今日もスッキリ目覚められましたか?
以前、睡眠の質を向上させる2つのポイントの1つ『光』について紹介しました。
今回は、もう1つのポイントである『温度と湿度』についてのお話です。
ここでも重要になるのが「天然素材」です。
この「天然素材」との関係もご紹介します!
前回の記事はこちら↓
睡眠の質の向上と天然素材との関係~人間らしい暮らし方~
睡眠の質の向上と天然素材との関係② 目次
- 睡眠と『温度と湿度』の関係とは?
- 睡眠に快適な『温度と湿度』~「寝床内気象」~
- 天然素材で『温度・湿度』を整える
睡眠と『温度』の関係とは?
人は体温が下がると眠くなるのだそうです。
この眠気と体温の関係が分かる例を少しご紹介します。
赤ちゃんや子供が眠そうにしている時に、手足を触るといつもより温かくなっている、という経験はありませんか?
これは、眠くなる前に体内の熱を手足から放出し、体温を下げようとしているのだそうです。
もちろん、大人も同様のことが起こります。
また、よく雪山で遭難している人が「寝るな!寝たら死ぬぞ!」と体をゆすっているシーンを目にしたことがあると思います。
このセリフにはしっかり理由があります。
人は極度の寒さにさらされることによって、血圧が下がり、血中の酸素が薄くなり、意識が薄れていきます。人は寝ている時のほうが体温が下がるため、そこで寝てしまうと低体温症になり、死に繋がるのだそうです。
ここで分かる通り、「眠気」と「温度(体温)」は非常に関係があります。
そのため、お風呂に入って体温が下がってくると人は眠くなるのです。
そのタイミングで寝るとスムーズに快適な眠りに入ることができるのだそうです。
そして、寝ている時の温度と湿度も重要です。
つまり、ふとんの中の温度と湿度ということです。
では、睡眠に快適な温度と湿度はどのくらいなのでしょうか?
睡眠に快適な『温度と湿度』~「寝床内気象」~
寝具メーカー・東京西川の研究機関である日本睡眠科学研究所が行った実験によると、睡眠に快適な寝床内温度、つまりふとんの中の温度は33±1℃。
寝床内湿度、ふとんの中の湿度は50±5%(RH)である、とのことです。
そのため、寝具は保温性・吸湿性・放湿性に優れたものを選ぶのがおすすめです。
また、季節や室温に応じて寝具の種類や素材の組み合わせを変えることも重要なのです。
『快適な眠りの条件』として、この寝床内気象以外にも、前回の記事の「光」、寝室の広さ、色彩、照明、騒音など、さまざまな要因が影響を及ぼし、それらを考慮することで快適な寝室環境ができるとのことなのです。
天然素材で『温度・湿度』を整える
先にも書いた通り、睡眠に快適な『温度と湿度』を保つためには、保温性・吸湿性・放湿性に優れた寝具を選ぶのがおすすめです!
その保温性・吸湿性・放湿性に優れた素材が、ハグみじゅうたんにも使われている『ウール』です。
ウールは人間の髪の毛のキューティクルに似たウロコ状の構造をしています。これが開いたり閉じたりすることで、湿度を調整してくれます。
もちろん、保温性もあるため、快適な睡眠環境を作ってくれます。
私はウールのベッドパッドを入社当初から使っています。
使い続けて、もう、6年になります。
もちろん、ハグみじゅうたん同様で、オールシーズン使えます。
たまに風通しのいいところに干すくらいです。
1日干すだけで、空気が入り、お布団同様にふっくらします。
この弾力のあるクッション性が体を支えてくれて寝心地も◎です!
また、春~秋にかけては、オーガニックコットンのガーゼケットを使っています。
何よりもずっとすりすりしていたくなるやわらかい肌ざわりが気に入っています!
しかも、軽くて薄いのですが、一枚でもほんわか温かく気持ちいいのです。
肌寒くなる秋口まで使っています。
あまりに気持ちいので、色違いで購入し、シーツとしても使っちゃってます。
ガーゼケットのサンドイッチ状態です(笑)
挟まれた時は至福の時です・・・。
最近、改めて、寝具だけではなく、身に着けるパジャマが大切だと知りました。
次はパジャマもコットンのものにしようと、いろいろ探し中です!
皆さんも睡眠の質を向上させる1つの方法として、天然素材を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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