「夏にラグを敷くと暑くなる」と思っている方はいらっしゃいませんか。
ラグは足元の冷えをカバーする秋冬向けのアイテムというイメージが強いことから、夏は必要ないと思っている方もいるようです。
しかし、実際には適切なラグを選ぶことで、季節問わず部屋の快適性を向上させることが可能です。
今回は、汗ばむ季節だからこその、ラグを敷くメリットとデメリットについて解説します。夏向けのラグを検討している方はもちろん、今は必要ないと思っている方も、ぜひ参考にしてみてください。
目次
夏にラグは必要?敷くメリット・デメリットとは
暑い夏の季節にラグを敷くと、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょう。詳しく解説していきます。
夏にラグを敷くメリット
夏場にラグを敷くメリットは主に3つあります。
サラッとした肌触りで快適性が向上
夏はたくさん汗をかくので素足で過ごす機会が増えますが、フローリングが合板やウレタン塗装の場合は水分を吸い取らないため、ベタベタして不快に感じてしまいます。ところが、ラグを敷くと水分を吸収してべたつきを軽減してくれるため、サラッとした肌触りで快適に過ごせるようになるのです。
冷気を閉じ込めてひんやりと
ラグの繊維には、空気が入り込む隙間があります。エアコンで部屋を冷やすとラグの繊維が冷たい空気をつかまえるので、ラグ全体がひんやりと冷たく感じられます。ソファに座って足を置いたとき、寝転がったときに、涼やかに過ごせるのです。
色の効果で体感温度が下がる
色と体感温度は関係があるといわれています。ブルー系のラグを選べば、視覚効果で涼しげな印象を与えるだけでなく、赤系などの暖色系ラグと比較すると、体感温度を2〜3℃下げる効果が期待できます。
下記の記事では、夏を涼やかに過ごせる爽やかな「ビタミンカラー」のラグの魅力をご紹介しています。ぜひご参考にしてください。
夏にラグを敷くデメリット
汗をかいたまま素足で過ごしたり横になったりすることで、夏は特にラグが汚れやすくなり、他の季節以上にお手入れが必要になります。また、夏だからと薄手のラグを選んでフローリングの上に敷くと、足を伸ばして座ったり寝転がったりしたときに、体が痛くなってしまうでしょう。
夏に適したラグを選ぶには、お手入れのしやすさや汚れにくさ、ラグをどのような場面で使用するのかなどを考慮することが大切です。
夏を快適に過ごすにはラグの素材選びが重要!
夏のラグは素材選びが重要です。通気性が良く、肌触りがサラッとしているものを選びましょう。
夏を快適にしてくれる、おすすめの素材を6種類ご紹介します。
綿(コットン)
天然素材の綿は、種子からとれる種子毛を原料としています。適度な柔らかさと弾力があり、優しい肌触りが魅力です。綿のラグは吸湿性が高く、通気性にも優れています。汗をかいてもラグがしっかり吸い取ってくれるので、暑い夏でも快適。コットンは水に強い性質があるため、洗濯しやすいのもメリットです。
麻(リネン/ジュート)
ざらっとした肌触りの麻は、ざっくりとした質感とナチュラルな風合いで、涼しげな雰囲気を演出してくれます。麻のラグは、吸水性や通気性、耐久性にも優れており、使うほどに艶が出て、しなやかさも増していきます。ただし、シワになりやすい特徴があるので、気になる場合にはコットン混紡を選ぶと良いでしょう。
い草
い草は香りが良く、古くから日本の住宅で使用されてきた素材です。吸湿性・放湿性が高く、蒸れにくい性質があります。夏はひんやりと感じられるので、お昼寝するスペースに敷くラグに最適です。ただし、日焼けや経年で変色しやすい特徴があるので注意しましょう。
竹
竹製のラグには、竹板タイプと竹ひごタイプがあります。竹板タイプは、天然の竹を板状にしてラグを作っているため、硬いと感じる方もいるでしょう。竹ひごタイプは、竹の茎を細く割ったものを使用しているため、見た目からは竹の風合いは感じられません。どちらも触ったときにサラサラとしてひんやりと冷たく、竹が本来持つ抗菌効果も期待できます。
ウール
ウールラグは冬に使うものというイメージがあるかもしれませんが、オールシーズン使える素材です。ウールは繊維が波打つようによじれていて、その中にたくさんの空気を含んでいます。エアコンの冷たい空気を繊維がまとうため、心地良いひんやり感を味わえるのです。
通気性が良く、調湿作用もあるウールのラグは、夏は足触りがさらりと快適。空気中の湿気だけでなく、ラグに触れた肌の湿気も吸い取ってくれます。また、冬は足元を心地良く温めてくれるため、ウール素材のラグを敷けば、季節によって敷き変える必要はありません。
夏にウールラグを敷くと快適に過ごせる秘密を、こちらでこっそりお伝えしています!
冷感加工素材
冷感加工素材のラグは、触れただけでひんやりと冷たい感触があります。キシリトール加工やアルミ基布を編み込んで冷感効果を高めたものなど、いくつかの種類があります。ただし商品によって冷涼感の持続性にはバラつきがあるため、選ぶ際には注意しましょう。
夏のラグはウール素材のハグみじゅうたんがおすすめ!
天然ウール素材でつくられたハグみじゅうたんは夏にもおすすめです。一見、温かそうに見えるため、不思議に思う人もいるかもしれません。その理由をご紹介します。
夏は足裏に汗をかいたりフローリングがベタベタしたりと不快感があります。ところが、ハグみじゅうたんは良質なウールを使って織られているので、触れたときの感触がサラサラ。繊維が呼吸して湿気を調整してくれるので、フローリングの上に直接座ったり足を乗せたりするよりも、ずっと心地良く過ごせるのです。
ハグみじゅうたんは、ウールの特徴を最大限に活かすために裏地をつけていません。そのため、湿気がこもらないので雑菌の繁殖が抑えられて衛生的。赤ちゃんが寝転がっても安心です。
また、日常は掃除機をかけるだけでお手入れ完了。汚れが気になるときや季節の変わり目に水拭きすれば、十分にきれいな状態をキープできます。高い調湿効果があり、衛生的でメンテナンスの心配がないハグみじゅうたんは、夏のラグとしても、最適なのです。
ハグミじゅうたんも含め、夏を涼やかに過ごすインテリアづくりのポイントについては、以下で解説しています。
夏はラグを敷いて涼しく快適に
ジメジメする夏にラグを敷かないと、床がベタベタして歩く度に足裏へ不快感が伝わってきます。ただし、どんなラグでもいいというわけではありません。夏のラグは「調湿作用」があり、「気持ち良く寝転がれるフカフカとした柔らかさ」「汗や水分といった汚れに強い」といった特徴のある素材を選ぶことが大切です。
ウール素材のハグみじゅうたんなら、湿気の多い季節でも肌触りがサラッとして快適。リビングやダイニングなど、長く過ごす場所に敷けば夏中ずっと気持ち良く過ごせます。涼しげなカラーなら季節感のあるインテリアづくりができて、体感温度もグッと下がりますよ。
今年の夏は、ハグみじゅうたんで心地良く過ごしませんか?
夏だけでなく一年中快適に過ごせるラグ選びのコツは、以下でご紹介しています。
てざわりコレクションER6189 | てざわりコレクションER6195 | てざわりコレクションER6191 | てざわりコレクションER6193 | てざわりコレクションER6190 | てざわりコレクションER6192 | リバーシブルストライプER3001 | ておりLR98D | ておりLR168C |
【ハグみじゅうたん オンラインショップ】
肌ざわりの良い自然素材ウールのじゅうたんで『おうち時間、もっと快適』