2月の後半。肌にあたる風の暖かさや匂いが、少しずつ春を感じ始める時期です。
ハグみじゅうたん事務局の隣にあるインテリアショップでも、連日学習机やランドセルをお求めのお客様で賑わっています。中には、この記事をお読みいただいている方のなかにもお子様がこれから小学校に通い始めるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな学習机にまつわるラグ問題、ずばり「学習机の下にはラグ・カーペットを敷いた方が良いの?」という点についてお話ししたいと思います。
ラグを敷いた方が良い理由・どんなラグがおすすめなのか・中でも特におすすめのブランドとシリーズについて詳しく解説していきます。
目次
そもそも学習机の下にラグは必要?
そもそも、学習机の下にラグやカーペット・マットなどは必要なのでしょうか?
結論からいうと、「絶対に敷くことをおすすめします!」
想像してみてください。学習机の下ということは…
・イスの出し引きにより生活音がでる
・イスの出し引きにより床が傷つきやすい
・鉛筆の削りカス(もしくはをお菓子こぼしたなど…)とにかく汚れやすい
などなど様々なことが想定できます。
そこで一枚ラグマットがあれば、上記のお悩みや解決できることが多いのです。
もっと詳しく学習机下のラグマットの役割について知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。
学習机の下にはどんなラグがおすすめ?
いざラグマットを選ぶとなっても、沢山の種類があり迷ってしまいます。
だからこそ、選び基準が欲しいものです。
絨毯メーカーのプロからみた、学習机の下に敷くマットはこういう観点で選ぶべし!というポイントをご紹介します。
選ぶポイント①汚れやすい素材はNG
学習机の下はいつも間にか汚れが溜まっていた、と感じやすい場所です。
その為、ラグを選ぶ際は一つ、汚れにくい素材を選んでみると良いでしょう。
一般的に、化学繊維は静電気を帯電しやすく、ほこり等がつくとなかなか離れにくい性質があります。
よく購入した商品のビニールを手から離そうとしても、なぜか手にくっついてくるなどの現象を皆様も体感されたことがあるかと思います。
その為、掃除機で吸っても意外にも汚れがまだ表面に付着している割合が高いです。
一方、天然素材のウールやコットンなどは、化学繊維に比べて電気を帯びにくい性質を持っています。
その為、比較的汚れは取れやすいです。
さらに、ウール素材のラグは、天然素材の中でも動物繊維に分類され、羊毛自体に油分が含まれている為、液体系の汚れにも強いという特徴があります。
学習机の下に敷くならば、「ウールのラグ」がおすすめです。
ウールラグの特徴、メリット・デメリットについてはこちらの記事でもご紹介しています。
選ぶポイント②キャラクターデザインは避ける
続いてのポイントはラグの「デザイン性」についてです。
学習机の下に敷くラグと言っても、一度購入するとなかなか敷き替えることがないかと思います。
仮に小学校に入学してから高校を卒業するまで、計12年間を過ごすとなるとどんなデザインのラグを選ぶかも重要になってきます。
小さいころの興味はころころと変わりやすいもの。お子様の好みに合わせてキャラクターのデザインのラグマットを選ぶこともありますが、せっかくならば12年間ずっと使えるデザインのものだと、買い替える手間や費用、モノを大切にする気持ちなども変わってくるのではないでしょうか。
かと言って地味すぎるものも子供らしくない…
彩りが感じられるデザインのラグマットがあると良いですね!
選ぶポイント③毛足のないタイプを選ぶ
3つ目のポイントは利便性について。
ラグは大きく毛足のあるタイプとないタイプに分けられます。
毛足のあるタイプは、比較的厚みがありリビングなどごろごろと寝転びながら寛ぐ場所におすすめです。
一方、毛足のないタイプのラグは、学習机やデスク下、ダイニングテーブルの下など、椅子を出し引きする場所におすすめします。
イスの出し引きをするということは椅子がスムーズに動かせることがポイント。毛足のあるタイプのラグになると、椅子の脚がラグに潜り込んでしまい、椅子の出し引きをする際に無意識にストレスを感じてしまうかもしれません。
そのため、(平織のような)毛足のないラグ、もしくは毛足がとても短いラグがおすすめです。
さて、ここまで学習机の下のラグの役割から、選ぶポイントについてご紹介してきました。
続いては、学習机用のラグマットのなかでも皆様にぜひご紹介したい「ハグみじゅうたん」についてお伝えします。
学習机の下におすすめ!ハグみじゅうたん「リバーシブル・ストライプシリーズ」とは
リバーシブル・ストライプシリーズは、はぐみじゅうたんの中の平織りのシリーズです。
<特徴>
織り:ギュッと目の詰まった平織り。毛足が無いタイプです。
厚み:約5ミリ ハグみじゅうたんのなかで一番厚みを抑えたシリーズです。
感触:ておりや、てざわりシリーズに比べるとチクチク感が感じられる場合があります。
柔らかい麻の様なシャリ感のある感触が、素足に気持ち良いです!
▼リバーシブル・ストライプのさわり心地についてはこちら
リバーシブル・ストライプってチクチクしますか?
それでは、なぜこのリバーシブル・ストライプがデスク下マットにおすすめなのか詳しく説明していきます。
理由①飽きの来ないデザイン性の高さ
まず、デザイン性が高いこと。
飽きがこない、洗練されたデザインなので、お子様が成長してもずっとお使いいただけます。
また、リビングに学習スペースを設置する場合にも、インテリアの一部として美しく機能してくれます。
▼こんな風に、玄関マットサイズを椅子の下のみにチェアマットとして敷いて・・・
このサイズなら、その日の気分で敷き替えたり、家族の間やお家の中で交換するのもアリですね。
マットは平面で色の面積が大きいインテリアなので、敷くだけで空間の印象がパッと変わります。
お友達が遊びに来た時に自慢できちゃうかもしれませんね!
理由②しっかりした織り密度と程よい厚み
学習机のキャビネット(引出し)やチェアは、移動しやすいキャスター(タイヤ)付きのものが多いですよね。
フローリングなどでキャスターを転がすと…。
嫌なゴロつき感とすべりすぎる危険があります。
そして床にキズがつく大きな原因にもなってしまいます。
織り密度が高くて丈夫なリバーシブル・ストライプをデスク下マットとして敷けば、床を保護してくれる上に、ゴロ付き感軽減やすべり止めの効果があるのです。
これなら賃貸マンションや、特に傷つきやすい無垢の床にも安心ですね!
▼無垢の床とラグの関係についてはこちら
無垢の床にラグはいらない?床座にラグは必須です
ちなみに、机も引っ張って動かさなければ傷はつかないだろうと思われがちですが、使っていくうちに物の重みも加わり、じわじわと床にヘコみができて来る場合があります。
長期間同じ場所で学習机を使うなら、椅子の下だけに敷くよりも、断然机と椅子のスペースをカバーしてくれるラグサイズの大きさのものをおすすめします!(120×180cmサイズ以上)
そして、リバーシブル・ストライプの、毛足が無いという特徴もポイントです。
キャスター付きの椅子やキャビネットの下に敷く場合だと、毛足があると巻き込んでしまったり移動の際、逆にすべりにくなりすぎてしまう場合もあります。
だからキャスター付きの椅子の下に敷くなら、平織りのタイプが快適なのです。
▼下のブログでは、平織りと毛足のあるラグの違いを断面図で説明しています。
左がストライプ、右がてざわりの断面です。
平織りのラグと毛足のあるラグ。具体的にどう違うの?
理由③両面使えるリバーシブル仕様
三つ目は、その名の通り「リバーシブル」であること。
両面が同じ肌触り・図柄の仕上げにしているので、表面が少し汚れても裏面も使えます!
また、原料であるウールは復元力、耐久性という点でも優れています。
使用年数は、通常使用で15~20年を想定して作られています。
小学1年生から使いはじめて21~27歳くらいまで使えると考えるとすごいですよね!
学習デスクの下に敷くマット。
それは自分だけのマットです。
永く使えるものを選べば、愛着も湧いて、物を大事にする心も育まれます。
▼両面使えるリバーシブル・ストライプですが、お子様専用のマットとなれば、汚れが特に気になることもあるかと思います。
実はリバーシブルシリーズはお家で手洗いも出来ます。ぜひご参考に!
ラグの洗濯 リバーシブルストライプ キッチンマットの洗濯方法(手洗い)
↑※サイズが大きいと水で濡れた時にとても重くなり、乾かすのも一苦労になります。
もしお家で大きなラグを洗う際は無理はせず、ご家族の方などに手伝ってもらいましょう。
まとめ
デザイン性が高いから飽きが来ない、成長しても使える。
しっかりした密度でキャスターから床を保護。快適な厚み。
リバーシブル仕様なので使用年数が長い。
「ハグみじゅうたん」の「ハグ」は「育む」からもきています。
豊かな色彩が感性を育み、風合いの良さが優しい気持ちを育むハグみじゅうたん。
お子様の成長に寄り添う一枚を、学習机を選ぶ機会に、お子様への贈り物として選んでみるのはいかがでしょうか?
☆今日のブログに登場した素敵な学習机やランドセルは、インテリアショップボー・デコールでお取扱いしています。
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