安心。
リビングにごろごろできる厚みのあるラグがあると、自然と家族が集まる場所になります。

そして、ウールラグは家具の脚の跡も元に戻りやすいから、お客様がたくさん来た際に「リビングテーブルをどかして広々と使いたい」なんて時にも便利です。

「洗える」ラグも便利だけど、「洗わなくていい」ラグならもっと楽！

赤ちゃんのいるご家庭では、とにかく吐き戻し、食べこぼしなど、汚すことは日常。
だからラグやカーペットも「洗える」ことが大前提で探している方も多いと思います。
確かに、洗濯機で簡単に洗うことができるのはとても便利。いつも清潔に使えて安心ですよね。

でも、皆さんは1日に何回くらい洗濯機を回しますか？
赤ちゃんやお子さまのいるご家庭では、きっと 2回、3回、それ以上の方もたくさんいらっしゃるでしょう。
ラグやカーペットを洗濯機で洗うというのは、思った以上に大変です。
大きなサイズだと自宅の洗濯機で洗えない場合もあり、コインランドリーまで行く必要があったり。

だとしたら、「洗わなくていい」ラグが楽ちんです。
汚れに強い繊維構造を持つ上質なウールラグなら、食べこぼしもさっと拭くだけで、シミや汚れになりにくくてお手入れが簡単です。

ウールの繊維構造「スケール」といううろこ状の表皮でおおわれていて汚れが繊維の奥に入りにくい構造になっています

ハグみじゅうたんをお使いのママさんからは、よくこんなお声をいただいています。

お客様の声より

『よくおっぱいの吐き戻しをする子ですが、サッと拭き取ればすぐ綺麗になりました』

『0歳の赤ちゃんのよだれやミルク汚れもすぐ拭き取れるので気にならず、掃除のストレスがありません』

『ミルクやお茶等，たくさんこぼして，たくさん汚すのですが，すぐ拭くときれいになって，子育て中のママにも大変助かります』

※感じ方には個人差がありますので、ご了承ください。

「洗える」ラグも便利だけど、「洗わなくていい」ラグならもっと楽！なのです♪

吐き戻しと食べこぼし汚れに注意が必要なのは吐き戻し

赤ちゃんのいるご家庭で大変なのが、ミルクの吐き戻しや、食べこぼしなど。とにかく汚れることが多いですよね。
吐き戻しや食べこぼしなどの汚れは、さっと拭いてあげれば落ちやすいハグみじゅうたん。
でも、ハグみじゅうたんに限らず、乳製品の汚れについてはちょっと気を付ける必要があります。

乳製品吐き戻しにはご注意を

実は牛乳やヨーグルト等の乳製品には漂白作用があり、時間が経つと白っぽくなったり、色が抜けたりする事があります。
「母乳」や「赤ちゃんが吐いたミルク」にも漂白作用があると考えられます。
ハグみじゅうたんは、ミルクの吐き戻しもさっと拭いてあげればきれいになることが多いですが、時間が経ってしまうと色抜けを起こす可能性があります。
ハグみじゅうたんに限らず、ラグやカーペットに乳製品をこぼしたときは、是非、早めのお手入れを心がけてください。

生まれた時から、上質な素材とつくりに触れて育つということ

ママと赤ちゃんのために選んでほしいのは、自然素材のラグ、カーペットです。
赤ちゃんや子どもは、日々の暮らしの中で触れる様々なものに影響を受けて成長していきます。
肌に触れるもの、質感やにおい、色彩・・・
すべてが赤ちゃんを育んでいく要素です。
小さいうちは汚すから、と
どうしてもママの感性に合わないものや、使い捨てのものを「ちょっと我慢して」選んでしまうことも多いかもしれません。