夏でもサラっと快適ウールラグ 調湿効果と心地良さの秘密

「夏にウールなんて」と思っている方へ。
湿度の高い今の季節こそ、サラッと快適な使い心地なのはウールラグです。なぜなら、ウールには湿気を吸ったり吐いたりしてくれる調湿作用があるから。
「呼吸するじゅうたん」の心地よさの秘密をご紹介します。

夏でもサラっと快適ウールラグ 調湿効果と心地良さの秘密 目次

  • 体感温度と湿度について
  • ウールラグが夏でも心地良いのはなぜ?
  • 天然素材は調湿効果が高い 中でもウールはばつぐん!
  • ”ゆらぎ”のある自然素材だからこそ の心地良さ
  • 夏でもサラっと快適ウールラグ 調湿効果と心地良さの秘密 まとめ

 

体感温度と湿度について

人が暑さ・寒さを感じるのは、気温だけではありません。
湿度も体感温度が変わる大きな要因のひとつです。真夏日でも湿気が少ないと、日影にいけば涼しく感じます。湿気が多いと、日影にいってもまとわりつくような暑さを感じます。

空気は動かないままだと熱を伝えにくいのですが、湿気が高まる=水蒸気が多く含まれるようになると熱を伝えやすくなります。やかんの蒸気や、蒸し風呂をイメージするとわかりやすいですね。液体になるほど、熱を伝えやすくなります。

そして、湿気が高いという事はただ体感で暑く感じるだけでなく、体調にも関わってきます。 人は常に、汗の気化熱で体温の調整をしています。汗をかく事で体を冷やしているのですが、湿気が高まると中々気化してくれません。
それでも汗をかかないと体が熱を持ってしまうので、量を多く出す事で調整しようとします。そうして汗をたくさんかくと体内の水分が少なくなり、血液の量が減り、血圧が下がります。体中に栄養が行き渡らず、老廃物も運ばれず、だるくなってしまいます。
だから、高温多湿の日本の夏は湿気の調整がとても大切。

エアコンで除湿したり、冷やしたり、という方法は日本の夏には欠かせないものですが、調湿作用のある 天然ウールの絨毯を敷くことでも、体感が少し違ってくるのです。

 

ウールラグが夏でも心地良いのはなぜ?

暑くてうだるような夏の日も、ウールラグが湿気を吸ってくれて、涼しいとまでは行かずとも不快感は軽減されます。空気中の湿気も吸ってくれますが、ウールラグや絨毯に触れる体の部分からも湿気を吸ってくれるのでサラッとした肌触りになります。

先日の大雨の日、帰宅した家の中は廊下もフローリングの床もベタベタした感触で、湿気がまとわりつくような不快感がありました。温湿度計を見ると、なんと湿度76%!
まるで「家中が汗をかいているみたい」
廊下、フローリングの部屋、キッチンのクッションフロアを歩くと「ペタペタ、ペタペタ」。そんな中でも、さらっとした足触りでちっとも不快な感じがしなかったのは、ハグみじゅうたんの上でした。

湿気の多い日もさらっとした肌触りのウールラグ ハグみじゅうたん

さて、そんな湿度の高い環境でも快適なウールラグ。心地良さの秘密は何でしょう?

それは羊の毛の構造にあります。
羊の毛は、水を弾き、湿気を吸い込むという性質を持っています。
表面がうろこ状のキューティクルになっていて、水のように大きな分子ははじきますが、毛の内部は親水性。湿気のように小さな分子は吸い込み、保持してくれます。外部の湿気が少ない時はその内部の湿気を吐き出してくれます。

ウールの繊維はキューティクルに似たうろこ状の「スケール」に覆われている

暑さ寒さに適応する。暑い国で選ばれてきたウールの力

日本の風土で快適に過ごす為の、家具や絨毯の選び方

▲日本は多湿。衣食住、毎日の生活で使うものは、湿気を吸ったり吐いたりできる自然素材が一番快適です

 

天然素材は調湿効果が高い 中でもウールはばつぐん!

ウールの吸湿作用は繊維の中でも群を抜いています。綿の約2倍、ポリエステルの約40倍。そして吸うだけでなく吐き出してもくれる、まさに「呼吸する」素材です。その調湿性の高さから、建物の断熱材としても使われています。
これだけ様々な技術が発達している現代でも、ウールを超える繊維はまだないと言われています。

そうはいっても、目ではなかなか分かりにくい調湿効果。そこで、実際に目に見える形で実験をしてみました。

・同じ大きさの水槽2つ
・どちらもフローリングに見立てて、板を敷き詰める
・片方はフローリングだけ、もう片方はその上にウールラグ(ハグみじゅうたん)を敷く
・それぞれ同じ量のお湯を入れたビーカーを入れて、蓋をして密封

時間の経過と湿度の変化を観察します。
最初はどちらの水槽にも結露が発生し徐々に湿度が上がります。そしてどちらも湿度100%、水槽内は結露でいっぱいとなります。
そして1時間後・・・

左側がフローリングのみ 右側がフローリングの上にウールラグ(ハグみじゅうたん)を敷いたもの

1時間後には右側のハグみじゅうたんを敷いている水槽内の結露が消え、湿度は66%程度まで下がります。フローリングのみの方は、結露もまだ残っている状態、湿度は(ほぼ100%あるため)計測不能という結果に!

ウールラグ 天然素材の調湿効果の高さ
ウールラグ 天然素材の調湿効果の高さ 第2弾

▲ウールの調湿効果が目に見える!実験の詳しい内容はこちら

 

”ゆらぎ”のある自然素材だからこそ の心地良さ

呼吸してくれるウールは心地良い。
でも、自然素材ウールの心地良さには調湿効果の他にも理由があります。
人が心地良さを感じるもの・・・

それは例えば、そよ風、川のせせらぎ、海のさざ波、木漏れ日、雨の音、蛍の光、ロウソクの炎 などなど・・・

どれも「ゆらぎ」という言葉がぴったり。
潮の香りをのせ、寄せては返す波の動き。強まったり弱まったり、吹き抜ける方向が変わる気まぐれな風の動き。木々のざわめきと共に、葉の間からキラキラと漏れる太陽の光。一定のようで、微妙な変化=「ゆらぎ」があります。
そんな微妙な「ゆらぎ」には規則性と、不規則性が丁度良いバランスで調和しています。人はそうした環境に長くいるととてもリラックスして癒されるのだそうです。

揺れるキャンドルの炎に癒されるのは「ゆらぎ」に心地よさを感じるから

そういった「ゆらぎ」のことを「1/fのゆらぎ」というそうです。
1/fのゆらぎは、人間の細胞にも存在して、心臓の鼓動も該当するそうです。よく見れば、爪の形だって左右ぴったり同じではないですし、肌のきめだって、同じ形が整然と並んでいるわけではありません。

私達自身もそうだからこそ、自然のゆらぎが心地良く感じるのでしょうね。

ウールの糸も、太い繊維、細い繊維、長い繊維、短い繊維、一定ではない繊維を捩じりあわせて、一本の糸にしています。その糸で織り上げたラグも、微弱なゆらぎ、深みのある表情を味わえます。

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癒しの力を持つウールラグ

癒しの力、1/fのゆらぎ。ウールのラグにもあるんです

▲自然の持つ心地よさを表す言葉・・・「1/fのゆらぎ」とは?

Lif/Lin(リフリン) リネンカーテン 柔らかい日差しで気持ち良く

▲自然素材「リネン(麻)」の心地良さにもやっぱり「ゆらぎ」が関係しています

 

playlist_add_check夏でもサラっと快適ウールラグ 調湿効果と心地良さの秘密 まとめ

 体感温度には湿度も大きく関係している
 ウールラグの心地良さは呼吸する繊維の構造のおかげ
 ハグみじゅうたんにも1/fのゆらぎの心地良さがある

人間だけでなく、ワンちゃん、猫ちゃんもハグみじゅうたんを気に入ってくれることが多いのは、本能的に心地良さがわかるからなのかもしれませんね。

 

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