うるさい生活音・騒音を軽減！ウールラグの音吸収実験

こんにちは。

寒くなってくると、お家で過ごす事が増えてきますよね。

お家にいると室内や上の階から様々な音が聞こえます。
お子様が走る音、スプーンやおもちゃが落ちる音、お部屋で音楽を聞く音などなど…

そんな生活音、気になりますよね。
ご近所トラブルの原因で一番多いのが「騒音」です。

アパートやマンションにお住まいの方にとっては特に悩みの種かと思います。

そのお悩み、ラグ・絨毯が解消します！！
今回は実験結果も踏まえて生活音に対するラグの効果についてお伝えしていきます。

生活音には2種類あります

生活音には大きく分けて2つの種類があります。

一つは「固体振動音」もう一つは「空気振動音」です。

空気振動音はテレビの話し声やスプーンがカチャーンと落ちた音などです。
固体振動音はドスンドスンという足音など、建物の構造体自体に伝わる音。
生活音を防ぐためにはこの空気振動音と固体振動音を「遮断」し「吸収」することが必要です。

この二つの種類の振動に役立つのが、ラグ、じゅうたんなのです！

今日はラグ・カーペットを敷いて「空気振動音」の実験をした結果と、「固体振動音」の実験結果についてご紹介します！

【実験】ラグは「空気振動音」をどこまで吸収・遮断するのか？

【実験に使用した物】
・スプーン
・騒音計
・ハグみじゅうたんてざわりシリーズ
・ハグみじゅうたんリバーシブルストライプシリーズ

【実験方法】
スプーンを同じ高さから落とし、落下時に部屋に広がる音の大きさを比較します。

【条件】
今回実験する環境の音の大きさは「57db」です。

騒音レベルは、以下のようになっています。
（出典：環境省HP http://www.env.go.jp/air/ippan/より）

「話し声や作業音はするけれど静か」という環境で実験しました。
それではまず、何も敷かない状態から。

床にそのままスプーンを落とした場合の騒音レベル

スプーンは「カラ―ン！」と大きな音をたてて落下しました。

「83db」です。
一瞬、航空機の機内やゲームセンター内とおなじくらいうるさくなったという事ですね。

リバーシブルストライプを敷いた場合の騒音レベル

平織りのリバーシブルストライプシリーズを敷いてみます。
こちらはダイニングテーブルの下に敷かれる方が最も多いシリーズです。

コロンっという音と、鈍い金属の音が合いまった音がしました。
何も敷かない時より音は小さく感じました。

結果は「76db」です。
地下鉄の車内と同じくらいでしょうか。
何も敷かない時に比べると騒音レベルは7db減少しました！

てざわりシリーズを敷いた場合の騒音レベル

次に、厚さ13mmてざわりシリーズを敷いて実験です。

落とした時の金属音はありませんでした。ゴッ、という音のみです。

「70db」です！
新幹線の車内と同じくらいです。
何も敷かないときに比べ13dbも減少しました！

厚みのあるラグほど、ものを落とした時に空間に広がる「空気振動音」を減少できる事が分かりました。

「固体振動音」を抑制するウールラグ

次に、建物に直接響く音「固体振動音」。
小さなお子様がいる家庭だけでなく、多くの人が悩む生活音です。

こちらにもラグ・じゅうたんが有効なんです！

日本カーペット工業組合様が行った実験では、ウールラグ（特にカットパイル）が遮音等級が高いことがわかっています！

日本カーペット工業組合様　カーペットの良さ/安全性「防音効果」　http://carpet.or.jp/publics/index/47/&anchor_link=page47_81#page47_81