ハグみじゅうたんは自然素材ウールとコットンで丁寧に織り上げる手仕事のラグ、絨毯です。
手仕事で作るものには、機械で大量生産される均一な製品にはない温かみと「ゆらぎ」があります。
そんな手仕事だからこそのハグみじゅうたんの特長を数回に分けてご紹介したいと思います。
2回目はリバーシブルシリーズのネップについてご紹介します。
第1回目はこちら↓
手仕事ラグの特長１ ハグみじゅうたんの「手機織り（てばたおり）」ラグ パイルのライン
手仕事ラグの特長２ ハグみじゅうたんリバーシブルシリーズのネップ 目次
- ネップとは？ ころっとした結び目
- 素材を無駄にしないこと
- 手仕事ラグの特長２ ハグみじゅうたんリバーシブルシリーズのネップ まとめ
ネップとは？ ころっとした結び目
ハグみじゅうたんのリバーシブルストライプシリーズは『手機織り（てばたおり）』という、昔ながらの機織りで職人さんが丁寧に作っています。
手機織りの工程中に強く引っ張りすぎてウールの糸が切れてしまうことも少なくありません。限りある資源ですので、切れた糸同士を結び直して再び織り始めます。その結び目が「ネップ」として現れます。
ハグみじゅうたん（リバーシブルストライプシリーズ）のネップ
ところどころ太い糸が現れます
「ネップ」というと、麻素材にも見られる繊維の節を思い浮かべる方は多いかと思います。麻や亜麻は素材の性質上、均一に整った糸を紡ぐことが難しいので、生地になった時にネップが現れます。
ハグみじゅうたんと相性の良い、リネンカーテンブランド「Lif/Lin（リフリン）」のリネンにも、「ネップ」はあります。
リネンのネップ
麻の種類についてや、リネンカーテンに光がさした時にネップがつくりだす表情はこちらの記事でご紹介しています。
癒されるリネンカーテンの特徴 リフリン リネンカーテン
素材を無駄にしないこと
ハグみじゅうたんが大切にしていることは、「安心・安全」であること、できる限り環境に負荷を与えない作り方であること、限りある資源・素材を無駄にしないこと、そして手作り・手仕事の温かみを多くの人に知っていただくことです。
その中でこの「ネップ」ができる理由は先にご紹介したように切れた糸を結び直して織っていく為です。
ハグみじゅうたんの素材はウール（羊毛）と基盤の糸に使うコットン（綿）。
ウールの糸は大切に育てられた羊から刈り取られた毛を糸に撚って作られます。ですから、毛糸を使うということは、牛肉や豚肉・鶏肉を食べるのと同じように、命をいただくことにも近いと思います。
羊の毛は刈ってもまた生えてくるもの。ですが、やはり大切な資源ということに変わりはありません。
植物も動物も命です。限りある天然資源をできる限り無駄にせず、大切に使っていくことで良い循環が生まれる一つの要因になればと考えています。
ハグみじゅうたんの「ネップ」は糸と糸の”結び目”
「結び目」と聞くと、何か縁起の良い意味にも聞こえてきませんか？
playlist_add_check手仕事ラグの特長２ ハグみじゅうたんリバーシブルシリーズのネップ まとめ
ハグみじゅうたんには「ネップ」と呼ばれる糸の結び目があります
リネンの「ネップ」も素朴な表情を持ちます
ネップはハグみじゅうたんが大切にしていることを体現しています
「ネップ」のように、一見不細工に見える表情も、ハグみじゅうたんが大切にしていることを守り続けている証です。
見かけたら、是非可愛がってあげてください。それは、手にしたハグみじゅうたんが持つ個性なのです。
人のほくろやシワなどと同じように。
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