こんにちは!
ハグみじゅうたんの生産地から、久しぶりの投稿です。
私たち生産管理スタッフは検品や新作の確認、改良のための打ち合わせなど、頻繁に生産地に行きます。
生産地の工房と協業でものづくりをしていると、いつもたくさんの発見や新しい気づきがあります。
毎回小さくても工夫を重ね、良い絨毯ができるように奮闘しています。
今回は劇的に「質が向上した」と感じた点をご紹介!
【生産地だより】手仕事絨毯の検品 2018年3月 目次
- 「事前検品」の質が劇的に向上
- 大きな金属検知器の導入
- ガタガタ道路が舗装され、移動時間が短縮!
「事前検品」の質が劇的に向上
「事前検品」とは、私たち生産管理スタッフが検品を行う前に、工房の職人さんたちがあらかじめ検品をしてくださることです。
工房のスタッフには、これまで何度も何度も、日本人の求める品質についてお伝えしてきました。
家の中では靴を脱いでリラックスすること、絨毯の上でちょくせつ「ごろん」と寝転ぶこと、など日本人ならではの床に近いライフスタイルを伝え続けてきました。時には織りあがったハグみじゅうたんの上で職人さんと一緒にゴロンしてみたり・・・
「どうしてそんな細かいことを気にするの?」
と初めは思っていたかも知れません(笑)
でも劇的な質の向上は、「事前検品」に着実に表れてきています。
今回特に感じたのは、私たちが検品をして、基準に満たないものがほとんど無いということ。本当に細かいトラブル等も見過ごすことなく対処が出来るようになっています。
「Good」という言葉に、真剣な表情で検品していた職人さんたちにも笑顔が。
ハグみじゅうたんの工房はいくつかあるのですが、どの工房でも本当に質が向上しています。
工房スタッフ、職人さんに感謝です!
大きな金属検知器の導入
検品の道具も劇的に変化しました。
一部の工房では、大きな金属探知機を導入しました。空港で人が通り抜けるあれ、あの丸いやつです。(でわかるかな?写真を撮り損ねてしまいました)
ハグみじゅうたんは手仕事で丁寧に仕上げる絨毯です。なるべく環境に負荷をかけない昔ながらのやり方で織り上げ、検品の時には手でまんべんなく触って肌ざわりや織り不良のチェック、金属の混入がないかなどを確かめます。
製作工程そのものが決して効率の良いやり方ではありませんが、作り方を変えない理由があるのです。
ですが、金属の混入チェックについては別です。大きな探知機は絨毯を丸ごと通すだけで金属の混入を探知できます。これは劇的な変化です。
金属が混入することなど滅多にないことですが、あったら大変。だから、大きな金属探知機、とてもありがたい!
ガタガタ道路が舗装され、移動時間が短縮!
絨毯の製作とは直接関係ありませんが、各工房へ向かう途中の道路がどんどんきれいになっています。
道が良くなったことで、移動時間が劇的に短縮できています。そのおかげで、製品をよりよくする為のミーティングや、検品により時間を割くことができるようになりました。
ひとつ一つは小さなことかもしれませんが、日々変化し、向上していきます。
また次回をお楽しみに!
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