8月も終わりに近づいていますがまだまだ暑い日は続きそうですね。
これからの季節は台風や急な気候の変化にも注意しないといけないようです。
平織りラグ「リバーシブルシリーズ」の使い心地 目次
- 平織りラグの特徴
- リバーシブルシリーズの肌触り
- 毛足のあるじゅうたんとの違い
平織りラグの特徴
「平織りラグ」とは経糸(たていと)と横糸だけで構成され、じゅうたんのような毛足が無く、薄手で平らな織物のことを言います。
代表的な平織りラグとしては中東の遊牧民が使っていた「キリム」があります。ハグみじゅうたんの中では「リバーシブル・ストライプ」、「リバーシブル・イエニ」が平織りに分類されます。
キリムとは、もともと家畜とともに移動して暮らす遊牧民が自分たちの生活用具として作った織物です。素材は、彼らの身近にいる羊・ヤギ・ラクダなどの毛が使われています。
毛足が無いのでクッション性や保温性に優れているとは言えません。しかし使い込んでいくうちに柔らかくなっていき、擦り切れそうなくらいが良い味わいになります。
新品のキリムよりも30~40年使い込まれた「オールドキリム」の方が価値があり、肌触り・風合いの変化を楽しみながら永くお使いいただけるのが特徴です。

オールドキリム
リバーシブルシリーズの肌触り
ハグみじゅうたんにも平織りラグに分類されるシリーズがあるのでご紹介していきます。
まずは「リバーシブルイエニシリーズ」

CKSD74

CKSD75

CKR40
先ほどご紹介した中東の伝統的なキリムのデザインを日本風にアレンジしたシリーズです。
同じイエニシリーズでも柄によって使用している羊毛の質が違ったり、デザインの入れ方の違いでそれぞれ異なる肌触りを楽しめます。
全体的に少し粗目な肌触りですが、使い込むうちに徐々にこなれていくので特に味わい深いシリーズです。
これも平織りの特徴ですが、裏表が同じ質感なので汚れてきたら裏返して使用することができます。
変化を楽しみながら末永くお使いいただけるのもおすすめのポイントです。
続いて、「リバーシブルストライプシリーズ」

ER2961RED
肌触りなどはイエニシリーズと近いのですが、ザラザラ感はより少なく使い込むことによって柔らかさを増し、しなやかになっていくシリーズです。
イエニよりも模様を無くし、ストライプを基調に使いやすいデザインが特徴で、価格帯もお選びいただきやすいということでここからウールラグを試してみるという方も多いです。

ER3001

ER3017

ER2961
イエニシリーズ・ストライプシリーズともに使い始めの頃に寝転がると少しちくちくする感じを受けると思います。
素足で触れてみるとシャリっとした肌触りが心地よいので、ダイニングテーブルの下や学習デスクのフロアーマットとしてお使いになる方が多いです。
薄手なので保温性やクッション性はあまりありませんが、夏場はむしろ毛足が無くサラッとした肌触りが好評でサマーラグとして使っている方もいます。
夏場はリビングで楽しみ、冬はダイニングやお子さんのお部屋で使うなど、季節に合わせて敷く場所を変えるのもおすすめです。
毛足のあるじゅうたんとの違い
ここまで平織りのラグについて話をしてきましたが、ハグみじゅうたんのシリーズにはもちろん毛足が長くてクッション性に優れているじゅうたんや、肌触りが柔らかくしっとりとした質感のじゅうたんもたくさんあります。
シリーズによって使い心地がかなり違うので機会があればぜひお店でご体感ください。

ER6164
平織りに比べるとチクチク感もほとんどないと思います。
踏み心地、寝心地にこだわったシリーズです。
ハグみじゅうたんの最高峰「ておりシリーズ」

LR98D
こちらも「てざわりシリーズ」と同様に毛足のあるじゅうたんです。
しっとりとした質感で冬場はもちろん、夏場に特におすすめのシリーズです。
希少価値が高いのでなかなか目にする機会は少ないですが、全国で順番に開催しているハグみじゅうたん展の一部でご覧いただけます。
上はシリーズ毎の織り方によっての違いをまとめた表です。
ハグみじゅうたん公式ホームページの「商品紹介」からご確認いただけるのでぜひご覧になってみてください。
▼公式ホームページ「商品紹介」
シリーズ毎の商品紹介
それぞれ違った特徴のあるハグみじゅうたん。
ラグを選ぶ上で色柄はもちろん大切ですが、直接肌に触れるインテリアだからこそ肌触りの確認も大切です。
お近くのお店でぜひ実物をご体感ください。
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