ラグとカビ、対策と“ハグみじゅうたん”

投稿日:2020年8月11日 更新日:2023年7月6日|お手入れ

暑い日が続きますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
マスクの着用無しではまだまだ不安な日々ですが、こう暑いとそれ自体、かなり負担がありますし、そう感じている方も多くいらっしゃるかと思います。
人との適切な距離を保ちつつ、状況によってマスクを外しながら、熱中症には気を付けていきましょう!

日本の夏と言えば、高温であることはもちろん、湿気が多いことは周知の事実であると思います。
梅雨の時期と比べるとまだいいのかもしれませんが、肌がベタベタしたり、湿気が高い事に対して良い印象を持っている方は多くはないと思います。

今回のテーマは「ラグとカビ」ですが、この湿気が大いに関わるため、条件や特徴、有効な対策など、必要な情報を得て実行することで撃退していきましょう!

ラグとカビ、対策と“ハグみじゅうたん” 目次

  • カビの生態
  • 有効な対策
  • 環境づくりとラグ選び
  • ラグとカビ、対策と“ハグみじゅうたん” まとめ

 

カビの生態

カビと聞いて存在自体知らないという方は少ないと思いますが、カビを説明してと言われるとどうでしょう?
それなりの説明は出来るかと思いますが、それが正しい情報なのか私自身、不安に感じるところがあります。

では、カビのがどういったもので、どんな特徴があるのか調べてみましょう!

カビとは、微生物群の一種で、菌の仲間です。
カビは菌の仲間で、約10億年程前から生息していると言われています。
カビの方が菌よりも複雑化しており、生きる力が強く、環境が悪くても生きていけるのです。
菌糸と言われる部分から栄養や水分を吸収し、またそこから胞子を作り、空気中を舞って移動します。
その胞子が栄養や水分を吸収し、また新たな場所で育ちます。

これだけ聞いただけでも、すでに不安な気持ちになるのは私だけではないと思います。。。

カビの胞子はどんな空間でも漂っており、それ自体は大きな問題ではないと言います。
少量を吸い込む分には問題ありませんし、体内に入ったからといってすぐに問題が発生するような強い毒ではありません。
ただし、カビが付いている食べ物を口にしたり、大量の胞子を吸い込むことで、喘息やアトピー性皮膚炎など、アレルギー性疾患の原因となる場合もあります。
免疫力が極端に落ちている人が吸い込むと、感染症発症の可能性もあるようです。

見た目も悪く、臭いも発生します。
湿度が高いところから物を引っ張り出したときにその臭いを感じた経験もあるのではないでしょうか?
また、カビはダニの餌になりやすいと言われているため、間接的に健康に害を与える可能性も非常に高いです。

ここまで聞くと、不安がかなり大きくなりますよね。。。

▼詳しくはこちらのブログ記事もご覧ください▼

梅雨のおうち時間を楽しむために~ウールじゅうたんの湿気対策~

 

有効な対策

では、ここまで感じた不安を少しでも解消するための対策を考えていきましょう。
前の項目でお伝えしたことを考えると、ご自宅の端から端までカビが発生しないような環境を作るのは容易でないように感じます。
ただし、生殖しにくい、増殖しにくい環境を作っていく事は出来るのではないでしょうか?

・温度の対策
生息するのに最適な温度が25℃と言われています。
とはいえ、自宅で24時間常に同じ温度に保つことや、生息しにくい温度に保つことは難しいと思います。
温度の調整で対策をするというのは現実的ではないかもしれません。。。

・湿度の対策
対策のポイントとしては、この湿度が重要と考えます。
一般的なカビは湿度80%以上を好むと言われています。
乾燥状態を好む一部のカビでも65%は必要とのこと。
カビは湿度の高い環境を好み、場所を変えながら生息するという事になりますね!

という事は、ご自宅でどれだけ湿度を低く保つことができるかという事になります。
湿度についても常に維持していくのは大変ではありますが、湿気の溜まりやすい箇所に乾燥材を設置するなど、比較的対策がしやすいことではあります。
湿度を調整してくれるウール製のじゅうたんを敷いてみるのも一つの対策と言えますね!

・栄養の対策
カビが何から栄養を摂取しているか。
それはタンパク質、炭水化物、油脂などの有機物です。
主に皮脂やホコリ、食べこぼしなどですが、ご自宅での生活の中で必ずと言っていいほど出てしまうものばかりですね。。。

これもどれだけ清潔に保てるかという事になりますが、大事なのは清潔に保てる環境を作るという事です。
もちろん掃除は日常的なことですので、必須の条件になりますが、カビが怖いあまり、1日に何度も掃除をしたりといったことでは大変ですし、これも現実的ではありません。
掃除がしやすい環境を整えたり、1回の掃除でよりキレイにできる条件が整った部屋にすることです。

たとえば・・・
静電気が発生しにくい、天然素材のインテリアを選ぶことでゴミが残りにくい環境にする。
ラグを敷くことで空気中に舞うゴミの量を抑える。
通気性の良いラグを選び、掃除機でも吸い込みやすい、湿気の溜まりにくい環境にする。
などなど。

より良い環境に近づける方法はたくさんあります!

▼詳しくはこちらのブログ記事もご覧ください▼

ウールカーペット、絨毯のカビ対策・予防法

 

環境づくりとラグ選び

前の項目でもお伝えした通り、カビが発生しにくい環境を作るために、ラグの選び方も大切なポイントと考えています。

・お部屋にラグを敷く
ラグを敷くことで掃除しにくい、逆に汚れがたまってしまうと認識している方もいらっしゃいますが、清潔な環境を保つためにはラグを敷くことをオススメしています。
カビの胞子も含む、細かいゴミなどのハウスダストは人が歩いたり動くたびに空気中に舞います。
そのため自宅には常にそれらが舞っていいるという事になりますが、時間と共にゆっくり落ちてくる中で、ラグを敷くことによって落ちたハウスダストを押さえつけてくれます。
ラグの上に落ちたハウスダストを掃除機で吸っていただくことで、部屋も空気もキレイに保てるというメリットがあります。
旅行先でのホテルを思い出してみると、床一面カーペット敷きになっているところが多いことに気付きます。
部屋を清潔に保つための知恵の一つなのですね!

・接着剤の使用を極力抑え、裏地に加工がなされていないラグを選ぶ
これは裏を返すと通気性の良いラグを選んでほしいという事です。
ラグを選ぶときに色やデザイン、触り心地など色々な基準があると思います。
その選ぶ基準の中に「裏側を見る」という事も加えてほしいと考えています。
表面だけ見るとわかりづらい、接着剤の存在や加工に気付けると思います。
接着剤で固めているラグが悪いという事ではないですが、極力加工を施していないラグと比べ、通気性が悪く、湿気がこもりやすいデメリットもあります。
また、そのことで食べこぼしなどのゴミを残してしまう事もあり、カビの発生しやすい環境になる恐れもあります。

・天然素材のラグを選ぶ
よりきれいに掃除をするという観点でこの項目を考えています。
天然素材の物は、化学繊維のものと比べ、静電気が起こりにくいという特徴を持っています。
せっかくラグに落ちたハウスダストが静電気によって強力に抑えつけられてしまうと、掃除機で吸っても取れないことがあります。
そのことで、残ったゴミを栄養にカビの繁殖を手伝ってしまうことも考えられます。
また、天然素材の物は調湿作用と言って、空気を吸ったり吐いたりすることで、湿気を調整することができます。
まさにこのテーマにピッタリですね!

たくさんのラグがある中で、カビが発生しにくい環境、部屋を作るという事を基準に選択をするのもいいかもしれませんね。
「ハグみじゅうたん」は天然素材、手作りという事にこだわっています!
この“カビ”への対策としても、環境を作っていただけるお手伝いができると思います。
暑い夏だからこそ、ウール製のハグみじゅうたんを是非、体感していただきたいと思います!

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ラグとカビ、対策と“ハグみじゅうたん” まとめ

カビの生態を知ることで基準を考える
有効な対策でカビを撃退
ラグの選び方、オススメの“ハグみじゅうたん”

 

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