【羊毛の絨毯は滑りやすい?滑り止めを付けない理由】
では、羊毛の裏面をゴムやラテックスで固めていないじゅうたんの良い所(メリット)をご紹介しました。
今回は、身近なところで起きている滑り止めの問題についてご紹介します !
ラグの滑り止めが床に張り付いてしまわない為に 目次
- ラグの滑り止めが床に張り付いてしまうことがある
- おすすめの滑り止めシート
- ラグの滑り止めが床に張り付いてしまわない為のポイント
ラグの滑り止めが床に張り付いてしまうことがある
よく耳にするのが、「ラグの下に滑り止めを敷いていたら、床に張り付いてしまった」というもの。
賃貸のアパートやマンションのフローリングだったら、本当に困ってしまいますね。
市販の滑り止めの他に、ラグ自体の裏面の滑り止め加工が熱などでフローリングに張り付いてしまうこともあるようです。
さて、滑り止めにも様々な素材のものがありますが、
・ポリエステル(ネットタイプや不織布タイプあり)
・シリコン
・ゴムや合成樹脂
・塩化ビニール
・PVC
などが一般的です。
この中で、特にゴム製のタイプが熱による癒着を起こしやすいのです 。
癒着を起こす原因は、化学反応と加重です。
ウレタン系、アクリル系ラッカー、スチレン製樹脂、塩ビ製品など、いわゆる可塑剤などが滑り止めの素材と化学反応を起こすことがあります。
さらに、上からの圧力(加重)が輪をかけます。
特に、熱による反応は大きいので、日当たりの良いお部屋でゴム製の滑り止めを使用するのは避けたほうが良いでしょう。
一度フローリングに張り付いてしまった滑り止め樹脂は、「マジックリン」や「マイペット」等で落とせる場合もありますが、溶けて張り付いてしまったゴム製の滑り止めを綺麗にはがすのはとても困難です。
おすすめの滑り止めシート
そこで、そうならない為におすすめしている滑り止めが フェルトタイプ(ポリエステル製)です。
フェルト(不織布)タイプは通気性もあり、ラグやカーペットにプラスで厚みも増すためよりふかふか感を楽しめます。
フェルトタイプの滑り止め
写真はポリエステルのフェルトタイプ滑り止め 滑り止め効果も優秀です ♪
フェルトタイプの滑り止めは、プラスで厚みが増すため、ラグや絨毯の衝撃吸収性もより高くなると考えられます。
ハグみじゅうたんの衝撃吸収については、こちらのブログ記事で実験しています。
【ラグの衝撃吸収】ハグみじゅうたん実験レポート
▲ ゆで卵を使った衝撃吸収実験 おもしろいですよ!
ラグ・絨毯用 フェルトタイプ滑り止めシートのお手入れ方法
▲ フェルトタイプの滑り止めシートも時々はお手入れしてあげてくださいね
playlist_add_check【ラグの滑り止めが床に張り付いてしまわない為のポイント】
■ 滑り止めを選ぶ時は・・・
ポリエステルのフェルトタイプがお勧め
■ 長期の敷きっぱなしは禁物
時々敷き直して下さい
特に、日当たりの良いお部屋や、ホットカーペット・床暖房で使用する場合は時々様子を確認しましょう
※ラグやカーペットの裏面も時々掃除機を掛けてあげると良いですよ ~
ハグみじゅうたん事務局では、フェルトタイプの滑り止めが一番癒着の可能性が低いと考えています。
不織布(フェルト)タイプの滑り止め
「滑り止め 不織布」
「滑り止め フェルト」
でも検索してみてくださいね ♪
【2016年10月3日 加筆しました】
ハグみじゅうたんオンラインショップでは、皆様のご要望にお応えして フェルトタイプの滑り止め販売をスタートしました!
▼ ノンスリップ効果で滑り事故を防止
絨毯用 non-slip-mat 滑り止めシート(フェルトタイプ)
▼ 滑り止めシートのサイズごとの使い方例などもご紹介しています。
ラグや絨毯の滑り事故を防止する おすすめの滑り止めシート 前編
ラグや絨毯の滑り事故を防止する おすすめの滑り止めシート 後編
【ハグみじゅうたん オンラインショップ】
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