事務局前の庭のジューンベリーに、可愛らしい赤い実が成りました！
赤くなる時は一晩でした。
朝見かけたら一気に色づいていて、お庭がパッと華やいで……
緑の草や葉、淡いお花も綺麗でしたが、ジューンベリーの小粒の赤が入っただけで、お庭全体がピリッと変わったんです。
「赤」がもつ力って、本当にすごいなと見せつけられました。
古来、赤は血の色や太陽の色を象徴していて、生命力を表す大切な色だったそう。
鳥居の朱色、紅葉の紅色、漆器の朱色。
赤のある光景は、思い浮かべるだけで綺麗です。
庭や洋服、部屋や小物。大きさや素材、用途によって変わりますが、色の使い方の基本は同じだと思います。
おしろいと眉墨で整えた顔に、紅をひとさしいれて華やぐように。
お庭だったら土や石、樹木のしっとりした落ち着いた色合いがベースになっている所に、ひとさしの赤。
お洋服だったら、ナチュラルな肌の上に、様々な色を纏って自由にコーディネート。
お部屋だったら、床や壁や家具のアースカラーを下地に、カーテンやラグでパッと彩りを添えてあげる。
何もしなくても下地はだいたいナチュラルです。
少し派手かな、と思っても、お洋服だったら小物ひとつ。お部屋だったらファブリックひとつ。好きな色味を入れてあげても、全然派手になりすぎません。
鮮やかな彩りを添えるだけで、ナチュラルな色味の良さも映えて、とてもバランスが良くなるんですよ。
ハグみじゅうたんの赤が映えるK様邸。
ランプシェードの青、カップの緑、お鍋の赤や黄色……
色の使い方がとってもオシャレで素敵です！
人の気分って環境にだいぶ左右されます。
いつもいる場所、常に身に纏うものに華を添えるだけで、心も少し軽くなって。
軽やかになった心なら、いつもは気付けなかった事に気付いたり、ありがたみを感じたりする場面が増えそうです。
色の持つ力。
是非、毎日の生活の中に取り入れてみてください♪
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