近頃太陽がますます元気になって、紫外線が気になる季節になってきましたね。
みなさんは日焼け対策していますか?
最近は本当にさまざまな日焼け防止グッズも出てきて、世の中の日焼け防止に対する意識もかなり高まって来ている時代だと感じます。
そんな中、ハグみじゅうたん事務局ではウールラグに紫外線をたっぷり浴びせる【日焼け実験】をしています。
【ウールラグ日焼け実験】ラグは天日干ししても大丈夫? 目次
- ウールラグの日焼け実験にあたって
- 今回実験するラグはこちら
- 27時間、日に当てた結果…
- 【ウールラグ日焼け実験】ラグは天日干ししても大丈夫? まとめ
ウールラグの日焼け実験にあたって
この季節、ラグのお手入れに関する質問の中で、「天日干しはしてもいいんですか?したほうがいいんですか?」という質問は特によくいただきます。
↓こちらの記事でもお伝えしていますが、基本は「陰干し」を推奨しています。
【ハグみじゅうたんのお手入れ】天日干しと色褪せについて
なぜなら、天日干しは紫外線による退色(色褪せ)の原因になるからです。
しかし、天日干しによって紫外線による殺菌効果があることや遠赤外線により絨毯の内側からしっかり乾くといったメリットがあるのもまた事実。
上の記事では「天日干しは短時間であれば大丈夫です」とお伝えしていますが、実際どれだけ日光に当てたら退色などの変化が起こるのでしょうか。
そこで今回、ハグみじゅうたんを日光にさらし続ける実験をしました!
今回実験するウールラグ
今回実験するウールラグは2種類。
・てざわりシリーズER6188
原毛(染めていない羊の毛)を用いて織られているじゅうたんです。
原毛のウールラグの特徴として、「黄変」と呼ばれる、日光(紫外線)による色の変化があります。
▼原毛のウールラグについてはこちら。
原毛(げんもう)ウールのラグ・・・染色していないナチュラルな羊毛の絨毯
このラグの、白~グレーの部分をカットして実験に使用しました。
・てざわりシリーズER6169
こちらは赤色のじゅうたんです。
赤色は、一番日焼けによって退色しやすいと言われている色です。
今回は、一番変色しやすそうなこの二枚を使って実験しました。
このように半分隠して、、、
よく晴れた日の、特に日差しの強い時間に日に当ててみました!
27時間、日に当てた結果…
4日間、日差しがとても強い時間(一日6~7時間ほど)に、日に当ててみました。
その結果がこちらです。↓
・てざわりシリーズER6188(原毛)
ほとんど変わりはないですが、日焼け後はすこし色が淡くなっていますね。
・てざわりシリーズER6169
こちらはがらりと変わりました!
はっきりした赤色の発色から、落ち着いた茶っぽい色に変化しました。
ちなみに、どちらも触り心地の変化はほとんど感じられませんでした。
【ウールラグ日焼け実験】ラグは天日干ししても大丈夫?まとめ
使っていく中でウールラグの表情が変わっていくのを楽しむのもひとつなのですが、色褪せが気になる気にされる場合は2,3日天日干しをし続けることは避けた方が良いでしょう。
ただし、今回は特に日差しが強い日に集中して日焼け実験を行いました。天気などの環境や、絨毯の個体差によってこの結果は変化する可能性があります。
ご了承ください。
実は今回・・・日焼けするまでにもっと時間がかかるだろうと思っていました。
次回の日焼け実験ではより正確に調べるために、短時間ごとに日焼けの経過を見ていきたいと思います!
★↓追記2017.09 より細かく実験してみました!ぜひご覧ください。
【ウールラグ日焼け実験Ⅱ】ラグはいつから変色するの?
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