平織りのラグと毛足のあるラグ。具体的にどう違うの?

 

ハグみじゅうたん事務局のスタッフは、つい当たり前のように「平織り」や「パイル」という言葉を使ってしまいます。
けど、実際それってどういう事? と疑問符を浮かべる方も多いかと思います・・・・・・

そこで、わかりやすく違いを断面の写真でご覧いただきましょう!
「平織り」のリバーシブル・ストライプ、リバーシブル・イエニシリーズ。

敷くとこんな感じです。

CK152リバーシブル・イエニ CK152

リバーシブルタイプの断面が、このようになります。

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平織りのタイプは毛足のあるタイプに比べ、薄い仕上がりです。

o0640042713063639817リバーシブルストライプ 厚さは約5ミリ

白く見える部分はたて糸です。(たて糸部分はコットンです)
経糸に対してウールの横糸がびっしりと織り込まれています。ですので、肌に触れる表面はすべてウールなのです 。

これに対して、毛足のあるタイプはその分厚みがあります。
「毛足(パイル)のあるタイプ」のてざわりシリーズ、てざわりCOLLECTIONシリーズ。

敷くとこんな感じです。

ER6175てざわりCOLLECTION ER6175

断面がこのようになります。
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厚さ約12~13ミリ

o0640042713063639818てざわりシリーズ こちらも白い部分がたて糸です

中央部分の黒い糸は これは、「締め糸」と呼ばれるもので、パイルが簡単に抜けないように補強する役割があります。
てざわりシリーズはリバーシブルではありません。毛足のある方が表面になります。
裏面は・・・使おうと思えば使えないこともないかもしれませんが、かなりチクチクします。

あ、どちらもこのために切ったわけではないですよ~
ハグみじゅうたんはホルムアルデヒドの数値を調べるためのホルマリン検査や防炎検査など、安心安全のために様々な検査をします。その時に切ったものですのでご安心ください。
検査で切ったものも、こんな時に使おうと出番を待っておりました(笑)

 

なかなかじゅうたんの断面を見る機会は無いと思いますが、違いがわかりましたでしょうか ?