『絨毯』『カーペット』『ラグ』それぞれの違いと絨毯・ラグの失敗しない選び方

投稿日:2023年2月21日 更新日:2024年4月8日|絨毯・ラグ・玄関マットの基礎知識

リビングに敷かれた絨毯
リビングやキッチンなどの「床の敷物」といえば、絨毯(じゅうたん)やカーペット、ラグといったものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

この3つには「どのような違いがあるのか」「何を基準にカーペットなど呼び名を変えるのか」などがあり、一度は疑問を持ったことはありませんか?

そこで今回は、絨毯とラグの違い、ラグカーペットの違いをはじめ、ステップ別の絨毯の選び方、ラグの選び方など、ハグみじゅうたんについてご紹介します。絨毯・ラグ・カーペットの違いを知ることで、自分に合ったものを選びましょう!

 

絨毯・カーペット・ラグは何が違うの?絨毯とカーペットの違い、ラグカーペットの違い、絨毯マット違いなど

絨毯やカーペット、ラグという呼び名は、サイズや敷く場所などによって変わります。それぞれ、どのような違いがあるのでしょうか?

カーペットとは

カーペットとは繊維製などの床敷物全般を表す総称で、イメージとしては室内、オフィスや廊下の床全体に敷き詰められた敷物のことを呼びます。床をカバーする大きさが必要なので3畳より大きいサイズとなり、床全面に敷いているのが特徴です。

床全体を覆うカーペットは大きさも必要な為、機械で織られたものが多く、ホテルや式場、レストランなどでは統一感や高級感を演出できます。オフィスなどでは、オフィスチェアのキャスター使用も考慮された耐久性がある製品を良く見かけます。

また、床面全体に敷きこむために施工が必要な場合が多く、敷き替えやメンテナンスが難しく、掃除や劣化後の処理が大変というデメリットもあります。

敷き込みカーペット

床全体に敷き込んだカーペット


 

絨毯とは

絨毯とは屋内空間に敷く織物の中でも「絨」は厚手の柔らかい毛織物、「毯」は毛織の敷物のことで、毛織物で厚手のパイルがある敷物をおもに絨毯と呼びます。サイズは、3畳より大きいことなどはカーペットと同じです。

イメージとしてはペルシャ絨毯やパキスタン絨毯、中国段通など、手織りや手機織りなどを中心とした織物を指すのが一般的で、ハグみじゅうたんも、この部類に入ります。

なお、ウールやシルクを素材として、一本一本手結びで織られているペルシャ絨毯や中国段通は、世代を超えて長く使えるのが特徴です。

手織り絨毯(ハグみじゅうたん ており2ndCOLLECTION)をソファー前に敷いた様子

パイルがあり厚みもある手織り絨毯(こちらの絨毯を詳しく見る

 

ラグとは

ラグとは繊維製床敷物や革製敷物などのなかでも室内に部分的に敷く敷物を指します。サイズは3~4畳未満から。一般的にはリビングに敷くものを「ラグ」といい、玄関やキッチンに敷くものは「マット」と表現します。

リビングに敷くラグはパイルがあるものから薄手の平織なども含まれ、価格も高いものから(価格の高い手織りの敷物は絨毯と呼ばれる場合が多い)安いものもあり、部分的に敷いている分、交換やメンテナンスも容易です。ラグを敷くだけでインテリアや空間の一体感を演出できたり、敷き替えて季節感を楽しんだりするなど、さまざまな使い方ができるのが特徴です。

リビングに敷いたラグ

リビングに敷いたラグ絨毯

 

【ステップ別】絨毯・カーペット・ラグ 選び方

絨毯に寝転ぶ赤ちゃん

ハグみじゅうたんに寝転ぶ赤ちゃん(福岡県H様 お客様の声より)

カーペット・絨毯・ラグ、それぞれの違いがわかったところで、次に知りたいのは「選び方」ではないでしょうか。

実は、選び方には「決める順番」というポイントがあり、これを間違えてしまうと場合によっては買い直さなければいけないこともあるのです。

ここでは多くのお客様を見てきた経験豊富な事務局のスタッフが、ステップ別に絨毯・カーペット・ラグのおすすめの選び方をご紹介します!

 

ステップ1.誰とどんな風に過ごしたいかイメージする

まずは家族構成やライフスタイルから、絨毯やラグなどに求めるものを決めましょう。

例えば、小さなお子様がいるご家庭なら、「転んだときにしっかり受け止めてくれる厚みのあるふかふかタイプが必要」、あるいは「アレルギーがあるから絶対に自然素材がいい!」などの希望があるかもしれません。

ほかにも「ゴロゴロしたい!」「ソファーで過ごすことが多いから、ラグは足元だけで良い」という方もいるでしょう。

誰とどんなふうに過ごしたいかによってその後の選ぶ基準が異なるため、通販などで購入する際は図柄やデザインから決めるのではなく、購入する目的をしっかり考えてイメージすることが大切です。

 

ステップ2.敷く場所を選ぶ

ステップ1.でイメージができたら、絨毯やラグを敷く場所を決めましょう。

リビングにあるテーブルの下に敷く、ソファの前に敷く、ダイニングテーブルの下に敷くなど、ステップ1.で考えたイメージをもとに決めていきます。

絨毯やラグを敷く場所や使い方によって大きさや機能性、色や素材など選ぶものが変わるため、ここでは具体的に決めておくことをおすすめします。

リビングに敷いたハグみじゅうたん てざわりCOLLECTIONシリーズ

ソファの前に敷いたアクセントラグ・絨毯(こちらの商品を詳しく見る

 

ステップ3.柄・カラーを選ぶ

カーペット、絨毯やラグの柄・カラーは種類が豊富で、黒、白、グリーン、ベージュなどたくさんあるため、どれを選べば良いのか迷う方が多いようです。

選ぶポイントとしては、お部屋全体に敷きつめるカーペットは、部屋に対し視覚的要素の強い柄とカラーは1つに絞るということが重要です。

逆にポイント敷きのラグ・絨毯の場合は床の色合やお部屋の全体の色調合に統一しすぎるとアクセントとして物足りないと感じる方が多いので好きな色合いや柄をチョイスするのもおすすめです。絨毯やラグの柄・カラーを部屋のアクセントとして考えるのか、家具やソファなどとの統一感を出したかにより、自分に合ったおしゃれなラグ、絨毯を選ぶとよいでしょう。

ラグを敷いていないリビング

ラグを敷いていない場合。色どりが少なく感じるかも知れません


アクセントラグを敷いたリビング

お部屋のポイント敷きのアクセントカラーのラグ(こちらの商品を詳しく見る

 

ステップ4.機能性や素材を選ぶ

絨毯やラグには、「防ダニ加工」・「防音カーペット」・「抗菌防臭機能」・「防炎加工」など、毎日の生活を快適にする機能が備わっているものもあります。

ただし、機能性ラグの様々な加工は化学薬品を使用して処理されます。化学物質過敏症の方やアレルギーなど気にかけている方は、事前に確認しましょう。

例えば小さなお子様がいるご家庭なら、薬品を使用した防ダニ加工のラグや絨毯より、裏面に糊止めなどをしていない通気性の良い絨毯・ラグがダニの発生も少なく良いのではないでしょうか。また防音効果を高めたいマンションなどの場合は、密度の細かい厚手のラグ・絨毯、カーペットを選ぶことでより快適な生活空間になります。

機能性を選ぶ際は、「絨毯やラグを敷く場所に必要な機能性は何か」ということを考えて決めるのが大切です。

また、絨毯やラグの素材としては、安価で大量生産できる化学繊維の中でも耐久性に優れたナイロンをはじめ、流通量が多いポリエステルやポリプロピレン、ウールのような風合いのアクリルなどもありますが、おすすめは天然素材のウール(羊毛)です。

天然素材ウール(羊毛)の特徴として、上質なウールは夏は涼しく冬は暖かいという機能に加え室内の湿度調整にも役立つことや耐久性の高さから、ラグ、絨毯の素材として高い人気があります。

 

ステップ5.サイズを選ぶ

絨毯・ラグ選びの最終ステップでは、部屋全面に敷くのか部分敷きにするのかなど、サイズを決めていきます。

一般的な8畳以上のリビングなら部分的に敷くラグ・絨毯のサイズは3畳前後の大きさ150×200、170×240、200×250などを選んだほうが、バランスが良くおすすめです。

最適なサイズがわからない場合は、遠慮なくそのお店のスタッフに相談しましょう。豊富な経験をもとに、イメージや目的に合ったサイズを教えてくれますよ。またご新築やリフォームなら図面を持参すれば最適なサイズのアドバイスが受けられると思います。

もし既製のサイズがない場合には、必要なサイズに合わせてカットしてくれる、サイズオーダーカットを検討するのもよいでしょう。

 

天然素材にこだわったハグみじゅうたんの商品とは?

リビングのラグ(ハグみじゅうたん)で寛ぐ親子

ここまでのところで絨毯・カーペット・ラグの違いや、選び方のポイントについてご紹介してきましたが、参考になったでしょうか?

ここからは、天然素材の上質ウールにこだわった「ハグみじゅうたん」のなかから、人気の高い商品をご紹介します。

 

てざわりシリーズ / てざわりCOLLECTIONシリーズ
上質ウール100%ラグ


寝心地、座り心地にこだわり、厳選した上質な天然のウール100%素材で織った厚みのあるじゅうたんです。手機織り絨毯のなかでも密度を細かくしているため、肌触りも楽しめるのが特徴です。

玄関S~LLまでキッチンマットも含めて9つのサイズ展開がある「てざわりシリーズ」と、玄関S~LLまで6つのサイズ展開がある「てざわりCOLLECTIONシリーズ」は、どちらも約13mmの厚みがあるため、リビングのほか子供部屋のラグとしてもおすすめです。

なお「てざわりCOLLECTIONシリーズ」は、「てざわりシリーズ」よりも織り柄が繊細で美術性も兼ね備えている絨毯です。

てざわりシリーズ・てざわりCOLLECTIONシリーズとも、お客様からは「手触りが良く、色の風合いもとてもナチュラルで素敵」「家族みんながハグみじゅうたんの上で過ごすことが多くなった」「温かな優しい風合いでリラックスした気持ちに包まれる」などのお声をいただいています。

 

ておりシリーズ
厳選されたウール100%ラグ


熟練の職人さんが一点一点手結びで織り上げる「ておりシリーズ」は、ハグみじゅうたんのなかでも最上級の絨毯です。織り上げる日数も150×200サイズで2か月ほど、170×240サイズで3か月ほどかけて一枚一枚丁寧に織り上げられています。

上質な肌触りを楽しめる、なめらかな風合いに仕上げた「ておりシリーズ」は厚さ約9mm、玄関SS~LLまで8つのサイズ展開があります。

夏もサラッとした使い心地でメンテナンスも簡単なので、リビングやダイニングのラグなど、寝転がる場所全般におすすめのオールシーズン使える一枚です。密度も細かく織り上げているので丈夫で永く愛用でき20~40年近くの使用が見込めます。また使うほどに毛質も柔らかくなり汚れも付きにくく落としやすいので、小さい赤ちゃんや室内でペットを飼っている方にも多く愛用頂いているシリーズです。

お客様からは「出産をきっかけに、赤ちゃんの成長とともに長く使えて居心地が良いものをと思って選びました」というお声もいただいています。

 

ており2ndCOLLECTIONシリーズ
厳選されたウール100%ラグ、厚みのある「ふかふかラグ」


ておりシリーズの上質さ耐久性はそのままに、長めの毛足にすることで触り心地により一層こだわりました。手結びで織り上げる美しい光沢と、水彩画のような繊細な色彩が特徴です。

ており2nd COLLECTIONシリーズは約14mmの厚みがあるため、リビングなど寝転がる場所全般におすすめの一枚で、M・L・LLの3つのサイズ展開となっています。

お客様からは「触り心地が良かったので決めた」「手触りが良く、赤ちゃんにも良さそうだと思って購入した」などのお声をいただいています。

 

リバーシブルシリーズ
平織りウール100%ラグ


リバーシブルシリーズは麻のようなシャリ感が楽しめる少し固めの平織りタイプですが、表裏が同じ図柄なので、リバーシブルで使える絨毯です。

厚みを抑えてあるため、ダイニングテーブルのラグや学習机のフロアーマットとして使うのがおすすめです。

なお、リバーシブルシリーズには「リバーシブルstripe」と「リバーシブルyeni」があり、S・M・Lの3サイズ展開となっています。

また、「リバーシブルyeni」は伝統的なキリムをカジュアルに再現し、さまざまなシーンに合わせることができる絨毯となっています。

お客様からは「ストライプが素敵で、寂しかった部屋が明るくなった」「伝統的なキリムのデザインと、リバーシブルな点に目が留まりました」などのお声をいただいています。

 

自分のライフスタイルに合ったラグ・絨毯を選ぶことが大切!

絨毯やカーペット・ラグを購入するなら、自分に合ったものを選びたいですよね。まずはそれぞれの違いを知っておくことが大切ですが、選び方のポイントも忘れないようにしっかり覚えておきましょう。

 誰とどんな風に過ごしたいかイメージする
 敷く場所を選ぶ
 柄やカラーを選ぶ
 機能性や素材を選ぶ
 サイズを選ぶ

ハグみじゅうたん公式サイトへ

 

【ハグみじゅうたん オンラインショップ】

肌ざわりの良い自然素材ウールのじゅうたんで『おうち時間、もっと快適』

ハグみじゅうたん - ロハスな手仕事ラグ 天然ウール素材の絨毯・カーペット

この記事をシェアする

forum お問い合わせはこちら

ご不明点などございましたら、ハグみじゅうたん事務局までお問い合わせください。
------------------------------------------------------
【ハグみじゅうたん】事務局
TEL: 0250-22-0606
------------------------------------------------------