突然ですが、私はできることなら裸足で暮らしたい人間です。
そのため、家に帰るとすぐに靴下を脱ぎます。
ただ、これからの季節は、そんな裸足族にとっては厳しい季節・・・。
なぜなら、床が冷たいから・・・。
廊下はもっぱらつま先立ちです。
そんな季節でも、足の裏全面を躊躇なくつけるのが、ハグみじゅうたんの上!
そこで、この季節に実感できる、ラグや絨毯のあたたかさについて、改めて、実験を踏まえ見てみたいと思います。
- ラグや絨毯は「接触温熱感」に優れている
- 様々な床材の接触温熱感を検証
■ラグや絨毯は「接触温熱感」に優れている
空気を多く含むラグや絨毯は、寒い時に素足で触れても冷たさを感じることのない「接触温熱感」に優れた床材です。
「せんい」層に隠された空気層が断熱層になっているのです。
「接触温熱感」は、素材の「熱伝導率」(熱移動のおこりやすさを表す係数)と「熱容量」(ある物体の温度を1度上げるのに要する熱量)に大きく関係します。
熱伝導率が小さく、熱容量の高い素材の床材ほど接触温熱感に優れている(温かく感じる)ということになります。
このことを検証した実験があります。
■様々な床材の接触温熱感を検証
熱伝導率の異なる床材、ウールカーペット、クッションフロア、木質フローリングなどに、人が触れた時に感じる冷温感や熱移動について測定した実験です。
熱移動特性(手のひらの温度の変化)
これは、それぞれの床材に手のひらをついた時に、手のひらの温度がどのように下がるかを示したグラフです。
冷たく感じる床材は熱移動が大きく、急激に温度が下がりますが、カーペットのような暖かく感じる床材では、低下する幅が小さいです。
サーモグラフィーで見る変化
手のひらを床材に接触して、5秒後の手のひらの表面温度を色で表現したのが、上のサーモグラフィー写真です。
赤くなるほど温度が高く、青くなるほど温度が低いことを表しています。 ウールカーペットでは、手のひら全体が赤く暖かいことが分かります。
※イラスト・資料・内容:日本カーペット工業組合「新・カーペットはすばらしい」より
このように、ウールカーペットは他の床材に比べて優れた値を示しており、お家であたたかく過ごすために適したものだと言えます。 これで、裸足で歩いても冷たくなかった理由を再認識できましたね!
この冬、ウールの絨毯やカーペットで足元からあたたかく過ごしてみてはいかがでしょうか?
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