ハグみじゅうたんは手仕事で丁寧に作られたウールラグ。織り密度が高く、丈夫な作りのため、痛んだりしても修理して長く使っていくことができます。
本日は、お客様からご相談いただいたタバコの焦げ跡の修理事例をご紹介いたします。
【ハグみじゅうたん修理事例】タバコの焦げ跡のウールラグ 目次
- 修理事例 タバコの焦げ跡
- こんな時はどうしたらいい?修理の依頼方法
- ハグみじゅうたんは燃えにくい!防炎ラベルについて
- 【ハグみじゅうたん修理事例】タバコの焦げ跡のウールラグ まとめ
修理事例 タバコの焦げ跡
今回ご相談いただいたのはタバコの焦げ跡です。
焦げた部分は削りとっていますが、表面に薄茶色の焦げ色と凹みがある状態になっています。
こういった場合は、パイル(毛足)を入れ替えることで修理ができます。
ただし、ハグみじゅうたんの糸は染めていない糸も染めている糸も、まったく同じものはありません。糸を入れ直した箇所は少し色が違います。
修理することで、こんな風に焦げ跡が目立たなくなりました。
※ウールはもともと燃えにくい(燃え広がりにくい)という性質を持っています。そのため、余程のことが無い限り、裏面まで燃えて穴が空いてしまうほどにはなりません。
↓↓↓ 他にも、ワンちゃんに噛まれたハグみじゅうたんの修理事例をご紹介しています。
【ハグみじゅうたん修理事例】ワンちゃんに噛まれたウールラグ
こんな時はどうしたらいい?修理の依頼方法
もしハグみじゅうたんがペットに噛まれてしまったり、今回のご依頼のようにタバコの焦げ跡をつくってしまったりしたら・・・
そんな時は、ハグみじゅうたん事務局までご相談ください!
お電話でも、メールでも結構です。その際は、どんな状態なのか詳しくお聞かせください。
また、ラグの表と裏面の写真を撮ってお送りください。
もし「こんなものは直せないだろうな」と思っても、一度ご相談してみてくださいね。
ハグみじゅうたん事務局: 0250-22-0606
写真の送付先: info@coblin.jp
ハグみじゅうたんは燃えにくい!防炎ラベルについて
ハグみじゅうたんは、防炎性能試験において「防炎物品」として『適合』となっています。
マンションなど、高さ31メートルを超える高層建築物では、カーテンやラグ、絨毯は消防法の防炎規制に定められた「防炎物品」を使用することが義務付けられています。
その他にも、旅館やホテル、病院などの不特定多数の人が出入りする建築物では防炎物品の使用が義務付けられています。
「ハグみじゅうたん」は第三者機関による防炎性能試験を実施し、「防炎物品」として「適合」となっています。
ですが、薬品による防炎加工を行っているわけではありません。上質なウールを使い、ウールの特性を活かしたつくりをしているおかげで、加工をしなくても防炎物品として認められる性能があるのです。
↓↓↓ 素材による燃え方の違いを実験してみました↓<動画あり>
ラグの燃焼実験動画 ~ウール・綿・化学繊維の比較~
※「防炎」は「不燃」とは異なり、あくまでも「燃えにくい」という性能を示す用語であり、繊維等が小さな火源に接しても容易に燃え上らず、もし着火しても際限なく燃え広がらないことを意味しています。(日本防炎協会様ホームページより)
※「防炎ラベル」の貼り付けも可能です。ご希望の場合は、お問い合わせください。
playlist_add_check【ハグみじゅうたん修理事例】タバコの焦げ跡のウールラグ まとめ
手仕事絨毯は、修理しながら長く使う事ができます。
ウールラグには燃えにくい性質がある、表面が焦げても穴にはなりにくい。
ハグみじゅうたんは糸を入れ直す修理ができます。
使うほどに愛着の湧くハグみじゅうたん。
上質な素材でつくられたモノは、「素材の寿命が製品の寿命」といってもいいほど長く使う事ができます。
でも、長く使っていけば、汚してしまうこともあるし、経年変化で傷むこともあります。
やんちゃなワンちゃんネコちゃんがいたずらしてしまうことも・・・
そんな時は、是非ご遠慮なくハグみじゅうたん事務局にご相談ください。
出来る限り、修理やメンテナンスさせていただきます!
↓↓↓ 今回修理したグレーのグラデーションのハグみじゅうたんはこちら
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