カーペット滑り止めが床に張り付く問題を解決!痕が残らないラグ用滑り止めシートをご紹介

投稿日:2016年5月14日 更新日:2023年12月25日|絨毯・ラグ・玄関マットの基礎知識
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絨毯の下に滑り止めを敷いていると、たまに捲った時に滑り止めが床に張り付いてしまっていた そして滑り止めの痕が床についてしまった経験がございませんか?

なぜ張り付いてしまうのか、原因や対処法があるのか気になるところですね。

今回は滑り止め使用時の注意点や、おすすめの滑り止めの選び方、そして痕が付きにくい絨毯・ラグの選び方についてお話ししていきます。

さらには、床に張り付く問題でお悩みの方も、そしてこれからラグ用の滑り止めをお探しの方にも知って欲しい「ラグをピタッと固定する痕が残らない滑り止めシート」も最後にご紹介!

それでは早速みていきましょう。

カーペット用滑り止めが床に張り付いてしまう問題

フェルトタイプ滑り止めシート
滑り止めを使っていてよく耳にするのが、「ラグの下に滑り止めを敷いていたら、床に張り付いてしまった」というもの。たまに絨毯をめくったら、床面がざらざらとしたしていた、べったりとしていたというお話しもお聞きします。

賃貸のアパートやマンションのフローリングだったら、本当に困ってしまいますね。
一体なぜこのようになってしまうのでしょうか。

なぜ床に張り付いてしまう?

さて、滑り止めにも様々な素材のものがありますが、

・ポリエステル(ネットタイプや不織布タイプあり)
・シリコン
・ゴムや合成樹脂
・塩化ビニール
・PVC

などが一般的です。

素材が安価な滑り止めが癒着を起こす原因は、化学反応と加重です。
ウレタン系、アクリル系ラッカー、スチレン製樹脂、塩ビ製品など、いわゆる可塑剤などが滑り止めの素材と化学反応を起こすことがあります。

さらに、上からの圧力(加重)が輪をかけます。
圧力が加わる事で熱が発生し、床に張り付きやすくなってしまうのです。

滑り止めの素材の中でも、特に均一ショップなどで販売されているゴム製のタイプが熱による癒着を引き起こす傾向があります。
特に日当たりの良いお部屋でゴム製の滑り止めを使用するのは避けたほうが良いでしょう。

市販の滑り止めの他に、ラグ自体の裏面の滑り止め加工が熱などでフローリングに張り付いてしまうこともあるようです。

一度フローリングに張り付いてしまった滑り止め樹脂は、「マジックリン」や「マイペット」等で落とせる場合もありますが、溶けて張り付いてしまったゴム製の滑り止めを綺麗にはがすのはとても困難です。大切なお部屋の床に滑り止めや裏張りのあるラグの跡が付き、床の補修・修理などしないといけなった場合もとても高額な費用となります。

滑り止めが床に張り付かないための対処法

①時々裏面をめくって確認

半分めくる2
今お持ちの滑り止めと絨毯で取り急ぎ対処できる方法としては、時々絨毯を捲り、滑り止めが張り付いてしまっていないか、またはその予兆がないかを確認することです。

加重により熱が発生してべたつく事が多い為、例えば定期的に滑り止めやラグの位置を少しずらす、普段座る場所を少し変えてみる等していただくと良いでしょう。

しかし、こちらの方法を根本的な解決には至りません。

他に2つの方法をおすすめします。

②張り付きにくい素材の滑り止めを選ぶ

そもそも滑り止めの素材が床と相性が悪ければ元も子もありません。

滑り止めが床に張り付いてしまわないためにおすすめしている滑り止めが、フェルトタイプ(ポリエステル製)の滑り止めです。

 

0ba5a452-f281-4fd1-b944-cb61d4086a04フェルトタイプの滑り止め
写真はポリエステルのフェルトタイプ滑り止め 滑り止め効果も優秀です ♪

 

フェルト(不織布)タイプは通気性もあり、ラグやカーペットにプラスで厚みも増すためよりふかふか感を楽しめます。また厚みがあることでラグや絨毯の衝撃吸収性もより高くなると考えられます。

滑り止めの選び方について詳しく!


③裏面に滑り止め加工を施していない絨毯を選ぶ

滑り止めの素材だけに注目しがちですが、実は絨毯の裏面も重要です。

絨毯・ラグのなかでも裏面に滑り止め加工を施しているものがあります。
こちらの加工と床材の相性や、加重による熱によって加工部分が溶けてしまい床に張り付いてしまうことがあります。

そのため、裏面に滑り止め加工をしていない絨毯を選ぶと良いでしょう。

ハグみじゅうたんの裏面

裏面に滑り止め加工のない絨毯


滑り止め加工がないことで、通気性が保たれ、ラグと床の間に熱や湿気がこもりにくくなることでダニやカビの発生も抑制することができます。

大きなサイズのラグや絨毯であれば滑り止め加工がないものでもある程度、絨毯は滑りにくいです。
滑りが気になってしまう方は、対処法②でおすすめしているフェルトタイプの滑り止めと併用していただくと良いです。

▼裏面滑り止め加工を施していないウールラグについては、こちらの記事もご参考に。

ウール(羊毛)のラグ・絨毯は滑りやすい?滑り止めを付けない理由

【ハグみじゅうたん推奨】おすすめのラグ用滑り止め

手仕事でつくられたウールじゅうたん「ハグみじゅうたん」では、ウールのもつ通気性を活かし、揮発性化合物を使わない安心安全の絨毯をご紹介するために裏面をあえて滑り止め加工をしていません。

そのため、日常でお使いいただくなかで、特に小さな玄関マットサイズなどは少し滑りやすいかもしれません。

ウールの調湿効果を活かし、かつ安心できる素材の滑り止めはないのかな…。

実はあるのです!こちらの滑り止めは全国のハグみじゅうたん取扱店、もしくは公式オンラインショップにてお求めいただけます。

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【滑り止め無しの場合と滑り止めありの場合】

ノンスリップ効果をわかりやすく動画で比較してみました↓

サイズと使用枚数について

サイズ

滑り止めのサイズ展開は2種類ございます。

【滑り止め Sサイズ】50×80cm
【滑り止め Sサイズ】80×120cm

絨毯のサイズに合わせた推奨使用枚数

▼玄関サイズ

玄関サイズ滑り止め

st2016_02

玄関マット滑り止め使用例

▼ラグサイズ

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ラグマット滑り止め使用例

絨毯の大きさに合わせて複数使い、はさみでカットするなど、自由にお使いいただけます。

滑り止めも時々お手入れをしてあげることで効果が長持ちします。こちらの記事もご参考ください。

あわせて知りたい!


playlist_add_checkまとめ~ラグ滑り止めが床に張り付いてしまわない為のポイント~

■ 滑り止めを選ぶ時は…
 ポリエステルのフェルトタイプがお勧め

■ 長期の敷きっぱなしは禁物
 時々敷き直してください

■ 絨毯の裏面も注目を
 通気性を保つ裏面に滑り止め加工のない絨毯がおすすめ

特に、日当たりの良いお部屋や、ホットカーペット・床暖房で使用する場合は時々様子を確認しましょう
※ラグやカーペットの裏面も時々掃除機を掛けてあげると良いですよ。

ハグみじゅうたん事務局では、フェルトタイプの滑り止めが一番癒着の可能性が低いと考えています。

気になる方はぜひこちらのページをご覧ください。
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