アーバンやモダンなどさまざまなインテリアテイストがありますが、やはりほっと落ち着けるナチュラルテイストでリビングをまとめたいと考える人も多いのではないでしょうか。一方でどんなアイテムを選べばいいかわからない、どのようにコーディネートするか悩むという声もあるようです。
今回は、おしゃれなナチュラルリビングの作り方、コーディネートのポイントをご紹介します。
目次
ナチュラルテイストとは?
はじめに、ナチュラルテイストとはどのようなものか、また最近人気の理由について解説します。
ナチュラルテイストの定義
ナチュラルテイストの定義は特に決まっていませんが、一般的には天然素材を多用し、シンプルでホワイトやオフホワイトなどを基調としたスタイルを指します。
ナチュラルは「自然の・天然の」と訳され、それに「味わい・雰囲気」といった意味のテイストをプラスした言葉です。
人工的ではなく、自然の雰囲気があり、温かみのあるインテリアのイメージです。
ナチュラルテイストの特徴や強み、人気のポイント
ナチュラルテイストの大きな特徴は、木材や天然素材を要所に使い、全体的に自然な感じでまとめていることです。
ナチュラルなインテリアについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
▶ナチュラルインテリアは素材が決め手!自然素材でつくるインテリア
ナチュラルに感じさせるためには、色味を抑えながらも明るく、基本は木目、ホワイト・ベージュなどで穏やかさ、素朴さを感じさせる空間を意識していきます。
ここ数年、インテリアのトレンドカラーはナチュラルカラーとなっています。人気の理由となっている背景には、コロナや世情の不安定化などがあると考えられます。
在宅で過ごす時間が増え、プライベート空間を重視する傾向が見られるようになりました。これまで以上にインテリアに目が向けられると同時に、安らげる・心身が休まる・健康的であるなどを求める人が増えたと推測されます。
ナチュラルテイストとして、具体的にはどのようなインテリアが該当するのでしょうか。
特徴として挙げられたように壁面・床・建具などに木を多く使うこと、壁紙をホワイト・ベージュ・アースカラーとすることがベースとなります。
そこへ自然素材の家具を配置し、綿・リネン・ウールなどのファブリックで彩りと温かみを加えます。
さらにグリーンを身近にする観葉植物も、ナチュラルテイストには欠かせない要素です。また、より自然な明るさをもたらすためには、白色蛍光灯ではなく暖色系の照明を上手に使うことも大切なポイントのひとつとなります。
おしゃれなナチュラルリビングのコーディネート
おしゃれなナチュラルリビングを実現するコーディネート術やアイテムを紹介します。
ナチュラルリビングを演出するアイテムの選び方
ナチュラルリビングを実現する際には、できるだけ人工的なイメージを持つものを排除していく必要があります。
家具を選ぶときには、無垢材・白木・天然木材を素材としたシンプルなデザインのもの。木のぬくもりが感じられるタイプをおすすめします。
視覚的にも大きな部分を占めるファブリック系にも、ナチュラル感を意識したアイテムを選びます。
例えば温かみのある天然素材のラグで、ホワイト・ベージュ・アースカラーを基調とし、模様は小さめか、織柄のものがしっくりとなじみます。
くつろげるナチュラルリビングづくりには、天然ウールのラグがイチオシです。
ウールラグの魅力については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶ウールラグってどう違う?素材の魅力やメリット、使用時の注意点を解説
また、ハグみじゅうたんオンラインショップやハグみじゅうたん全国の販売店ならば、ナチュラルリビングが実現できる、自然派のラグがたくさんそろっています。
ラグと合わせてカーテンも、綿・リネン・ウールなどの天然素材がおすすめです。こちらもあまり主張しない、アイボリー・ベージュ・グリーン・薄い茶系などの色味を選ぶと失敗しません。
ナチュラル感あふれるリネンカーテンについては、以下の記事も参考になります。
▶リフリンリネンカーテンのご紹介 素材で合わせるコーディネート
雑貨はアイキャッチアイテムとなり、例え小さくても意外と目立ちます。自然モチーフ・木製・つるかご・観葉植物など、全体のイメージを損なわないように、素朴でシンプルな自然素材のものでそろえましょう。
ナチュラルリビングのレイアウトのポイント
ナチュラルリビングをより魅力的に見せるために、以下のようなポイントを考慮していきましょう。
中心となる部分を決める
お気に入りの椅子、センターテーブル、直座りできるラグなど、お部屋のメインとなる部分を最初に決めておくと、ナチュラルでありながら漫然とした印象を避けられます。
部屋の形にあわせて動線を考えた家具の配置
ナチュラルな生活を実現するためには、ストレスを感じさせない部屋であることが重要です。自然な感じを与えつつも、暮らしやすさを考慮した家具や小物の配置を意識します。
光を上手に活用する
光をナチュラルリビングの重要な「アイテム」と考え、上手に活用することが大切です。家具の配置やカーテン選びにより自然光の取り入れ方を工夫する、温かみのある色の光を選ぶ、照明の高さを考慮する、間接照明やランプ・キャンドルなどを活用して柔らかさを与えるなど、居心地の良さを光の観点からとらえていきましょう。
家具の高さは低め・床にモノを置かない
圧迫感を与えない家具配置が、ナチュラルリビングにくつろぎ感を与えます。
また床には極力モノを置かないように注意しましょう。足元をすっきりとした印象にすることで視線が散らされず、ホワイト・ベージュ・アースカラーなどの優しい色合いの良さやおしゃれな小物使いを際立たせることができます。
ナチュラルリビングの注意点
心身ともに伸びやかな暮らしを与えてくれるナチュラルリビングですが、一方で注意点もあります。
家電や生活雑貨に注意
リビングはモノが多く雑然としがちなエリアなだけに、生活感が出やすい傾向があります。家電や生活小物は購入時から意識して選ぶ、また隠すものと見せるものとを区別してファブリックや収納棚をうまく使うといった工夫が必要です。
カラーバランスを重視
ナチュラルリビングでは比較的主張のないアイテムが多く使われるため、よりバランスを重視しなければ素敵に見えません。「ベースカラー」「アソート・メインカラー」「アクセントカラー」を7 : 2.5 : 0.5の比率で、適度に締まりのある配置を意識します。
個性の表現
色味を抑えた家具やファブリック類は汎用性が高く、使いやすい反面、単調・平凡になりがちです。どの面に、どのようにして自分らしさを出すのかを考えることで、ありふれたリビングとはひと味違うお部屋づくりが可能となります。
例えばさびしい景観が気になるのであれば、小さ目のラグをいくつか置いてみるといった方法もあります。カラーバランスをコントロールできれば空間的な邪魔にならず、ナチュラル感を増す効果が期待できます。
ラグサイズの選び方は、以下の記事が参考になります。
▶リビングに敷くラグ、カーペットのサイズの選び方
ナチュラルと放ったらかしは違う
白木の家具、木製の床は手入れされていないと汚れが目立ちます。ナチュラルリビングで心地良く暮らすためには、掃除やワックスがけをこまめにして清潔感を維持することが大切。
ナチュラル感あふれる植物は、枯れていたり元気がなかったりすると逆効果となります。ナチュラルメイクが手抜きとは違うように、ナチュラルリビングも放ったらかしでは実現できません。ナチュラルは案外難しいということも、忘れないようにしましょう。
温かくくつろぎを感じるナチュラルリビングをつくろう
ナチュラルなインテリアとは、肩に力が入らず、自然体で居心地良く過ごせる空間です。色味を抑え、天然素材を多用することで、ホッとできるリビングに近づきます。より理想的でおしゃれなナチュラルリビングにするには、見た目だけではなく肌触りや質感に目を向けることも大切です。例えば足元を柔らかく包んでくれる、天然素材のラグも重要なアイテム。
「ハグみじゅうたん」には、ナチュラルリビングづくりにおすすめの商品がたくさんそろっています。自然の持つ豊かな風合いや、優しい色味は、あなたが求めるナチュラルリビングづくりにぴったりです。ぜひ「ハグみじゅうたん公式サイト」をチェックしてみてくださいね。
【ハグみじゅうたん オンラインショップ】
肌ざわりの良い自然素材ウールのじゅうたんで『おうち時間、もっと快適』